案の定、またしても悪徳ブリーダーによる30匹以上の犬の虐殺が発見された。
いったいこの国の動物愛護はどうなっているのだろう。ネットオークションで高値で売れていく流行の犬たちがいる一方で、地方のブリーダーは市場を奪われたのだろうか、育てきれなくなってチワワやゴールデンレトリバーを餓死させている。繰り返されるこの種の悲劇を無くすためにも、早急な制度の見直しが必要だ。
動物たちには何の罪もないのに・・・・
ブリーダー施設で犬20匹以上が餓死
福岡県太宰府市の犬を育てるブリーダー施設で、チワワやゴールデンレトリーバーなど20匹以上が餓死しているのが見つかり、警察が調べています。
警察官が、秤にかけているのは餓死した犬です。福岡県太宰府市のブリーダー施設「ドッグ・ドッグ・ドッグ」で、餓死したチワワやゴールデンレトリーバーなど23匹が見つかりました。ほかに、少なくとも10匹分の骨も確認されています。
警察や保健所によりますと、通常、体重30キロ程度の大型犬が3分の1の11キロまでやせ細り、餓死していたケースもあったということです。
この施設から犬を買う契約をしていた女性が、犬が期日になっても届かないことから施設を訪れて、事件が発覚しました。
警察は、動物愛護法違反の疑いがあるとみて、この施設を管理していた49歳の男性から餌を与えなかった理由などについて事情を聴いています。
TBS JNN(06日18:07)
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