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2014 嬬恋・長野原・中之条の春(4)
Spring of Tsumagoi, Naganohara and Nakanojo in Gumma Pref.
青山貞一 Teiichi Aoyama
池田こみち Komichi Ikeda
鷹取敦 Atsushi Takatori

May 15, 2014
Alternative Media E-wave Tokyo
無断転載禁

 翌日、以前から気になっていたカタクリの花が咲く長野原町の標高600mほどのところに行ってみた。


カタクリの里 右側斜面一帯にカタクリの花が咲いていた
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400

カタクリ(片栗、学名:Erythronium japonicum Decne.)は、ユリ科カタクリ属に属する多年草。古語では「堅香子(かたかご)」と呼ばれていた。雪解け後に落葉樹林の林床で真っ先にカタクリやニリンソウなどが葉と茎を伸ばし花を咲かせる。その後枯れて地上部の姿が消える。早春に10 cm程の花茎を伸ばし、薄紫から桃色の花を先端に一つ下向きに咲かせる。蕾をもった個体は芽が地上に出てから10日程で開花する。花茎の下部に通常2枚の葉があり、幅2.5-6.5 cm程の長楕円形の葉には暗紫色の模様がある。地域によっては模様がないものもある。開花時期は4-6月で、花被片と雄しべは6個。雄蕊は長短3本ずつあり、葯は暗紫色。長い雄蕊の葯は短いものより外側にあり、先に成熟して裂開する。雌蕊の花柱はわずかに3裂している。
 出典:Wikipedia

 左にカタクリの花があります。カタクリの花はたいへん可憐でひっそり咲いて言いた。高山植物のコマクサにもどことなく似ている。


カタクリの花
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400


カタクリの花
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8

 下はカタクリの里に咲いていたヤマブキの花。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8

ヤマブキ(山吹、棣棠、学名:Kerria japonica)はバラ科ヤマブキ属(本種のみの一属一種)の落葉低木。黄色の花をつける。春の季語。学名はスコットランドの植物学者ウィリアム・カーに由来する。低山の明るい林の木陰などに群生する。樹木ではあるが、茎は細く、柔らかい。背丈は1mから、せいぜい2m、立ち上がるが、先端はやや傾き、往々にして山腹では麓側に垂れる。地下に茎を横に伸ばし、群生する。葉は鋸歯がはっきりしていて、薄い。晩春に明るい黄色の花を多数つける。多数の雄蕊と5〜8個の離生心皮がある。心皮は熟して分果になる。北海道から九州まで分布し、国外では中国に産する。古くから親しまれた花で、庭に栽培される。花は一重のものと八重のものがあり、特に八重咲き品種(K. japonica f. plena)が好まれ、よく栽培される。一重のものは花弁は5枚。
  出典:Wikipedia

 今回発売された「イマージュ14」のCDのカバーにカタクリの花が写っていた。アルバムはすばらしい曲ばかりだ。青山は宮本笑里さんのSOLAが好きだ。父親はN響の主席オーボエ奏者だけあって、彼女の作曲、バイオリンも秀逸である。

「イマージュ14」CDカバー

 加古隆さんは「イマージュ」を卒業し2年経ちますが「パリは燃えているか」は何度聞いてもすばらしいです。ポーランドの強制収容所調査をしたとき、この曲を思い出した。

 そのことをあらかじめブログに書いていたら、それを読んで(見て)ポーランドに来た日本の若者がいて驚いた。そういう時代なんだ!

 また「イマージュ」に含まれている「ふるさと」は、まさに群馬、栃木、長野、福島などのためにあるような曲だが、国土交通省や経済産業省がことごとく「ふるさと」を壊してきたのだ。


 下はこの日の夕方行った六合村(現在、中之条町)の赤岩で撮影した一枚だ。「ふるさと」の曲が最も似合うのレンギョウである。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8

 下の写真はそのレンギョウを芝桜満開の下の道から撮影したものである。このすぐ隣にある「長英の隠れ湯」と言う町営温泉は、湯質もお湯の温度もすばらしい! 今まで何10回と入っています。言うまでも無く長英は、あの高野長英である。

   
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8

高野 長英(たかの ちょうえい、文化元年5月5日(1804年6月12日) - 嘉永3年10月30日(1850年12月3日))は、江戸時代後期の医者・蘭学者。通称は悦三郎、諱は譲(ゆずる)。号は瑞皐(ずいこう)。実父は後藤実慶。養父は叔父・高野玄斎。江戸幕府の異国船打払令を批判し開国を説くが、弾圧を受け死去した。1898年(明治31年)7月4日)、その功績により正四位を追贈された。主著に『戊戌夢物語』『わすれがたみ』『三兵答古知機』など。また、オランダ語文献の翻訳作業も多く行っている。


六合・赤岩にて
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8

シバザクラ(芝桜、学名:Phlox subulata)はハナシノブ科の多年草。別名、ハナツメクサ(花詰草、花爪草)。北米原産。4・5月頃にサクラに似た形の淡桃、赤、薄紫、あるいは白色の花を咲かせる。葉形やその匍匐性などから芝桜と名付けられた。葉は1センチ程度と小さく披針形で硬い。よく枝分かれし地面を覆い尽くすように密生する。また寒暑や乾燥に強く常緑のため芝生代わりに植えられていることもある。英名は「モスフロックス」(「苔状のフロックス」の意味)といい、同属をまとめてフロックスと呼ぶ。花期をずらして混植されることもある。フロックス・ストロニフェラ(ツルハナシノブ)、フロックス・ドラモンディー(スターフロックス)、フロックス・パニクラータ(オイランソウ、クサキョウチクトウ)等あるがそれぞれ別種である。北海道滝上町や北海道羅臼町、北海道大空町(旧東藻琴村)、千葉県柏市、埼玉県秩父市、兵庫県西脇市の市・町花である。誕生花としては4月20日。
  出典:Wikipedia

 この後、北軽井沢から足尾銅山(5/7)、渡良瀬遊水池(5/8)に現地調査で向かうこととなる。