エントランスへ

◆池田こみち 東京家政大学 学園祭 講演会
  環境シンクタンクの起業、スーパーウーマンが見た環境と行政 

 2010年10月24日(日)、東京都板橋区にある東京家政大学の学園祭(緑苑祭)にて池田こみちさん(環境総研副所長、Eforum副代表)が、環境政策立案、社会経済環境的弱者(SEE)への環境アドボカシー活動を専門とする環境シンクタンク、環境総合研究所を青山と一緒に起業した経緯、そのミッション・パッション・アクション、設立後の主要な活動などを講演しました。研究所の設立は1986年7月(25年前)です。

 以来、環境関連の法律、条例、政策の立案支援のみならず自主研究活動として、

・湾岸戦争そのものの戦略アセス、クウェート、ドバイへの現地大気汚染調査、
・川崎公害裁判、東京大気汚染公害裁判はじめ全国各地の廃棄物関連訴 訟などへの証拠調査、証人出廷、
・パソコンを活用した高度な環境シミュレーションソフト自主開発と、
 それらを使った全国各地における市民団体への環境アセス支援、
・恵比寿ガーデンプレイス再開発事業に対する計画段階から事後モニタ
 リングまで8年間に及ぶ住民環境アセス支援、
・全国20以上の自治体の市民参加による環境基本 計画策定、
・6万人以上が参加している市民参加の松葉ダイオキシン全国調査活動
 (北海道から沖縄まで、米国など海外も)、
・カナダの化学分析会社(現在カナダ随一となっている)へのアウトソ
 ーシングによる市民運動や環境弁護士を支援するための化学分析調査、
・カナダ・ノバスコシア州の脱焼却、脱埋立を達成するゼロウエイスト
 政策の数度に及ぶ現地視察、交流と日本への導入活動、
・国際学会への英論文研究発表の継続、多くの大学への非常勤講義、
・独立系メディア開設による代替メディア報道


などについて具体的に137枚のパワーポイントを使い講演しました。



以下ポスターより

◆池田こみち 東京家政大学 学園祭 講演会
  環境シンクタンクの起業、スーパーウーマンが見た環境と行政 


<25年前のまだ環境冬の時代に、環境問題専門のシンクタンクを
 立ち上げる。地球的視野をもちながら地域に根ざした環境正義の
 実現をモットーに日本の社会に求められる社会の医者、環境アド
 ボカシーについてフーパーウーマンが熱く語る!>


池田こみち氏プロフィール

<株式会社環境総合研究所副所長、NPO環境行政改革フォーラム副
 代表。聖心女子大学卒業後、東京大学理学部、東京大学医科学
 研究所、ローマクラブ日本事務局勤務後、環境政策専門の民間
 シンクタンクを起業。同時に研究者、弁護士らによる環境問題
 解決のためのNPOも創設。国際的視野を持ち地域で社会正義
 を実践するスーパーウーマン>

ポスターにある写真はこの春でかけたワシントンDCの米国環境
保護庁の会議室にて撮影したもの。