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池田こみちさん
枯れ葉剤使用の疑いで
沖縄県各地を視察

掲載月日:2012年1月25日

 独立系メディア E−wave Tokyo


 2012年1月23日、24日、池田こみちさん(環境総合研究所、東京品川区)が、沖縄県の市民団体の依頼でベトナム戦争で使われた枯れ葉剤が沖縄県のやんばる地区などに大量に廃棄されたとされる問題で現地視察され、名護市、北谷町の幹部と意見交換してきました。

 詳細は池田さん自身が論考や動画インタビューで対応されますが、琉球朝日報道などで大きく紹介されました。

 超強行軍だったようですが、池田さん大変ご苦労様です。今後、土壌や水質のサンプリング、分析などの実査を行うことになります。

 さらに、池田こみちさんは米軍英文資料などをもとに詳細な意見書を作成しており、測定分析結果とともに関係市町村、沖縄県などへ第三者として提出する予定です。

●琉球朝日放送 高江地区を視察の様子(動画あり)
http://www.qab.co.jp/news/2012012333345.html

枯れ葉剤使用疑いで 専門家が高江区を視察

ベトナム戦争当時、北部訓練場で枯れ葉剤が使われていたとの証言が複数の退役アメリカ軍人から出ているのを受けて、市民団体が東京から専門家を招き23日、東村高江区を視察しました。

高江区を訪れたのは東京にある環境総合研究所の池田こみち副所長です。この辺りは1963年までアメリカ軍の修理工場や兵舎があったとされますが、返還されておよそ50年が経った今もほとんど草木が生えていません。







池田副所長は「証拠がないということで事実はないと言っていますが、それは書類がないというだけで事実をみないといけない」と話します。

市民団体では今後、住民やアメリカ軍施設で働いていた人たちから情報を集めるほか、寄付を募り、土壌や水質の調査を実施することにしています。

●琉球朝日放送 北谷町視察の様子(動画あり)
http://www.qab.co.jp/news/2012012433361.html

北谷町の返還米軍施設跡地 枯れ葉剤問題で現地視察

返還された北谷町のアメリカ軍施設にかつて枯れ葉剤が埋められたという証言が寄せられているのを受け、県内の市民団体と東京の民間調査機関が24日、現地を視察しました。視察したのは民間の調査機関・環境総合研究所の池田こみち副所長などです。





北谷町美浜では、2002年に返還された施設跡地からおよそ200本のドラム缶が見つかっていて、県や北谷町の調べでタールだと発表されていました。

しかし2011年になって、退役アメリカ軍人からちょうどこの辺りに大量の枯れ葉
剤を埋めたとの証言が出たため、不安が広がっています。

北谷町では近く枯れ葉剤調査を実施する予定ですが、池田副所長はその前にも枯れ葉剤調査の指針となる意見書を北谷町に提出し、調査をサポートすることにしています。

沖縄タイムス 2012/01/24朝刊 「枯れ葉剤で高江視察」
http://nohelipadtakae.org/files/times2012jan24.pdf

●ブログ:やんばる東村 高江の現状
http://takae.ti-da.net/e3886562.html

2012年01月23日
枯葉剤問題

お正月らしく、高江は冷え込んでいます。防衛大臣来沖のためか、高江に工事の動きはありません。

今日は環境総合研究所の池田こみちさんが、以前このブログで紹介した場所の視察に来られました。



この場所から下りていく斜面一体にも、殆ど草が生えていない場所がある事が明らかになりました。

その先にはダムがあります。

北部訓練場も含め、沖縄で枯葉剤を使用したという退役米軍人の証言が次々と出てきている中、今のところ政府は「調査しない」方針です。

本当に使われて無ければ良いのですが、簡単に「無かったこと」にされては困ります。

沖縄・生物多様性市民ネットワークが真相解明に乗り出しています。