違法な除染を黙認 環境省を会計検査院に通報 沢田 嵐 掲載日:2014年9月7日 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
◆違法除染を黙認し復興予算の無駄遣いを放置している 環境省を会計検査院に通報した。 http://azarashi.exblog.jp/20173772/ > テレ朝調査報道「福島県田村市の除染廃棄物不法投棄事件」 池田こみち(環境総合研究所顧問)氏が岩路真樹氏に依頼されて田村市を現地調査したブログ記事によると、福島県田村市における除染廃棄物の処理に関連し、多重下請けと不法投棄にまつわる事件が発生して可能性が濃厚だ。 これらはいずれも違法行為であり、もしこれが事実認定されれば、契約通り除染費用を支払うことは認められない。 この件については、環境省の「不適正除染110番への情報提供について」にもすでに通報があり、「通報の概要と対応について」に以下のとおり掲載されている。 「通報の概要と対応について」 上記HPには 「除染で出た土壌等を保管せず、穴を掘って埋めていた(時期不明、飲食店での 隣席の作業員の会話、平成25年1月29日にも再度通報あり)」と通報されているにもかかわらず、環境省は「事実関係の確認が困難。事業者へは連絡し、注意喚起。」 で済ませ、事実上、不適正除染(不法投棄)を黙認している。 いち民間組織である「環境総合研究所」で上記のように確認できることが、なぜ 政府機関である環境省では確認できないのだろうか、そんな役立たずの組織なら 一刻も早く解体してもらいたいものだ。 違法行為に復興予算(税金)を使用することは、納税者・国民としてとうてい納 得できないので、不当行為として国会報告されるよう、上記の情報を会計検査院 に通報した。 情報提供の受付 多重下請、不法投棄などの違法行為が事実認定されれば、違法行為に公金を支出 した環境省の「不当行為」が問題となり、会計検査院は国会報告することになる。 そうすればあらためてこの問題がマスコミ報道され、警察も捜査せざるを得なく なるだろう。 |