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2014 嬬恋・長野原・中之条の春(2)
Spring of Tsumagoi, Naganohara and Nakanojo in Gumma Pref.
青山貞一 Teiichi Aoyama
池田こみち Komichi Ikeda
鷹取敦 Atsushi Takatori

May 15, 2014
Alternative Media E-wave Tokyo
無断転載禁

 常林寺を後にして、これもいつものように国道146号線沿いにある長野原町立西中学校前の枝垂れサクラ見学だ。ここ数年、GW中にここの枝垂れ桜は2−3分しか咲いていなかったが、今年は何と8分が咲いていた。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8


長野原町立西中学校前のしだれサクラ
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8

 長野原町立西中学校前のしだれサクラは、ここのサクラもなかなかの逸品である。何しろこの日は快晴だ。


長野原町立西中学校前の枝垂れ桜
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8


長野原町立西中学校前のしだれ枝垂れ桜
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8

 枝垂れ桜で有名なのは、福島県の三春のサクラだ。一度放射線測定の途中寄ったが、すでに散っていた。

シダレザクラ(枝垂桜)とは、枝がやわらかく枝垂れる桜の総称。エドヒガンの系統が多く、品種もさまざまである。ヤエベニシダレやベニシダレなどが有名。キヨスミシダレのような品種もある。開花時期は4月である。学名Cerasus spachiana f. spachiana(Synonym : Prunus pendula Maxim., 1884)。枝垂桜は、枝が長くその名の通りにしだれている。サクラの属名は日本では長い間Prunus、和名ではスモモ属とする分類が主流だったが、昨今の研究ではCerasus(サクラ属)とするものがある。日本では前者、分けてもサクラ亜属(subg. Cerasus)とするものが多かったが、近年は後者が増えてきているしかしCerasusとすることで決着した訳ではない。 出典:Wikipedia

 中学校の校庭近くタンポポが咲いていた。


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400

タンポポ(蒲公英)は、キク科タンポポ属 (Taraxacum) の総称である。多年生。
多くはユーラシア大陸に自然分布する。古くはフヂナ、タナと呼ばれた。タンポポはもと鼓を意味する小児語であった[1]。江戸時代にはタンポポはツヅミグサ(鼓草)と呼ばれていたことから、転じて植物もタンポポと呼ばれるようになったのが通説であるが、その他にも諸説ある。英語名のダンディライオン(dandelion)はフランス語で「ライオンの歯」を意味するダン=ド=リオン(dent-de-lion)に由来し、これはギザギザした葉がライオンの牙を連想させることによる。    出典:Wikipedia


長野原町立西中学校前のしだれサクラ
撮影:鷹取敦  Sony DSC-HX50V)

 この後、北軽井沢牧場を経由して、浅間牧場に向かう。

 途中、旧草軽鐵道の北軽井沢駅に寄る。草軽電気鐵道は、長野県の軽井沢から群馬県の北軽井沢を経由し草津まで鐵道だ。すでに廃線となっているが、まさに地域観光の黄金ルートを走っていたこともあり、廃線は非常に残念だ。

 観光案内所の受付にいた女性に、「ぜひとも草軽鐵道を復活してもらいたいですね」と言うと、頷いていた。日本を代表する軽井沢、草津という二大観光地を草軽電気鐵道が結べば、観光客だけで無く地元に生活する人々にも大きな恩恵があると思う。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8


旧草軽鐵道の北軽井沢駅
撮影:鷹取敦  Sony DSC-HX50V)


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400

 下は機関車のレプリカ。非常によく出来ている。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8
 客車を引くL型機関車のイメージ図。何とも愛らしい格好をしている。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8


L型機関車の設計図面
撮影:鷹取敦  Sony DSC-HX50V)


客車と貨車のレプリカ
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8


各駅で発行していた切符
撮影:鷹取敦  Sony DSC-HX50V)

草軽電気鉄道(くさかるでんきてつどう)とは長野県北佐久郡軽井沢町の新軽井沢駅と群馬県吾妻郡草津町の草津温泉駅を結ぶ鉄道路線(軽便鉄道)を運営していた東急グループの鉄道事業者。鉄道事業廃止後も、会社は草軽交通というバス会社として残っている。草津温泉は古くより名湯として知られていたが、明治終わりの頃になっても未だ交通機関が未発達であった。草軽電気鉄道はスイスの登山鉄道に着想を得て、草津と浅間山麓の高原地への輸送を目的に着工されることとなった。大正期の1914年 - 1926年に順次路線を開通させた。開業に際し、以下のような唄も作られている。私や草津の鉄道よ 長い苦労の効あって 開通するのも近いうち 前途を祝して踊ろうよ私や上州の草津町 浅間を右に高原の 海抜四千五百尺 お湯じゃ日本のオーソリティー湯の花かおる草津には 春は緑に秋紅葉 冬はスキーに夏は避暑 浮世離れた理想郷。    出典:Wikipedia

 下は往事の列車ダイヤ。今回、軽井沢から草津までの停車駅を地形地図上に書き込んだ2m以上ある地図を500円で購入した!


往事の列車ダイヤ
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8

軽井沢から草津までの停車駅を地形地図

 草軽鉄道を部台にした映画のポスター。往年の名女優、高峰秀子や森重久弥が主演している。


撮影:鷹取敦  Sony DSC-HX50V)


北軽井沢旧駅前のサクラ
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8

 下は、標高1200mにある浅間牧場のコブシの木の下を撮影したものだ。毎年GWは浅間牧場のこのコブシの花を見に行く。今年も見事に白い花を咲かせていた。コブシの木は、枝振りの格好が良い。シンメトリーとなっている。


浅間牧場のコブシの花
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400

 毎年、GWに浅間牧場でコブシの花を撮影する青山、池田。


浅間牧場のコブシの花
撮影:鷹取敦  Sony DSC-HX50V)



 下は通称「カルメンの木」、カルメンはその昔「カルメン故郷に帰る」で主演した高峯秀子さんを意味する。この木の枝は、「関連樹木」の構造がよく分かる。


浅間牧場にて
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8
 
 浅間牧場から見た春の浅間山の雄姿。いつみても堂々としている。


春の浅間山  浅間牧場にて
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8

 以下は以前、3人で登った黒斑山。2300mほどある。まだ雪がかなり残っている。


浅間山外輪山、黒斑山
撮影:鷹取敦  Sony DSC-HX50V)

 浅間牧場の前にはミニ動物園があり、馬やロバにも乗れる。下の写真は馬に乗っている女性。


撮影:鷹取敦  Sony DSC-HX50V)

 この後、浅間牧場の丘の上でおにぎりを食べた。


つづく