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市民と一緒に身近な松葉で調べよう

へのお誘い
キーワード:市町村参加の松葉ダイオキシン調査へのお誘い*本Webの複製、転載を禁じます


環境総合研究所 ダイオキシン関連自主研究情報
「松の針葉」を環境指標とする住民参加による
ダイオキシン全国調査・汚染監視運動
◆環境総合研究所:寄居町による松葉ダイオキシン調査との比較〜2006年度及び2007年度調査について
◆2003年度 松葉調査報告会写真速報
みんなの松葉ダイオキシン調査本◆ 
はじめに

米国ミネソタ州農村部のマツ

 株式会社環境総合研究所では、1999年より松の針葉をもちいて大気中のダイオキシン類を高精度に計測する方法を研究してきました。日米両国による神奈川県米軍厚木海軍基地における2年に及ぶ大気中ダイオキシン濃度測定データと同地域における松葉ダイオキシン濃度さらに3次元流体シミュレーションの援用により、松の針葉中のダイオキシン含有濃度と大気中のダイオキシン濃度の相関関係の解析、評価を行い、両者の関係を明らかにしてきました。これらの研究成果は、国際ダイオキシン学会(DIOXIN 2001)、国立大学研究機関などの学術研究の場でも発表しています。

 これにより松葉中のダイオキシン類濃度を分析することにより、年平均など長期平均の大気中ダイオキシン類濃度を推定することが可能となりました。2002年度末時点における累積の分析検体数は全国で約500サンプルにも上り、世界随一の松葉ダイオキシンのデータベースを構築するに至っています。

 本資料では、これまでに蓄積された松葉ダイオキシン調査の成果をご紹介しながら、是非、市区町村の皆様にも松葉ダイオキシン調査の有効性をご理解頂き、調査にご参加頂きますようご案内申し上げます。

オーストリア・ウィーン市街地のマツ

松葉ダイオキシン調査の特徴
 ある地点(あるいは複数地点)で新芽より半年以上(できれば1年以上)経過したクロマツあるいはアカマツの針葉中のダイオキシン類の含有濃度を分析することにより以下のことが分ります。
長期平均濃度が分る 年に1回、1サンプル分析することにより当該地点の大気中のダイオキシン類の長期平均濃度が分ります。
地域平均濃度が分る 複数の地点から松葉を採取し均等にブレンドした場合には、それら採取地点の大気中ダイオキシン類の長期平均濃度が分ります。町全体からまんべんなく採取すれば町の平均値がわかります。
発生源の影響が分る 気に掛かる発生源(産業廃棄物焼却施設や一般廃棄物焼却施設など)がある場合には、その焼却施設の煙突を中心に、半径数100m〜1km以内の範囲に限定して松葉を採取することにより、その発生源からの影響を推定することも可能です。

松葉ダイオキシン調査の政策効果
 これまで松葉ダイオキシン調査は、市民参加によって各地で進められてきましたが、市民と一緒に市町村が行政として松葉ダイオキシン調査を行うことの意味は大変大きいものがあります。
費用対効果  市や町、村の全体の平均濃度を求めるためには、年に1回の松葉調査で十分です。従って、年に数回の大気調査を行うよりずっと費用は少なくて済みます。しかも、1回の調査で国が定めた大気中ダイオキシン類濃度の環境基準値との適合性についての評価も可能です。従って、大変費用対効果に優れた調査と言えます。
リスクコミュニケーション
情報として
 また、松葉の採取を市民参加で行うことにより、市民の廃棄物や有害化学物質に対する関心を高め、行政の廃棄物対策や化学物質管理の施策への一層の理解と協力が得られるようになります。貴重な税金を使った調査ができるだけ市民にもわかりやすく、汚染の実態を把握する上で有効なデータが得られることが重要です。既に、栃木県河内郡上三川町では、年1回の町民参加による松葉採取が年中行事となりつつあります。町は年1回の調査費用およそ20万円を予算化して継続的なモニタリングを行っていくことを検討しています。
リスク管理情報として  ダイオキシン類の発生源はごみの焼却が原因とされています。一旦大気中に排出されたダイオキシン類は呼吸によって体内に摂取されたり、農作物を経由して体内に摂取されます。特に呼吸によって体内に摂取された場合には吸収率が80%と高いことから、健康へのリスクは高まることになります。
 松葉調査によって市内、町内の大気中ダイオキシン類濃度が明らかになれば、これまでに測定された500検体のデータとの比較によっておよその汚染レベルの目安が得られます。もし他地域に比べて極めて高い濃度となった場合には、地域内や隣接地域に存在している発生源の管理を一層強化することが必要となります。継続的な調査によって、発生源対策の有効性も確認できます。
市町村境を超えた
リスクの把握
 隣接する市町村が連携して松葉ダイオキシン調査を実施することにより、行政区境を超えて面的な大気中のダイオキシン類濃度の分布が得られます。それによって市町村が相互に連携した対策を講じることも可能となります。都道府県や国に対してのデータに基づいてより説得力のある要望を行うことが可能となります。
これまでに市町村として
松葉調査を実施したとこ
ろ、これから実施する
予定のところは
 千葉県柏市、流山市、東京都杉並区、国分寺市、栃木県上三川町、熊本県八代市、福岡県宗像市、沖縄県 平良市、このほかにも、一般廃棄物処理施設一部事務組合が実施しているところもあります。
 
九州・中国地方における継続的な
松葉ダイオキシン調査結果
(一部)
出典:グリーンコープ・環境総合研究所

1999年度〜2001年度の九州・中国地方の松葉ダイオキシン濃度の推移

1999年度〜2001年度の福岡県の松葉ダイオキシン濃度の推移

1999年度〜2001年度の福岡県・福岡市の松葉ダイオキシン平均濃度の推移

焼却炉周辺と市町村全体の平均値の松葉濃度比較

調査の概要
【調査目的】  松葉調査はいろいろな目的に利用することが可能です。

 個々の市町村が独自に地域平均濃度を調査し、他の地域との比較によって汚染レベルを把握したい。
 郡内あるいは広域圏内の市町村がそろって参加し、濃度マップを作成することにより広域的な大気中ダイオキシン濃度分布を知りたい。
 既存の発生源の影響を調べたい。地域の広域平均と発生源周辺との比較を行いたい。
 特定の地域について複数の発生源があるので、それらの累積的な影響を知りたい。
 発生源の排ガス中ダイオキシン類濃度を推計したい。
 これから産廃焼却施設あるいは一般廃棄物焼却施設・溶融施設などの立地が計画されている地域について、施設の稼働前後の比較を行いたい。
 子供や消費者・一般市民向けの環境教育の一環として市民参加の調査を行いたい。など
【調査の方法】  摂南大学薬学部宮田研究室が開発した分析方法(図1参照)に準拠しています。これにより、過去の測定結果(摂南大学、旧環境庁、市民参加による松葉ダイオキシン調査等)との比較も可能となります。

図1  松葉ダイオキシン含有濃度の測定分析手順
乾燥試料 50g(湿重量もチェック)
  ↓
トルエン中で粉砕(高速撹拌機利用)
  ↓
還流抽出(全量500mlのトルエンで4時間)
  ↓
抽出後ろ過
  ↓
脱 水(抽出溶液にシリカゲル50gを添加し、一昼夜放置)
  ↓
再度ろ過
  ↓
溶媒置換(ろ液を濃縮後 n-ヘキサン10 mlに)
  ↓
抽出液にクリーンアップスパイク添加
(13C-PCDDsおよび13C-PCDFsを1,000pg(一部2,000pg))
  ↓
多層カラムクロマトグラフィー
(上から10%硝酸銀シリカゲル 8g、シリカゲル 0.8g、22%硫酸シリカゲル4g、44%硫酸シリカゲル 4g、シリカゲル 0.8g、2%水酸化カリウムシリカゲル 3g、カラム内径2.5 cm、n-ヘキサン溶出量 210 ml)による精製
  ↓
アルミナカラムクロマトグラフィー
(活性アルミナ、中性、活性度1)により、2分画しPCDDおよびPCDF画分を分取。
  ↓
最終的にn-デカン20ulに濃縮
  ↓
高分解能GC−MSで分析

(HRGC-HRMSの条件は環境省から出されている マニュアルに準拠)一部
改良点は下記の通り
  • 4〜6塩化の分析をsp-2331(スペルコ)キャピラリーカラム(60m x 0.32mm,0.20um)で昇温プログラムは140℃(1min)-200℃(10℃/min)-255℃(3.5℃/min, 13min)
  • 7〜8塩化の分析ではDB-5(J&W)キャピラリーカラム(30m x 0.32 mm,0.25 um)で昇温プログラムは140℃(1 min)-220℃(20℃/min)-310℃(8℃/min, 2min)
出典:摂南大学薬学部宮田秀明研究室
【分析項目】
ポリ塩化ジベンゾパラダイオキシン(PCDD) 7異性体及び同族体
ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF) 10異性体及び同族体
コプラナーPCB(Co−PCB) モノオルト体・ノンオルト体12種類及びジオルト体2種類
【調査対象】  原則としてクロマツ(雄松)の針葉(2年葉:まる一年その地域の大気を呼吸していたもの)、地上高約1.5mを 採取しますが、クロマツがない地域では、アカマツ(雌松)でも調査は可能です。環境総合研究所では、この間、クロマツとアカマツのダイオキシン吸収量(蓄積量)の違いについて調査研究を行っており、アカマツからクロマツへの変換が可能です。
【分析機関】  カナダ・オンタリオ州に本拠地をおく、民間分析機関 Maxxam Analytics Inc.ダイオキシン類等微量化学分析を行う分析機関が取得すべき国際認証 ISO/IEC Guide 17025取得機関すでに25年以上の経験と実績を持ち、カナダ国内第二の規模を持つ分析機関です。
【分析期間】  通常はサンプルが分析機関に着いてから1ヶ月〜2ヶ月を要します。

【成果物】
分析結果(英文) Maxxam社から送付された英文の分析結果(分析精度管理データ付き)
分析結果(日本語版) 上記データの日本語版
解析評価報告書 結果の解析評価報告書(これまでの測定分析結果との比較分析、大気中ダイオキシン濃度の推計を含む)
カラー濃度マップ(註)
都道府県・広域圏や郡単位で協調した調査を行った場合には、対象地域のカラー濃度マップを作成します。もちろん、単一の市区町村内についても、5地域以上の複数地域についての調査を行った場合についても濃度マップの作成を行います。
 

【調査の費用】
ダイオキシン類(PCDD+PCDF)のみの測定分析を依頼する場合 1検体当たり
14万円(税別)
コプラナーPCBまで含め測定分析を依頼する場合
(註)
松葉には@のダイオキシン類が7割〜8割の割合で含まれているため、ダイオキシン類(PCDD+PCDF)のみを継続的に測定分析することによって十分大気中の濃度のモニタリングが可能です。
1検体当たり
20万円

(税別)
 上記費用には、報告書作成費等が含まれます。


生物指標としての松葉の有効性:科学的な裏付け
 松葉は従来から大気中の大気汚染、重金属類などの測定分析の環境指標として広く活用されています。学校での理科実験や環境観察の材料としても広く知られています。摂南大学薬学部宮田秀明教授の研究報告によると、図2に示すように大気中のダイオキシン類はクロマツの新葉に急速に蓄積され、約4ヶ月で濃度の変化が少なくなることが分かっています。そのあとは大気中の平均濃度につれて松葉中のダイオキシン類濃度が松葉の炭酸同化作用や呼吸によって上下することが確認されています。このことから、春に新芽が出て、少なくとも4ヶ月以降経過し、蓄積量が安定する6ヶ月以降の松葉を用いれば、地域の大気平均濃度を推定することが可能であることが分かります。

<図2 松葉の新葉中のダイオキシン類の蓄積過程>

出典:摂南大学薬学部宮田秀明研究室

現行の大気中ダイオキシン類測定調査の課題
測定方法  現在、大気中のダイオキシン類濃度の測定は、ハイボリュームエアサンプラーというサンプリング機器を用いて、24時間大気をサンプリングし、濾紙やウレタンフォームに付着・吸着したダイオキシン類の測定を行います。しかし、サンプリング中のダイオキシン類の揮散を監視補正するためのサンプリング・スパイクの添加という手順が確実に行われていないために、分析結果の精度に問題があります。
測定地点  測定地点も市町村内の数カ所に限られており、測定局のある地点がその町や市の濃度を代表するかどうか、についても課題があります。市町村によってはまったく大気中ダイオキシン類濃度の測定が行われていない地域もあります。
測定頻度  大気中ダイオキシン類濃度の測定は、年間2日(夏と冬)または、年間4日(春夏秋冬)行われ、それをもとに年間平均値を得ています。しかし、一年365日の平均をわずか2日や4日の測定結果から求めることには課題があります。当然、測定日の風向風速などの気象条件や発生源の稼働状況によって全く濃度は変わってしまいます。
評価  さらに、大気の測定結果は、国が定めた環境基準「年間平均値で0.6pg-TEQ/m3以下であること」との適合性について評価が行われることになりますが、@からBで述べたような課題があって、現在の測定方法で得られた結果を年間平均値として評価することには課題があります。
費用対効果  大気の測定調査には1回(24時間サンプリング)1ヵ所につき平均して20〜30万円程度の費用がかかります。年に2回2ヵ所で行えば80〜120万円となりますが、年平均を得るための松葉調査であれば、年に1回松葉を採取して分析すればよいために、わずか20万円程度で済むことになります。


<松葉調査の応用編>

●焼却炉稼働前後の松葉(大気中)ダイオキシン濃度の計測

 松葉分析の応用として新設の焼却炉稼働前後に、それぞれ1回、同じ地点(あるいは複数地点)の松葉を採取し、含まれるダイオキシン類(PCDD+PCDF+CoPCB)の含有濃度を分析することにより、ダイオキシン濃度の変化、それも年平均濃度としての変化が正確に把握できます。さらに、焼却炉の改修前後や既存焼却炉の停止前後などにおける採取地点における大気中ダイオキシン類の濃度を正確に把握することが可能です。

 以下の松葉採取の図3は、煙突が低い産廃焼却炉の場合を例にしています。焼却炉排ガスの影響をターゲットとした松葉調査の採取地点(範囲)は、煙突高、周辺地形などを考慮して決めます。

 図4は、松葉中のダイオキシン類(同族体単位の実測値)濃度を示しています。焼却由来の場合、フランの濃度が高い、また塩素数が少ない同族体の濃度が高いと言う特徴があがあります。図4ではPCDD、PCDFともに右肩下がりとなっていることが分ります。

図3 産廃焼却炉をターゲットとした場合の松葉サンプリング例


 図4 松葉中ダイオキシン分析結果(同族体パターン図)
 

 
具体的には、新設の焼却炉が稼働する前(通常、秋期から冬期)に、ピンポイントのクロマツあるいは予定地周辺の複数のクロマツから針葉を採取し、均等にブレンドしたものを1サンプルとしてダイオキシン類の含有濃度(乾燥重量濃度)を分析します。そして焼却炉が稼働後1年以上経過した時点で、稼働前と同一のクロマツの針葉を採取し濃度を分析します。

 焼却炉の改修前後また焼却炉閉鎖前後についても同様に行ないます。改修前後の場合、改修後1年以上経過してから改修前と同一場所で採取したクロマツの葉を分析します。また閉鎖前後に場合、閉鎖後1年以上経過した時点で、閉鎖前と同一の場所で採取したクロマツの針葉を分析します。いずれの場合も、前後の濃度の差(毒性等量の差)から新設焼却炉稼働前後、改修前後、閉鎖前後の大気中のダイオキシン類の長期平均濃度を把握することが出来ます。

 
<参考>焼却炉排ガス中のダイオキシン濃度の推計

 
さらに、環境総合研究所の3次元流体シミュレーションを援用することにより、上記データから、焼却炉排ガス中のダイオキシン類濃度を年平均濃度として把握することが可能となり、対象となる焼却炉の排ガスが0.1ng-TEQ/m3Nの国際排ガス規制基準を満たしているかどうかにを推計、評価することが可能になります。

 具体的には、図5に示す<最大着地濃度(A)>に稼働前後の松葉ダイオキシン濃度から換算した大気中のダイオキシン濃度を用い、対象地域の地形や建築物などを考慮した3次元流体シミュレーションにより
<希釈拡散倍率(B)>を求めることにより、排出濃度(C)=最大着地濃度(A)×希釈拡散倍率(B)/1000として年平均の<排ガス濃度(C)>を求めることができます

図5 希釈拡散倍率の考え方概念図

(注1)排出濃度(C)=最大着地濃度(A)×希釈拡散倍率(B)/1000
(注2)大気中ダイオキシン類濃度は最大着地濃度の代りに松葉濃度から換算した大気濃度を用いる。
(注3)上記の式で1000で割っているのは、単位を排ガス濃度のngに合わせるための措置。

これまでの松葉ダイオキシン調査の対象市町村
 黄色は、研究用サンプル。 2002.11.18現在
1999年度 2000年度 2001年度
<北海道> 札幌市:厚別区、北区、白石区、中央区、手稲区、豊平区、西区、東区、南区、清田区、石狩市、岩見沢市、恵庭市、江別市、当別町、北広島市、篠路清掃工場周辺、発寒清掃工場周辺、駒岡清掃工場周辺 
<宮城県> 仙台市:宮城野区、若林区、泉区(東)、泉区(西)、青葉区(東)、青葉区(西)、太白区(東)、太白区(西)、宮城野区小鶴工場周辺、若林区今泉工場周辺、青葉区葛岡工場周辺、泉区新松森工場周辺、泉区西田中工場周辺、泉区産廃焼却炉周辺、仙台市泉区(アカマツ)、仙台市泉区(黒マツ)
<栃木県> 宇都宮市(清原地区)、宇都宮市(茂原地区) 上三川町
<群馬県>  前橋市
<茨城県> 八郷町
<埼玉県> 所沢市 川口市(東)、川口市(西)所沢市(アカマツ)、所沢市(クロマツ)
<千葉県> 千葉市:美浜区、真砂中央公園、若葉区、緑区、花見川区、稲毛・中央区、市川市、船橋市、船橋市(一定エリア)、習志野市(A)、習志野市(B)、沼南町(北)、沼南町(南)、柏市(松葉町)、柏市(北部)、野田市、流山市、我孫子市、松戸市、八千代市、鎌ヶ谷市、四街道市、印西市、八街・山武エリア、八日市場市、佐倉市(東)、佐倉市(西)、市原市A、市原市B、浦安市、木更津市、袖ヶ浦市 柏市増尾、柏市酒根井、逆井、南増尾、藤心、南逆井、柏市清掃工場周辺地域、最終処分場周辺地域 沼南町、大津ケ岡デポ周辺、市原市、千葉市、松戸市、印西・白井市、船橋市、佐倉市ユーカリが丘等、八千代市
<東京都> 世田谷区(東)、世田谷区(西)、目黒区、品川区、大田区(北)、大田区(南)、大田区(大田第二清掃工場周辺)、板橋区、中野区、練馬区(東)、練馬区(西)、杉並区、江戸川区、江東区、足立区、葛飾区、保谷市、田無市、東久留米市、清瀬市、武蔵野市、東村山市、東村山市(秋水園周辺)、小平市、小平市(小村台清掃工場周辺)、小金井市、国分寺市、立川市、昭島市、三鷹市、府中市、調布市、狛江市、稲城市、多摩市、日野市、町田市、八王子市、武蔵村山市  昭島市清掃工場周辺等、丸山町清掃工場周辺、宇都木台清掃工場周辺藤沢市焼却炉近傍、藤沢市焼却炉南700m 渋谷区渋谷清掃工場周辺A、渋谷区渋谷清掃工場周辺B

市区町村別濃度ランクキング(1999年度の東京都の場合) 出典:生活クラブ・環境総合研究所
<神奈川県> 横浜市:青葉区、緑区、都筑区、港北区、鶴見区、旭区、瀬谷区、保土ヶ谷区、神奈川区、中区、泉区、西区、港南区、金沢区、戸塚区、栄区、南区、磯子区、川崎市:多摩区、麻生区、高津区、宮前区、中原区、幸区、川崎区、鎌倉市、逗子市、葉山町、横須賀市、三浦市、藤沢市(北)、藤沢市(南)、茅ヶ崎市、寒川町、平塚市、小田原市、秦野市、大磯町、二宮町、大和市、厚木市、海老名市、綾瀬市、伊勢原市、愛川町、座間市、相模原市、野七里(横浜市栄区)、新百合ヶ丘(川崎市麻生区)、新磯野(相模原市)、厚木基地A、厚木基地B、厚木基地C、木基地D、厚木基地E、厚木基地F、厚木基地背景 相模原市(北部)、相模原市(田名地区)、相模原市(新磯野地区) 城山町、津久井町厚木基地A、厚木基地B、厚木基地D

出典:生活クラブ生協・環境総合研究所
<新潟県>
<静岡県> 福田町焼却炉周辺 福田町
<愛知県> 名古屋市守山区、豊橋市、春日井市(東)、春日井市(西)、春日井市松河戸地区
<岐阜県>
<三重県> 海山町焼却炉周辺A、焼却炉周辺B、焼却炉周辺C
<京都府> 京都市
<滋賀県> 大津市
<大阪府> 泉北、金岡、臨海、泉大津市、和泉市、泉州南、河内長野市、南河内 大阪市:住吉区・住之江区、大阪狭山市、堺市・高石市他臨海、堺市泉北ニュータウン、堺市エスコープ本部周辺、岸和田市・貝塚市海側、岸和田市・貝塚市山側、富田林市美原町、大阪市鶴見区(1)、大阪市鶴見区(2)
<兵庫県> 西宮市 神戸市須磨区落合地区、神戸市須磨区落合白川台
<岡山県> 岡山市
<広島県> 廿日市市 広島市、大野町・廿日市市 広島市:安佐北区・安佐南区、廿日市市・大野町、福山市
<山口県> 県東部岩国市エリア、周南:徳山市エリア、中部:山口市エリア、県南:宇部市エリア、西部 :下関市 県東部岩国市エリア、周南:徳山市エリア、中部:山口市エリア、県南:宇部市エリア、西部:下関市 県東部岩国市エリア、周南:徳山市エリア、中部:山口市エリア、県南:宇部市エリア、西部:下関市
<徳島県> 徳島市入田町
<福岡県> 北九州市:若松区、八幡西区、小倉北区・戸畑区、小倉南区、福岡市:早良区、城南区、南区、東区、行橋市、田川市・田川郡、直方市、飯塚市、春日市、筑紫野市、太宰府市、前原市、甘木市、久留米市、八女市、大牟田市、 遠賀郡岡垣町、遠賀町、遠賀郡水巻町他、宗像郡福間町、嘉穂郡筑穂町、宗像市、筑紫郡那珂川町、小郡市、古賀市、豊前市、大野城市 北九州市:若松区、八幡西区、小倉北区・戸畑区、小倉南区、福岡市:早良区、城南区、南区、東区、行橋市、田川市、遠賀分岡垣町、筑紫郡那珂川町、宗像郡福間町、宗像市、粕屋郡篠粟町、飯塚市、嘉穂郡筑穂町、春日市、前原市、甘木市、久留米市、八女市、大牟田市 北九州市:若松区、八幡西区、小倉北区・戸畑区、小倉南区、福岡市:早良区、城南区、南区、東区、行橋市、田川市、直方市、飯塚市、春日市、筑紫野市、太宰府市、前原市、甘木市、久留米市、八女市、大牟田市、 遠賀郡岡垣町、遠賀町、遠賀郡水巻町他、宗像郡福間町、嘉穂郡筑穂町、宗像市、筑紫郡那珂川町、小郡市、古賀市、豊前市、大野城市
<佐賀県> 佐賀市、唐津市、鳥栖市 佐賀市、武雄市 佐賀市、鳥栖市
<長崎県> 佐世保市、長崎市他南西部、諌早市他南東部 佐世保市、長崎市他南西部、諌早市他南東部 佐世保市、長崎市、諌早市他南東部
<大分県> 日田市、中津市、別府市エリア、大分市エリア、津久見市、臼杵市、佐伯市 日田市、中津市、別府市エリア、大分市エリア、津久見市 日田市、中津市、別府市エリア、大分市エリア、佐伯市
<熊本県> 熊本県菊池郡他、玉名市他県北、熊本市他県央西、熊本市他県央東、八代市他県南荒尾市・玉名市・玉名郡、山鹿市・鹿本郡・菊池市、熊本市、下益城郡・宇土市・上益城郡、八代市、水俣市 熊本県菊池郡他、玉名市他県北、熊本市他県央西、熊本市他県央東、八代市他県南荒尾市・玉名市・玉名郡、山鹿市・鹿本郡・菊池市、熊本市、下益城郡・宇土市・上益城郡、八代市、水俣市 玉名市他、菊池郡他、熊本市他、熊本市西部、本渡市他、八代市
<宮崎県> 宮崎市 宮崎市 宮崎市
<鹿児島県> 川内市、姶良郡国分市他、鹿児島市北部、鹿児島市南部、鹿屋市 川内市、姶良郡国分市他、鹿児島市南部、鹿屋市 川内市、姶良郡国分市他、鹿児島市北部、鹿児島市南部、鹿屋市姶良郡牧園(アカマツ)、姶良郡牧園(クロマツ)
<沖縄県> 名護市 具志川市 平良市(宮古島)

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参加申込書(PDF)
ご連絡、ご質問:(株)環境総合研究所
     担当 池田こみち(顧問)
〒142-0064 東京都品川区旗の台6-1-4-201
TEL 03-6421-4610, FAX 03-6421-4611
         Mail to office@eritokyo.jp