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   東マレーシア・サバ州現地予備調査

もう一つのシャングリラ訪問

  Shangri-La’s Tanjung Aru Resort Visit


青山貞一 Teiichi Aoyama
池田こみち Komichi Ikeda

掲載月日:2015年2月19日
独立系メディア E-wave Tokyo


<全体目次>

 2015年2月4日、午後2時前に市内視察が終わりました。終了後はまだかりの時間があるので自分たちは自分たちのホテルに戻らず、私達が5泊するShangri-La's Rasa Ria Resortの姉妹ホテルとなっているShangri-La’s Tanjung Aru Resort and Spa, Kota Kinabaluにミニバスで送ってもらうことにしました。
 
 下は、Shangri-La’s Tanjung Aru Resort and Spa, Kota Kinabaluを示しています。ホテルのすぐ南(下)にコタキナバル国際空港の滑走路の一部が見えます。


Shangri-La’s Tanjung Aru Resort and Spa, Kota Kinabaluの位置
出典:グーグルマップ


Shangri-La’s Tanjung Aru Resort and Spa, Kota Kinabaluの位置
出典:グーグルマップ

 この日はすばらしく快晴で昼間の気温は35℃近く上がり、この後、当初の計画では動物園を訪問する計画でしたが、体調を考えTanjung Aru Resourt に送ってもらいました。

 Tanjung Aru Resorは、コタキナバルの中心市街地の海岸にあり、空港にも来るまで10分足らずの至便な場所にあります。

 下はホテルの公式Webからの写真です。コタキナバルの海にせせり出ています。


Source: Shangri-La’s Tanjung Aru Resort and Spa, Kota Kinabalu


Source: Shangri-La’s Tanjung Aru Resort and Spa, Kota Kinabalu

 下の写真は上の写真を中間に写したものです。海に出ているホテルの一部分です。


Shangri-La’s Tanjung Aru Resort and Spa, Kota Kinabalu
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015年2月4日

 下は青山が撮影したShangri-La’s Tanjung Aru Resort and Spa, Kota Kinabaluのスナップ写真です。


Shangri-La’s Tanjung Aru Resort and Spa, Kota Kinabalu
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015年2月4日

 下の写真の右にあるのがレストランです。そこで昼食を頂きました。


Shangri-La’s Tanjung Aru Resort and Spa, Kota Kinabalu
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015年2月4日


Shangri-La’s Tanjung Aru Resort and Spa, Kota Kinabalu
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015年2月4日


Shangri-La’s Tanjung Aru Resort and Spa, Kota Kinabalu
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015年2月4日

 ところで、シャングリラのホテルは、シンガポール、東京など世界中にありますが、シャングリラとは何なのかについて調べてみました。

 以下はWikipediaからの解説です。

シャングリラ(シャングリ・ラ、英語: Shangri-La)

 シャングリラはイギリスの作家ジェームズ・ヒルトンが1933年に出版した小説『失われた地平線』に登場する理想郷(ユートピア)の名称。ここから転じて、一般的に理想郷と同義として扱われています。

 なるほど!

 小説の設定ではチベットの未知の地域にあります。ヒマラヤ山脈の西の果てを崑崙山脈のほうへ向かった辺りに、カラカル(Karakal)という名の8,500メートル以上の高峰があり、そのふもとの霧の漂う調和に満ちた谷間に、シャングリラという僧院が建っています。

 シャングリラに住む人々は普通の人々よりはるかに長生きし、老いる速さは非常に遅いのです。

 元は18世紀初頭にペローという名の宣教師が建てた僧院であったそうですが、そこにラマ僧らが集まり、図書館やセントラルヒーティングなど最新式の設備が整えられ世界中の知識も蒐集する研究の地となったそうです。

 この小説により「シャングリラ」という言葉は有名になり、1930年代後半以後、ヒマラヤ奥地のミステリアスな永遠の楽園、外界から隔絶された地上の楽園というような語と同義になりまいた。

 東洋の桃源郷とならんで理想郷の代名詞となり、東洋(オリエント)へのエキゾチシズムを駆り立てる語にもなりました。また神秘主義の総本山と認知され、地球の中心にある理想郷のひとつアガルタの首都に通じるとも言われています。

 チベットの古い聖典には、「Nghe-Beyul Khimpalung」という名で、シャングリラのような聖地が7つ登場します。そのうちの一つは、ネパール奥地のマカルーの麓の Makalu-Barun 国立公園の近くのどこかにあるとされています。

 シャングリ=ラの語源ですが、「Shangri-La」(シャングリ=ラ)という言葉の語源はおそらく、標準チベット語の(Shang, シャン、ツァン地方の一地域でタシルンポ寺の北)で「山」を意味し、さらに」(ラ、「山の峠」)に由来し、「シャンの山の峠」を意味するようです。

 現実の地名としては、パキスタン北部やインド北部から中国西部、とりわけチベットやヒマラヤの高原では、観光用のキャッチフレーズにシャングリラという名が頻繁に登場します。2001年には、雲南省デチェン蔵族自治州の中甸県(ちゅうでんけん)がシャングリラ県(香格里拉県)へと名称を変更しています。

 結論として言えることは、オリエントのエキゾチシズムをもった神秘な理想郷そして桃源郷ということでしょう。

 私達はコタキナバルから40km近く離れた Shangri-La's Rasa Ria Resort に5泊しましたが、まさにそこは オリエントのエキゾチシズムをもった神秘な理想郷そして桃源郷 と言えるものでした。しかも、実際の宿泊費は一泊1万5千円程度、もちろん私達が今まで海外で宿泊してきたホテルよりかなり高めではありますが、環境、設備、おもてなしなどを総合すると、まさにシャングリラに値すると思えます。


シャングリラ・タンジェン・リサ・リゾート・スパのレセプションにて
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-4

 レセプションのフロアの真ん中で女性演奏者による民族楽器の演奏をしていました。


シャングリラ・タンジェン・リサ・リゾート・スパでの民族音楽演奏
動画撮影:青山貞一  2015-2-4


Shangri-La’s Tanjung Aru Resort and Spa, Kota Kinabalu
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015年2月4日


Shangri-La’s Tanjung Aru Resort and Spa, Kota Kinabalu
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015年2月4日

 このホテルで休んだ後、両ホテルをつないでいるシャトルバスに乗りShangri-La's Rasa Ria Resortに戻り、帰り支度をしました。

 下は両ホテルの位置関係です。


出典:グーグルマップ


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