|
※ 独立系メディア E-wave Tokyo 茶道 先週15日の日曜日、今年最後のお稽古を終えました。毎年納会には、お汁粉をみんなで頂くのが恒例なのですが、数年前から、ささやかなお昼を作り、社中みんなで食べて一年の労をねぎらうことにしています。 写真:橋本千津子 池田宗蹊社中 献立は至って簡単。お敷きの上に並んだのは; @和え物 今回の和え物は、焼いた生椎茸、黄色い食用菊、春菊、ずわい蟹 をあわせて、酢橘のお酢であえたものです。上には香りに柚の皮 を細く切って散らしています。これで5種類となります。 酢橘の合わせ酢は絞った酢橘にお出汁と米酢と砂糖を入れてよく まぜ、一晩なじませます。 A埋み豆腐(うずみどうふ) お出汁で薄味ににてある焼き豆腐の上から炊き立てのご飯を盛り、 その上から、白味噌仕立てのお味噌汁を掛け、上にちょっと炙った 蕗の薹のを香り付けに一片乗せます。あとは、溶き辛子を少々。 埋み豆腐は、ほかほかと身体が温まりますね。私の先生のところ も納会では埋み豆腐が定番でした。 B鰤と大根の煮物 ちょうど大根は鹿児島の田舎から届いたばかりでしたので、輪切り にして、お出汁でじっくりと煮ました。また、鰤は小さめにぶつ切り にして、生姜をたっぷり入れて甘辛く煮て、一緒に盛りつけます。 (最初から一緒に煮てももちろんいいのですが、作るタイミングが あって今回は別々にしました) いつものように、ゆきちゃんも参加! わたしも、ブリぐらいならたべれそうだにゃ〜 撮影:池田こみち 撮影:池田こみち 撮影:池田こみち ゆきちゃんは、お稽古場が大好き。これは今年2月のお稽古の時です 撮影:池田こみち あとは、お漬け物3種といちごをひとつ。これでお仕舞いです。お汁粉はもちろん、欠かせません。お稽古が終わってからみんなで頂きました。北海道の大納言を使い丸二日半ほど煮込んで作ります。 こうしてささやかですが、納会で一年を締めくくれることは大変幸せなことだと思います。また来年、初釜までしばしお休みです。 もちろんお稽古仕舞いですから、お稽古も真面目に行いました。 @初炭点前 A濃茶点前 2回 B後炭点前 C七事式のうちの数茶 D七事式のうちの花月 以上です。花月は毎年、お稽古仕舞いの最後にみんなで楽しく行います。 |