エントランスへはここをクリック   

会津若松日帰り訪問記

日新館・猪苗代湖

鷹取敦

掲載月日:2015年5月9日
 独立系メディア E−wave
無断転載禁


■日新館(会津藩・藩校)

 日新館は、享和3年(1803年)に5年の歳月を費やして作られた、文武両教科を教授する総合学校で、「「日新館の教育目標は、人材の育成」の会津藩の方針のもとに、花色紐組(上士)以上の藩士の子弟は全て入学が義務付けられました。」新島八重の実兄・山本覚馬や白虎隊の少年達をはじめ、多くの優秀な人材を輩出しています。(出典:下記サイト)

◆会津藩校・日新館(市指定史跡)
http://www.nisshinkan.jp/

◆會津藩校 日新館
http://www.aizukanko.com/spot/55/

 日新館は戊辰戦争で焼失し天文台跡が今に残る唯一の遺構です。(出典:下記サイト)

◆藩校日新館天文台跡(市指定史跡)
http://www.aizukanko.com/spot/148/

 忠実に復元された建築や庭園等を見学できる他、弓道場等で体験が出来ます。当日は高校生くらいの若者達が弓道をしていたので、学校の活動の場としても使われているのかもしれません。

 観覧料は大人620円です。


日新館入口
撮影:鷹取敦 Sony DSC-HX50V


復元された日新館
撮影:鷹取敦 Sony DSC-HX50V

 映写室では会津藩の歴史の短いビデオが上映されています。建物だけでなく、敷地内の様子まで当時の雰囲気のまま復元されているようです。


日新館・敷地内
撮影:鷹取敦 Sony DSC-HX50V

 建物の中は、人形を使って当時の様子を再現し、廊下には日新館の歴史や教育等について詳しい説明があり、さらに別棟として会津藩校資料館がありました。


日新館・素読所
撮影:鷹取敦 Sony DSC-HX50V


日新館・案内図
撮影:鷹取敦 Sony DSC-HX50V

 武講は、兵法を学ぶところでしたが、現在は茶道体験会場としても使われています。池はよろいかぶと身につけた泳ぎの練習もしていたようです。


日新館・水練水馬池と武講
撮影:鷹取敦 Sony DSC-HX50V

 弓道場には高校生くらいの若者が大勢出入りしていました。日常的に弓道の練習の場として使われているようです。


日新館・弓道場
撮影:鷹取敦 Sony DSC-HX50V

 大河ドラマ「八重の桜」にも、主人公が砲術の訓練をする場面がありましたが、復元された日新館の砲術場は、この場面を彷彿とさせるものでした。


日新館・砲術場
撮影:鷹取敦 Sony DSC-HX50V

 17時前に日新館を出て、猪苗代湖に向かいました。猪苗代湖には「閉館時間」はありませんので、暗くなる前に到着すれば十分です。

■猪苗代湖

 猪苗代湖畔の北側の道路を東に向かうと、左手(北)に大きく磐梯山が見えました。


猪苗代湖畔からみた磐梯山
撮影:鷹取敦 Sony DSC-HX50V

 猪苗代湖畔で車を停めたのが17時半すぎです。日が暮れかけていて、雲一つ無い空が美しいグラデーションとなっていました。


猪苗代湖
撮影:鷹取敦 Sony DSC-HX50V


猪苗代湖
撮影:鷹取敦 Sony DSC-HX50V

 日が暮れる前に、レンタカーを返却し、磐越西線で郡山駅まで戻り、郡山駅で食事をして東京に戻りました。

 事前の予報では雨天が心配されましたが、幸い終日好天に恵まれ、強行軍ではありましたが、充実した1日でした。