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ムネオ日記
2007年6月15日(金)

 年金問題が毎日テレビ、新聞で取りあげられている。

 年金は全ての国民に対して共通の国民基礎年金を基に、学生や自営業の方を対象とした国民年金、民間企業のサラリーマンの方々を対象とした厚生年金、主に公務員を対象とした共済年金の3つに大きく分類される。私はふと思ったのだが、新聞やテレビの報道を見る限り、今回、共済年金については記録漏れがあったとは報じられていない。つまり、記録漏れが問題になっているのは個人事業主や民間企業のサラリーマンとその奥さんなどの人達ばかりで、公務員対象の共済年金だけは無事と言うことだ。

 これこそ官尊民卑かんそんみんぴで、国民をバカにした話だ。公務員と比較して、民間人、一般市民の年金記録がいい加減に扱われてきたことに他ならない。官僚天国、官僚を助長し、甘やかしてきたのも政治家である。官僚の手のひらで動かされ、今も動かされている政治家が多い。

 私は官僚とよくぶつかった。それは、国民を軽視し、国民を見下した役人を厳しく指導したからである。よく「鈴木宗男に恫喝された」と言われたが、国民の代表たる政治家として、当然の行為、発言をしてきただけである。誤解されることがあったとしたなら反省しなければならないが、今、社会保険庁のいい加減な、あまりにも国民をバカにしたやり方を見る時、きちんとチェックしなかった、時の社会保険庁長官、大臣の責任は極めて重いと言わざるを得ない。恫喝と言われようが、国民の目線に立って、きちんと指導すべきでなかったのか。

 「年金記録問題検討委員会」は「聖域なし」と言っているが、果敢に厳しく歴代大臣、社会保険庁長官を結果責任として調査してもらいたい。同時に、政府もあげて協力すべきである。

 毎日新聞26面に「『政治とカネ』 消えぬ影 5万円以上の領収書義務化」という6段の記事がある。その中に、「『法律に基づいて報告すべきものがあれば報告をされておりますし、その必要がないものについては報告されていないと思います』。

 6日の衆議院の農水委員会。赤城徳彦農相は2時間以上、抑揚のない口調でかたくなにこんな答弁を繰り返した。事務所費問題を追及された松岡前農相そっくりの言い回しに、いらだった野党議員の怒号が飛び、審議が何度も止まった」と書かれている。27面では、「赤城農相 事務所費00年19万 02年1017万円 不自然に変動」と、大きな見出し記事がある。

 私の経験からも、事務所費はそうそう大きく変動するものではない。「赤城農相の事務所は『保管義務期間(3年間)を過ぎている部分については分からないが、徳友会の経理は東京の議員会館と地元(水戸市)の事務所の合算で行っている。

 年度によって活動に濃淡がある』と説明している。しかし、赤城農相が地元事務所を置く『自民党茨城県第一選挙区支部』の収支報告書を見ると、『事務所費』をはじめ『光熱水費』『備品・消耗品費』の支出が毎年別途記録されている。」(毎日新聞27面)。

 この記事を読めば、事務所の人が説明したことは事実でないことがわかる。松岡前農相の死を無駄にしないためにも、政治家自ら国民に対して正直に、間違っていたのなら「間違っていました。付け替えをしていました。今の法律が不備ですので、甘えてしまいました」と国民にお詫びするなり、説明責任を果たすべきではないか。

 同時に、赤城農相だけでなく、全閣僚、与党の党役員が正確に事実を届け出ているかどうか。ここはマスコミの皆さんも今一度チェックしてみたら、国民に新しい情報を提供できるのではないだろうか。

 正直者が馬鹿を見て、いい加減なずるい者が生き延びるという社会は間違っている。国民の皆さんは是非とも声を大きくして、公正な判断をして戴きたいものだ。


 参議院選挙では、年金問題はもちろんだが、政治とカネについても争点にしなくてはならない。新党大地はこのことを強く訴えていきたい。

 釧路管内弟子屈町で昨年に続き新党大地6月例会。大勢の人に参加戴き、参議院選挙での多原たはらかおりへの支援をお願いする。お陰様で様々なところから「多原たはらさんを応援したい」「応援します」という輪が拡がり、声が届いている。勇気百倍である。

 多原たはらかおりも日に日に候補予定者らしくなってきた。残された期間、「女ムネオ」らしく、人一倍動いてほしい。自らの能力を最大限引き出して欲しい。最後の競り合いは本人の一挙手一投足にかかっている。このことを多原たはらかおり本人にも伝えながら、多くの人の御支援を切に切にお願いするものである。ストップ・ザ・勝ち組負け組の政治、現状の政治の打破に向け、ベストを尽くしていこう。

 大地塾の例会にあたり、地元弟子屈町の私の後援会、わけても青年部、女性部の皆さんに、昨年に引き続き御協力戴いたことに感謝申し上げたい。有難いことで、ただただ頭の下がることである。

 また、釧路根室管内連合後援会拡大役員会で、来月の参院選北海道選挙区へ立候補する予定の多原たはらかおりさんの推薦を戴く。多原たはらさんも勇気百倍だろう。後援会の御配慮に感謝したい。

◎本日提出した質問主意書3件

276我が国の対アフリカ外交についての官房長官秘書官の発言に関する第3回質問主意書

277 「第38瑞祥丸」船長の解放等に関する再質問主意書

278 ロシア極東サハリン州当局が発行した冊子「露日関係のクリール(千島列島)諸島」に関する再質問主意書

◎本日受領した政府答弁書31件

238 我が国の対アフリカ外交についての官房長官秘書官の発言に関する質問主意書

239 在パラグアイ大使館に配置されていた日本画「壌」の消失に関する質問主意書

240 在ベルギー大使館に配置されていた日本画の消失に関する質問主意書

241 在インドネシア大使館に配置されていた版画「飛雲富士(4)」の消失に関する質問主意書

242 在グアテマラ大使館に配置されていた日本画「朝暉」の消失に関する質問主意書

243 在米大使館に配置されていた日本画「曙」の消失に関する質問主意書

244 在ケニア大使館に配置されていた洋画「抽象」の消失に関する質問主意書

245 在南アフリカ大使館に配置されていた日本画「鵜飼」の消失に関する質問主意書

246 在アトランタ総領事館に配置されていた日本画「山水画」の消失に関する質問主意書

247 在広州総領事館に配置されていた陶磁器「壷」の消失に関する質問主意書

248 在ラスパルマス駐在官事務所に配置されていた陶磁器「牛」の消失に関する質問主意書

249 「第38瑞祥丸」船長の解放等に関する質問主意書

250 在南アフリカ大使館に配置されていた日本画「桃源境」の消失に関する質問主意書

251 在ペルー大使館に配置されていた日本画「杏」の消失に関する質問主意書

252 在オーストリア大使館に配置されていた版画「WORK 85―8(くみ)」の消失に関する質問主意書

253 在トリニダードトバゴ大使館に配置されていた陶磁器「色釉壷」の消失に関する質問主意書

254 在インドネシア大使館に配置されていた版画「門」の消失に関する質問主意書

255 在アトランタ総領事館に配置されていた日本画「泳ぐ鴨」の消失に関する質問主意書

256 在ニューオリンズ総領事館に配置されていた陶磁器「炭化大壷」の消失に関する質問主意書

257 在ベレン総領事館に配置されていた洋画「スペイン風景」の消失に関する質問主意書

258 在ニューヨーク総領事館に配置されていた版画「秋雑木」の消失に関する質問主意書

259 在シアトル総領事館に配置されていた洋画「錦秋懸瀑」の消失に関する質問主意書

260 在ベルギー大使館に配置されていた日本画「はこぞり」の消失に関する質問主意書

261 在パラグアイ大使館に配置されていた陶磁器の消失に関する質問主意書

262 在グアテマラ大使館に配置されていた日本画「水仙」の消失に関する質問主意書

263 在ラスパルマス駐在官事務所に配置されていた洋画「風景」の消失に関する質問主意書

264 在ニューオリンズ総領事館に配置されていた版画「猫」の消失に関する質問主意書

265 在ケニア大使館に配置されていた作者不明の洋画「花」の消失に関する質問主意書

266 在トロント総領事館に配置されていた日本画「蓬菜山」の消失に関する質問主意書

267在ベレン総領事館に配置されていた洋画「スペイン風景」の消失に関する質問主意書

267在ベレン総領事館に配置されていた洋画「スペイン風景」の消失に関する質問主意書

268 ロシア極東サハリン州当局が発行した冊子「露日関係のクリール(千島列島)諸島」に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

衆議院ホームページ</a>

鈴 木 宗 男
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http://www.muneo.gr.jp/index.html
新党 大地 </a>

http://www.muneo.gr.jp/flash.html
鈴木宗男 オフィシャルページ