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信州自然探訪(1) 上高地・安曇野


 
 青山貞一

掲載日:2004.6.6

 4月1日から長野県環境保全研究所に赴任したこともあり、頻繁に東京か横浜から長野に行くようになった。当然と言えば当然だが、長野に行くようになって、豊かで多様な自然に接する機会が増えた。

 今まで57年の人生の圧倒的多くの時間を東京など大都市で過ごしてきた私にとり、長野の豊で多様な自然との接触は、単なる自然との出会いを超えた「異文化との接触」でもある。東京から新幹線でわずか1時間半、私たちはまざに異次元の時空間に入ることができるのだ。

 それは21世紀、私たちが自然の一部としてどう環境とつきあい、共生すべきか、について多くの示唆を与えてくれると思う。大切なのは、単に自然、風景を見ることではない。そこに住む人々の生活、なりわいとの関係、変遷を見ることである。

 今後、「長野の自然探訪」シリーズとして順次、長野のスナップ写真を掲載したい。

 以下の写真はいずれも青山貞一撮影、転載禁です。 長野県地図
  
中信、安曇野盆地を里山山頂から見る 安曇野里山の典型的な樹林風景
ご存じ上高地の大正池付近 東信の北御牧村から浅間山を見る
北御牧村の梅野絵画館からの眺望 立科高原の女神池
立科高原の牧場 立科高原の樹林