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ラブロフ:米国はダーイッシュを利用して
シリア危機の政治的解決を妨げている 

Lavrov: US uses Daesh to hinder political solution to crisis in Syria
SANA 2021年4月1日

翻訳:青山貞一 Teiichi Aoyama(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2021年4月1
日 公開 

 モスクワ、SANA-ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、米国はテロ組織ダーイシュを利用してシリア危機の政治的解決を妨げ、国際決議に著しく違反して分離主義民兵を支援していると断言した。

 水曜日にモスクワで開催されたヴァルダイ・フォーラムで、ラブロフは、米国はシリアの土地を占領し、石油、ガス、小麦などの天然資源を略奪し続けていると述べました。

 また、国連決議2254に従ってシリアの危機を政治的に解決する必要があることを繰り返し述べ、「シリア人が自決について合意する機会を与えるべきだ」と述べました。

 また、一部の国が、シリアで予定されている大統領選挙の問題を、憲法討議委員会の活動を含む政治プロセスに起こりうる変化と結びつけようとしていることを指摘し、同委員会の活動は決議2254で言及されていないため、今回の選挙と結びつけることはできないと述べました。

 国連決議2254は、外部からの干渉を受けずに自国の将来を決めるのはシリア人だけであり、テロ組織はいかなる政治プロセスの外にあることを確認している。

シャザ・アル・アシュカー/シャザ・クリーマ 

追記

昨日深夜からチャットでシリアのダマスカス難民キャンプにいるシリアの女性看護師と議論していましたが、看護師は2日間何も食べていないと。また米国によるシリア攻撃で多数の子供が死んでいるなど、悲惨な状況がつづいているようです。私が米国がバイデン大統領になったので、今後、益々シリア攻撃は激しくなるのでは?と述べたら、まさにその通り。あなたの見方は正しいと言われました。 青山貞一
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