|
|
この後、1999年後半から池田さんが中心となり、松葉を生物指標とし大気中のダイオキシン類を「市民参加」で分析する一大活動が展開された。今まで全国で10万人近くが参加している。環境や食の安全を考える生協が多数参加した! 松葉ダイオキシン調査は現在も続いており、池田が担当している! 米軍厚木基地に隣接する産廃業者の施設から排出されるダイオキシン汚染を米国政府の依頼で分析した。米国は産廃業者を民事で訴え、裁判実務を友人の梶山正三弁護士等に、また環境調査を環境総合研究所に依頼してきた! 当時、神奈川県内では相模原市にたくさんの産廃施設があった。松葉調査をもとに市民、市議、国会議員が動き、わずか1年で汚染は数分の1に削減された! 私たちが専門家、研究者、弁護士として環境アドボカシーをするためには、社会的使命だけでなく、情熱、行動力が不可欠となる!
官僚政治で突出する土木公共事業も深刻である! 八ッ場ダム現場は、北軽井沢にある別荘に近くある。20回も現地を調査、視察し、ダム立地域の住民らと議論を繰り返してきた。 群馬県八ッ場ダム工事現場の現状 出典:動画撮影 青山貞一、You Tube 講義3につづく |