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世田谷の空気ってどうなっているの? 
松葉ダイオキシン調査報告会
のご案内

掲載月日:2016年10月17日
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 以下は世田谷区に着目した松葉ダイオキシン調査の報告会です。 講師は、池田こみち氏です。場所は生活クラブ館です。ご参加を! この調査は、1999年以来、全国規模で17年間、16万人が参加している調査の一環です。

◆〜世田谷の空気ってどうなっているの?〜

日時: 10月22日(土)14:00〜(13:45受付開始)
場所: 生活クラブ館 203会議室(世田谷区宮坂3-13-13)
講師: 滑ツ境総合研究所顧問 池田こみちさん
    世田谷区議会議員 高岡じゅん子さん

 今年3月、クロマツの葉に蓄積した量を測る方法で、大気中のダイオキシン濃度の調査を行ないました。3年ごとの継続した調査はこれが5回目です。

世田谷区で廃プラスチックの焼却が始まって8年。

世田谷の溶融炉が問題多発!のここ数年。

調査の結果と合わせ、世田谷区議から、世田谷区のごみの状況を直接聞きます。

空気には壁がない!聞きたい、知りたい!

★ ダイオキシン類とは、毒性が強く、脂肪等に溶けやすい有機塩素系化合物です。


以下は池田こみち氏からのコメントです!

 おはようございます。

 今週土曜日に開催される報告会についてありがとうございます。今回の調査では、ダイオキシンだけでなく、金属類、さらに未規制有害化学物質として、PBDE(ポリ臭素化ジフェニルエーテル)とPAH(多環芳香族炭化水素類)についても結果をご報告します。

 焼却炉といえばダイオキシンと思っている方が多いと思いますが、ご承知のように焼却することによって膨大な有害物質が環境中に排出されることはよく知られていますが、規制もなく測定もしていないので誰も関心をもたないのが現状です。

 金属類については、ようやく「水銀に係わる水俣条約」の発効に向けて、国内法が整備され、焼却炉の排ガス規制が始まりますが、これも非常に生ぬるく、排ガス規制にダイオキシン類と同じような裾切りがあったり、測定の方法も年に3回とか、非常に実態を把握できない方法となっています。ダイオキシンについても年1回の排ガス測定では、排ガス中のダイオキシン類濃度より大気中の方が何倍も高いという状態が定常化していてモニタリングが形骸化しています。

 そのようななか、都内南部エリア(目黒、世田谷、大田、品川、江東、江戸川)のどのエリアでPBDEが高いのか、PAHが高いのかといった本邦初演?の結果が報告されますので、お時間のある方は是非ご参加下さい。

 世田谷区については、年間200〜300日も停止している世田谷清掃工場のお陰!!で濃度が低くなっています。都内に21もある清掃工場がひとつでも閉鎖されれば23区の大気は格段に改善されることを示しています。

池田こみち