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観光競争力、スイスが1位
WEF調査、日本は25位

東京新聞

掲載日:2007.3.1


 【ジュネーブ1日共同】

  観光地・旅行先として競争力が最もあるのはスイス−。スイスの民間経済研究機関、世界経済フォーラム(WEF)が1日まとめた調査でこんな結果が分かった。観光立国を目指す日本は対象124の国・地域の中で25位にとどまった。

 WEFは観光業に対する政策や規則をはじめ環境対策、治安、交通網や宿泊施設、価格、自然など13の指標を使って競争力を算出。スイスは自然、文化、交通網、安全性、厳しい環境基準、人材など多角的に高く評価された。2位以下はオーストリア、ドイツ、アイスランド、米国が続いた。

 日本は地上交通網(6位)や人材(11位)などが高く評価された半面、旅行・観光の価格競争力(107位)が低いとされた。アジアでは香港(6位)、シンガポール(8位)が上位に入り、インドは65位、中国は71位だった。最下位はアフリカのチャド。

(2007年03月01日 23時17分)