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カナダ・ノバスコシア州
ゼロウエイスト政策視察 団員募集
Field Survey Tour to Nova Scotia
Canada on Zero Waste Policy
本現地視察は成功裏に終了しています!
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ゴミ弁連千葉総会での青山貞一講演レジメ(PDF
◆現地視察団員募集のお知らせ(最終案内→完了)
厳しい排出規制、不法投棄罰則等の立法措置、EPR、デポジットなどの経済誘導措置、生ゴミ堆肥化などローテクによる対応、市民,NPO、企業の徹底したスチュワードシップなど、今の日本では考えられない「廃棄物資源管理」によって、すでに「脱」焼却を実現、「脱」埋立てに向かっているカナダ、ノバスコシア州(首都ハリファックス市)への現地視察団員募集を20名募集しました。
先月末までに、弁護士、研究者、大学職員、市議会議員、国会議員政策秘書、行政職員、NPO、ジャーナリストなど28名が参加意向を示され、昨日までに24名の方が参加確定しました。そのうち5名は直前まで米国のマサチューセッツ、ボストンで開催されます国際ダイオキシン学会(通称)に参加し論文発表等をされます。
本現地視察は、カナダ政府、ノバスコシア州政府、ハリファックス市、RRFB(法律で設立されたデポジット、リサイクル等の非営利団体)などの全面支援で今回の現地視察が実現します。主催、事務局は環境総合研究所です。また環境総合研究所とカナダ大使館の共催で8月6日、東京赤坂のカナダ大使館で関連するシンポジウムを開催します。
なお、ノバスコシア側との話し合いにより、あと数名の団員募集が可能となりました。今月中旬にフライトの最終予約を行ないますが、もし、この際、現地を視察したい方がおられましたら、青山まで取り急ぎご連絡下さい。
なお、現地視察関連のホームページは以下です。
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各種資源・食料を「ゴミ」として膨大な税金で焼却・溶融し、
山や海を次々に埋め立てる日本の間違った廃棄物行政を
根本から改めさせるための第一陣
現地視察団員募集!
「脱」焼却を実現し、「脱」埋め立てに向かう
世界の環境フロントランナー
カナダ・ノバスコシア州ハリファックス市
「廃棄物資源管理」と「雇用創出」の現地視察団員募集中!
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2003年3月上旬、青山貞一、池田こみち(環境総合研究所)、広田次男弁護士(ゴミ弁連)の3名は国庫補助によらず焼却処理にもよらないカナダ・ノバスコシア州ハリファックス市を中心とした「廃棄物資源管理」の現状、実態を視察してきました。廃棄物資源管理で環境リスク、健康リスクを削減し、同時に多くの雇用を創出しています。ノバスコシア州ハリファックス市は日本からは11000kmの地球のちょうど裏側の人口36万の都市です。
ノバスコシア州の廃棄物資源管理については、田中康夫知事ら先進自治体知事が、地方、地域の創意工夫を生かして廃棄物資源管理を行い、同時に多くの雇用も創出していること、また国庫補助に依存せずに社会経済変革を敢行していることなどに関し大きな関心を寄せられております。
この地域の廃棄物資源管理の大きな特徴は、国庫補助なし州から市への補助も全体の1/5程度、事業費大部分はデポジットと各種紙、容器、プラスチック類、タイア、ペイントなどの事業(リサイクル、リペアー、リユースなど)により得た資金で循環的に経済運営されていることです。
一方、ゴミ「脱」焼却の要は、一般廃棄物のかなりの部分を占める生ゴミの堆肥化を軸にしていることにあります。さらに容器類のデポジットと紙類、タイヤなどの徹底したリサイクルなどにより焼却処理がゼロ、埋立ても非常に少なくなっていることも特筆すべきものとなっています。これらノバスコシア方式の採用により雇用も1000人以上増えています。技術的にも何ら特殊なものを用いず、ローテクと省エネで分別、リサイクル、リユースをしています。しかも全面的な市民参加、NPO参加、企業参加となっています。 |
国庫補助、地方特別交付金に50%〜80%も依存した我が国のゴミ焼却(含む溶融)と埋立処分による課題山積の廃棄物処理処分の代替案を実現する上で、日本から最も遠い北半球の都市、ハリファックス市(36万人)とノバスコシア州(約100万)のスチュワードシップと5Rによるゴミ発生抑制と「脱」焼却、「脱」埋め立ては大いに参考になります。しかもそれらを市民,NPO、企業の全面的な参加によって実現しています。
「脱」焼却を軸とするノバスコシア方式の採用によりダイオキシン類、重金属類などの有害化学物質、また窒素酸化物、二酸化炭素などの大気汚染、温室効果物質の排出も激減しています。おそらく世界有数の持続可能な環境都市、それも100万人都市だと思われます。特筆すべきは、何ら高度な技術や巨大な装置を使わずに「脱」焼却を実践していることです。そのノバスコシア州の廃棄物資源管理やビジネスモデルを自分の目で確かめてください。 |
さらに土日の休日を利用しルナバーグ(世界遺産)、ペギー岬などに7時間30分の旅を敢行します。夏ですので流氷は見れませんが、すばらしい北大西洋の海浜環境、自然景観それと調和したひとびとの生活、北米最大規模の漁港、ハリファックスのウォータフロントと魚介が堪能できます。
■現地視察調査団の団員募集について
この夏(8月後半から9月上旬を予定)に、20名規模の現地視察、情報交流、議論ツアーを計画しています。事務局はこの分野で多くの実績を持つ株式会社環境総合研究所です。すでにゴミ弁連事務局長と3月に予備調査を行なっています。その青山貞一、池田こみちが団長と副団長(通訳兼務)をつとめます。以下の要領で団員を募集しますのでご関心おありの方は、ぜひご応募下さい。
1.実施事務局 株式会社環境総合研究所
Environmental Research Institute, Tokyo http://www.eri.co.jp/
141-0021 東京都品川区上大崎4-5-26-4-1108
tel 03-5759-1690 fax 03-5759-1890 aoyama@eri.co.jp
2.実施体制
@調査視察団長 青山貞一 (環境総合研究所所長)
http://www.01.246.ne.jp/~komichi/aoyamateiichi.htm
武蔵工大環境情報学部(同大学院)教授(専門:環境政策、公共政策)
環境行政改革フォーラム代表幹事、政策学校「一新塾」代表理事
A調査団副団長 池田こみち (環境総合研究所副所長)
兼通訳 http://www.01.246.ne.jp/~komichi/ikedakomichi.htm
環境行政改革フォーラム幹事、事務局長、
関東学院大学経済学部非常勤講師(専門:環境計画論、廃棄物管理政策)
3.実施時期
8月後半から9月上旬までの1週間を予定。出発前に事前説明会を最低1回、東京で行なう。さらに帰国後、有志により現地視察報告会を開催する予定です。
4.必要実費
実施期間により異なりますが、25万円〜29万円(税込み)となる見込みです。夏休みが重なるため、どうしても航空運賃が高くなります。その点をご了解下さい。以下が費用に含まれる内容です。
@成田ーハリファックスの航空運賃(エコノミー)税、空港利用料、保険が含まれます。
Aホテル宿泊費(5泊)但し、原則としてツイン2人部屋
B空港ーホテル(50km)のリムジン(往復)、有料橋費(往復)
Cノバスコシア州内現地視察移動(全体で400km以上)バスをチャータし使用。
Dレセプション費、懇親会費(昼食2回)、会議室借料
Eノバスコシア州内観光費(全体で300km以上)ミニバス使用
F随行通訳費
G各種準備費、事前説明会、関連資料費
上記に含まれない費用。成田までの交通費、朝食費、レセプション、
懇親会以外の昼食および夕食、個人的な買い物等。
一人部屋を希望される場合は3万円追加となります。
5.スケジュール案
以下を予定しています。実際のスケジュールは、使う航空便などにより、
一部変更となる場合があります。 その場合にはご容赦下さい。 |
◆カナダ・ノバスコシア州ハリファックス現地視察 第一次日程案
9月 1日(月)ハリファックス調査団成田発(夕方の予定)
1日 カナダ・ノバスコシア州ハリファックス到着
9月 2日(火) ノバスコシア・ハリファックス視察、交流
9月 3日(水) ノバスコシア・ハリファックス視察、交流
9月 4日(木) ノバスコシア・ハリファックス視察、交流
9月 5日(金)ペギー岬、世界遺産等ツアー
9月 6日(土) 市内観光、自由行動 予備日
9月 7日(日) ハリファックス発
9月 8日(月)成田着
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以下は詳細
1日目(月) 成田→トロント→ハリファックス
トランジット空港はトロント以外にバンクーバー、モントリオール、ボストン、デトロイト
のいずれかとなります。
【宿泊】ハリファックス市街地、☆☆☆☆ホテル(5泊)
2日目(火)
【午前】全体レクチャー(ノバスコシア州環境労働局)
【昼食】ハリファックス地域協議会、市役所担当者との懇親
【午後】堆肥化工場視察、紙のリサイクルセンター等現地視察
【夜】 歓迎レセプション(ノバスコシア州環境大臣、環境NPO、RRFB代表)
※ RRFBは州法で設置された廃棄物資源管理の経営などを行う財団(NPO)
3日目(水)
【午前】容器リサイクルセンター、タイヤリサイクルセンター
【昼食】NGO、環境ビジネス関係者と懇談
【午後】各種リサイクルセンター、タイヤリサイクルセンター等の現地視察
【夕方】ノバスコシア州環境労働局幹部、担当者らとの意見交換、質疑応答
4日目(木) ハリファックス現地調査
5日目(金) 【ノバスコシア州内観光】
土日を利用して世界遺産の美しい町、ルナバーグなどに7〜8時間旅行します。
http://www.cabanatravel.ns.ca/D_Lunenburg.html
朝ホテル発→高速道路で→世界遺産都市ルナバーグ昼食を含め3時間自由行動。
一般道路で海岸線沿いにマホネベイ、ペ ギー岬で自由行動→一般道路でホテルへ
6日目(土)【終日自由行動】ハリファックス市見学等函館市の五稜郭に似た施設、その他自由行動
http://www.macpherson-travelandtours.com/images/OtherTourPics/CitadelHill.jpg
【夜】ウォーターフロントの魚貝レストランなど。
6日目(日)【移動】ホテル→ハリファックス国際空港(約40km)ハリファックス→トロント→成田
7日目(月)成田着(午後3時の予定)
6.優先呼びかけ対象
@環境行政改革フォーラム会員、
A松葉ダイオキシン全国調査実行委員会メンバー、
Bゴミ弁連(環境弁護士グループ)会員、
C政策学校一新塾生、OB
D武蔵工業大大学環境情報学部教員及び青山ゼミ及び環境法受講院生、
E当該問題に強い関心をもつ環境ジャーナリスト、環境NGO、研究者
F国会議員(衆参環境委員会等委員)、議員連盟所属国会議員
G自治体議員、職員
Hその他、新たな「脱」焼却を重視した廃棄物処理処分に関心がある方
上記の方々を優先させていただきます。
7.参加希望者へ
現地視察調査の団員希望者は、できるだけ早めに仮申込をお願い致します。
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