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国、自治体の公共事業費3年連続減


掲載日:2004.6.8

 共同通信の速報。コメントは別途行います(青山)
 
公共事業など3年連続減 01年度の国、自治体の投資

 総務省は7日、2001年度の国や自治体による公共事業などの行政投資実績を発表した。

 投資総額は前年度比7・1%減の38兆4492億円で、3年連続の減少となった。01年度の財政投融資制度の改革で、特殊法人が事業を絞り込んだことなどが要因とみられる。

 投資額は、国(公団などを含む)が8・1%減の9兆5942億円、都道府県が8・5%減の12兆5763億円、市町村が5・4%減の16兆2786億円。

 事業別では、全体の28・5%を占める道路などほとんどの事業が減少したが、ダイオキシンの排出規制強化でごみ焼却施設の建設が急増した「環境衛生」(10・7%増)と、「空港」(9・5%増)は増加した。

 都道府県別では、東京が2兆9961億円とトップで、次いで北海道が2兆7700億円、最下位は香川の3018億円。住民1人当たりの投資額では、最高は島根の71万5585円で、最も少ないのは神奈川の18万4813円だった。(共同通信)