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   東マレーシア・サバ州現地予備調査

コタキナバル市内現地視察1

  Kota KInabalu Local Visit 1


青山貞一 Teiichi Aoyama
池田こみち Komichi Ikeda

掲載月日:2015年2月18日
独立系メディア E-wave Tokyo


<全体目次>



 1月31日 成田→コタキナバル(東マレーシア・サバ州)
 2月 1日 ~ 2月4日 現地予備調査
    1日 熱帯雨林自然保護区野生生物観察
    2日 ボルネオ島最北部クダッ現地視察
    3日 キナバル山麓、キナバルパーク現地視察
    4日 コタキナバル市内視察...............●
 2月 5日 コタキナバル→成田


 2015年2月4日、今日は朝から快晴です。今日は実質最終日です。

 最終日になってコタ・キナバル市内視察を行いました。視察した場所は以下の通りです。この市内見学は、ホテルで申し込めば送迎付きで現地のガイドが案内してくれるもので、いわば定番の市内観光です。

 今回の現地視察は、レンタカーを借り自力で2月2日にクダッ半島の突端までの往復500kmに及ぶロングドライブ、翌2月3日はキナバル山麓、キナバル・パーク、ポーリング・ホット・スプリングまで往復300kmに及ぶロングドライブをしましたが、いわゆる市内観光は実質、最終日となりました。

 2月4日、9時半にミニバスがホテルにきました。私達のホテルはコタキナバルの中心市街地から40km近く離れているので、まずはコタキナバル市内に行き、ドイツのベルリンから来ている夫妻をピックアップするところからはじまりました。


市内視察に使ったミニバス コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)

 市内視察では、以下を視察しました。ガイドは地元のマレー人の方で流ちょうな英語で解説してくれ、その場で質疑応答にも対応してくれました。費用は片道40kmの送迎を含めてひとり4500円程度です。レンタカーはすでに返却しているので、自力で回るとタクシー代だけで簡単に4500円を超えてしまいます。
 

コタキナバル・ウォータフロント私設市場

 最初は、すでに食事などで行っているコタキナバルの中心にあります私設市場です。これについてはすでに紹介していますが、夕方食事で行ったとき、私設市場は魚介類、生鮮野菜などでものすごい活気でしたが、午前中の市場は、魚介類、生鮮野菜市は全く何にもなく、まさにもぬけの殻です。あったのは魚介のひもの、燻製などの乾物類とともに、衣類、宝石、雑貨類など衣服・刺繍などでした。

 下の写真を見てください。まるでもぬけの殻です!


もぬけの殻のコタキナバルの私設市場
撮影:池田こみち  Nikon Coolpix S6400 2015-2-4


もぬけの殻のコタキナバルの私設市場   
撮影:池田こみち  Nikon Coolpix S6400 2015-2-4

 やはり、魚介市場にはやはり猫ちゃんがいました。餌がたくさんあるからです。いずれも人懐こくよってきました!


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-4


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-4

 下は路上で魚の干物を干している写真です。日本のいわゆる「くさや」の匂いがしていました。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-4

 下も干し魚です。ハンパじゃない量です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-4

 手前は小さな干しエビです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-4

 写真は私設市場の乾物魚介類を売っている店の前で店員と一緒に池田さんを撮影したものです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-4

 この店では朝から干しエビ、干しホタテ、スルメ・・・・スープの素となる中華食材からお酒の肴までありとあらゆるひものを売っていました。ただし、一帯にはクサヤのような臭いが渦巻いていてなかなか凄かったです!


 一方、以下は再掲ですが、夕方(2015年2月1日)の私設市場の写真です。もの凄い熱気でした。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-1


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-1


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)

  魚の市場で興味深いのは、各店舗が単品を扱っているということです。海老やさんは海老だけ、イカだけ、鰺だけ、鯖だけ、鯛だけ、という具合なんです。棲み分けなんでしょうけどね。新鮮で安いので家庭の主婦もレストランの主婦も屋台の店主もみんなここに買いに来るそうです。

 東マレーシア、とりわけサバ州のコタキナバルの若者は、男女を問わず明るく元気で活発です。下ばかり向い暗く何も言わない日本人とは違い、男女とも言いたいことをはっきりと言います。 またもともと英国領だったこともあり、発音はマレー風ですが(笑い)、かなり英語に堪能です。ブロークンであれ、自分の言いたいことをしっかり話す若者に多数で会え、嬉しくなりました。


●メナラ・トゥン・ムスタファ( Menara Tun Mustapha)


メナラ・トゥン・ムスタファ( Menara Tun Mustapha)の位置   出典:グーグルマップ


メナラ・トゥン・ムスタファ( Menara Tun Mustapha)の位置   出典:グーグルマップ

 私設市場の次に向かったのは、世界でも珍しい無柱でユニークな 32 階建ての建物建築方法を用いて作られた巨大ビル。世界でも4棟しかないその希少なビルは、1977年に建造され96本の傘状の高張力鋼ルードで支えられています。マレーシアを代表するシンボルとなっています。

 このビルは、96本の傘状の高張力鋼ルードで支えられています。建物の中には、講堂、ミニ・シアター2ヶ所、展示会場、ジム、幼稚園、およびリサーチ・ライブラリーなどがあります。(上記の施設を訪問する場合は、事前 の手配が必要となります)18階には、アットモスフィア・レストランがあります。

 そのビルの隣には、1977年に立てられた30階建ての近代的なサバ州庁舎ビル(Saba Foundation Building)がありました。


出典:メナラ・トゥン・ムスタファ, サバ州政府観光局オフィシャルサイト


無柱でユニークな 32 階建てのメナラ・トゥン・ムスタファにて
撮影:Nikon Coolpix S6400 2015-2-4


無柱でユニークな 32 階建てのメナラ・トゥン・ムスタファにて
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-4


無柱でユニークな 32 階建てのメナラ・トゥン・ムスタファにて
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-4

<基礎情報>
入場&利用料   なし
開館時間 レストラン:11:00am~1:00am(毎日)
行き方
コタキナバル中心地から15分~20分
コタキナバル中心地から約5km
利用交通機関
バス (UMS行き, No.5A) 1名 RM 2 - 2.5(70-80円)
シティー・ホール前バス・ステーション
ワワサン・プラザ前バス・ステーション ・バス停 6:30am-8:00pm
毎日約30分おきに運行
タクシー RM 15 - 20(500-600円)

 下は1977年に立てられた30階建のサバ州庁舎ビルです。


1977年に立てられた30階建のサバ州庁舎ビル
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-4


つづく           <全体目次>