●主な内容:
被害発生から半世紀、裁かれた国と熊本県の責任/毒は流され続けた/判決後も終わらない患者達の闘い
●コメンテーター
橋本道夫(元厚生省、環境庁公務員。筑波大、[私史 環境行政」著者)、阿部泰隆(神戸大教授、有斐閣[環境法」共著など)
●放映日時:10月30日(土) NHK 教育テレビ 午後5時から6時半 (当初予定と時間が変わっています。ご注意)
●久保田 好生氏のコメント
余談ですが、橋本道夫さんは上級官僚には希な、骨のある誠実な方でした。水俣病一次訴訟や自主交渉患者の補償協定ができた翌1974年、環境庁企画調整局に「環境保健部」が初めて作られ、その初代部長でした。(政治決着に尽力の小島氏もその頃のスタッフ)。
未認定を問う川本輝夫さんや認定申請患者協議会(現・水俣病患者連合)の患者さんたちと何度も旧庁舎の環境庁でがんがん交渉をした頃(1970年代中ごろ)の印象は、いまも鮮明です。
でも、最近の環境省は、権限や予算は増えたかも知れないけど、その分、現場への想像力が格段に薄れてるのかも。関西訴訟判決に力を得て、それをブラッシュアップする方法を仲間で考え中です。
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