米軍誤射「状況矛盾する」 外交官殺害で警察庁 (共同通信)
[ 2004年4月5日19時25分 ]
イラクの日本人外交官殺害事件で、銃撃された四輪駆動車の検証結果について、瀬川勝久警察庁警備局長が5日、参院イラク復興支援・有事法制特別委員会で報告し「(米軍の)軽装甲車から撃ったとする状況とは矛盾する」と述べ「米軍誤射説」の可能性は極めて低いとの見解を示した。
舛添要一氏(自民)の質問に答えた。瀬川局長は「約1メートルの高さから銃撃されたと推定できる」と指摘。米軍軽装甲車の車高は1・37-1・83メートルで「銃座を置けばさらに(銃の位置は)高くなる」と説明した。
また「銃器の種類は特定できなかった」としながらも、銃弾の破片とみられる金属片と、ロシア製自動小銃カラシニコフの銃弾について「銅や亜鉛のパーセンテージは若干違うが、成分は同じだ」と述べた。[
2004年4月5日19時25分 ]
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