メアリー・ステュアートの足跡を追って スコットランド2200km走破 国立スコットランド博物館1 はじめに 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 2017年12月10日公開予定 独立系メディア E-Wave Tokyo 無断転載禁 |
スコットランド総目次へ 国立スコットランド博1 国立スコットランド博2 国立スコットランド博3 国立スコットランド博4 国立スコットランド博5 国立スコットランド博6 国立スコットランド博7 国立スコットランド博8 国立スコットランド博9 国立スコットランド博10 国立スコットランド博11 国立スコットランド美術館1 国立スコットランド美術館2 ここではロイヤルマイルからわきに入ったところにある国立スコットランド博物館について解説します。 以下は博物館の新しいエントランスです。 Source:Wikimedia Commons 以下は国立スコットランド博物館に通ずる地下のアプローチです。 Source:Wikimedia Commons ◆博物館の名称について スコットランド博物館(Museum of Scotland)は、スコットランド、エディンバラ)にある博物館の建物。主にスコットランドの歴史、民族、文化に関連する展示を行っている。スコットランド国立博物館の部分になっています。入館料無料。 1998年、エディンバラの中心部、チェンバーズストリートとジョージ4世橋の交差点に建設され、当時の王立博物館(Royal Museum)に隣接した。 1985年にスコットランド国立考古学博物館(National Museum of Antiquities of Scotland)が合併された時に、スコットランドの歴史や民族関連の収蔵物が数多く委譲されました。 2006年、スコットランド国立博物館(英語:NationalMuseum of Scotland)に改称された。なお博物館の建物自体は隣の19世紀の建物とは違った独特の外観をしている。 ◆スコットランド博物館の建物 以下は博物館の正面と裏側の外観です。 国立スコットランド博物館 Source:Wikimedia Commons スコットランド王立博物館建物の後正面 Source:Wikimedia Commons 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 スコットランド博物の建物の建築にあたっては、博物館側がチャールズ皇太子に十分相談することなく計画を進めたために皇太子が出資を取り止めるといったトラブルがありました。 当初は王立博物館の拡張工事として着工する予定でしたが、結果的には独立したひとつの博物館とすることとなりました。(ただし内部でつながっています。) 外観はスイス人建築家ル・コルビュジエ風の幾何学的な建築物とする予定でしたが、一方でスコットランド文化、例えば、円塔、城塞、建築物などの意匠を多く取り入れることとなりました。 マレーから取り寄せた黄金色の砂岩を外装に利用したことから、建築家ゴードン・ベンソンは「(建物自体がスコットランドの風土を表す)最古の展示だ」と語っています。1999年、スターリング賞にノミネートされています。 以下はマウスを動かすことで、360度見ることができます。 ※ 国立スコットランド博物館周辺の写真(グーグル) ※ 国立スコットランド博物館内部のの写真(グーグル) 以下は国立スコットランド博物館から見たエディンバラ城です。この角度は新味があります。 国立スコットランド博物館から見たエディンバラ城 Edinburgh Castle as seen from the 国立スコットランド博物館 Source:Wikimedia Commons ◆スコットランド博物館(Museum of Scotland)の概要と歴史 スコットランド博物館(Museum of Scotland)は、スコットランド、エディンバラ)にある国立の博物館です。主にスコットランドの歴史、民族、文化に関連する展示を行っています。入館料は無料。 1998年、エディンバラの中心部、チェンバーズストリートとジョージ4世橋の交差点に建設され、当時の王立博物館(Royal Museum)に隣接していました。 1985年にスコットランド国立考古学博物館(National Museum of Antiquities of Scotland)が合併された時に、スコットランドの歴史や民族関連の収蔵物が数多く委譲されました。 2006年、国立スコットランド博物館(英語:国立スコットランド博物館)に改称されました。なお博物館の建物自体は隣の19世紀の建物とは違った独特の外観をしています。 ◆入ってびっくり 何と、博物館の一階には、いきなり身長が180cmあったメアリー・スチュアート女王が横たわる墓のレプリカレあります。これにはびっくりです。 本物は息子のジェームス6世によりロンドンのウエストミンスター寺院にエリザベス一世と並んで葬られています。 ※メアリー・スチュアート女の墓のレプリカの解説 エディンバラ、スコットランド国立博物館に収蔵されているメアリー スコットランド女王の墓のキャスト(鋳造物)。オリジナル(1606-1612) は、コーネリアス・キュアとその息子ウィリアムによって造られ、ウェスト ミンスター寺院にあります。 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 下はロンドンのウエストミンスター寺院、メアリー・スチュアート女王の墓のレプリカ。 ウエストミンスター寺院、メアリーの墓 Source:Wikimedia Commons ◆国立スコットランド博物館の展示スタイル 以下は動画による国立スコットランド博物館の概要紹介です。 博物館は巨大な吹き抜け構造となっており、その吹き抜け空間から、それぞれ背後に展示室などが配置されています。 出典:グーグル 博物館は以下の写真のように、全館が吹き抜け構造となっています。 再開館した国立スコットランド博物館. Source:Wikimedia Commons 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 以下は一階と吹き抜けに置かれている恐竜、動物のはく製展示です。 再開館した 国立スコットランド博物館. Source:Wikimedia Commons 撮影:池田こみち Nikon CoolPix S10 Source:Wikimedia Commons 撮影:池田こみち Nikon CoolPix S10 再開館した国立スコットランド博物館. Source:Wikimedia Commons 以下はスコットランドの産業、工業製品。有名な蒸気機関ややF1のマシンもあります。 再開館した国立スコットランド博物館. Source:Wikimedia Commons スコットランド博物館の内装 Source:Wikimedia Commons 下は博物館の屋上テラスです。 博物館の屋上テラス Source:Wikimedia Commons 「国立スコットランド博2」につづきます スコットランド総目次へ |