信州自然探訪(8) 立科 青山 貞一 掲載日:2004.6 |
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◆写真はいずれも青山貞一が撮影 | ||||||||||||||||||
諏訪大社の御柱祭は、我が国最古の神社の一であり、古来諏訪大明神・諏訪南宮大明神・諏訪南宮正一位法性大明神などと称した。延喜の制には早くも名神大社として祈年の班幣に預かった。 出典:マピオン その諏訪大社では、式年大祭(御柱祭)が申年と寅年の7年に一度に行われ、5丈5尺(約16.8m)の樅の木16本を山から切り出して、四宮の四隅に御柱として建てる神事が全国的に有名な神事となっている。これは、神霊の寄りつく柱(または神地境界)を意味する勇猛な盛大なお祭りで、山から木を切り出し運ぶ「山出し祭」と里を練り歩き柱を立てる「里曳き祭」がある。 諏訪大社の御柱祭にもちいる樅の木は、現在、諏訪ではなく、立科の山林から切り出されている。たまたま別件で立科町に出かけたとき、徒歩で御柱の樅の木の切り出し現場まで行ってみた。 以下の写真は、立科高原→御柱切り出し地点入り口→切り出し点→運び出し点→立科高原を示している。切り出し地点では、樅の木を中心にかなりの量の樹木が一面伐採されていた。
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