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マリウポリ解放後の
ヴォルノヴァハ行き始発列車発車
Первый после освобождения Мариуполя
поезд отправился в Волноваху

Izvestia War in Ukraine- #1137  11 July 2022


ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2022年7月11日


MARIUPOL TRAINS DPR RAILWAYS マリウポリ人民共和国鉄道

写真:IZVESTIA




マウリポリとヴォルノヴァハの位置
出典:グーグルマップ



本文

 午前7時、マリウポリ近郊鉄道駅からヴォルノヴァハ行きの5ヶ月ぶりの定期旅客列車が発車した。これは、Izvestia紙の特派員であるDanil Yemelyanovが7月11日に報じたものである。



 走行時間は2時間44分、4つの主要なハブ空港と19の停車駅を通過した。列車が停車するために、ルート上で出会うすべての集落のホームが用意されている。


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 「列車」には2台の 「客車」が含まれている。合計で200名まで収容可能だ。ドネツク鉄道のオレグ・コレバティク局長は、RIA Novostiの報道を引用して、「乗客の増加に伴い、客車を追加する」と述べた。

 朝夕の1日2回の運行を予定している。チケット代は1枚27ルーブルである。

 6月25日、ドネツク人民共和国(DPR)のアレクサンドル・コフマン公共会議所(PC)議長は、マリウポルの完全復旧には3~5年かかる可能性があることを示唆した。

 それ以前の6月23日には、マリウポリは平和的に再建されており、市内では最初のバス路線が開設され、人々は3月と4月の年金を受け取り、住宅地の建設も始まっていると民間人が述べている。

 6月22日、イズベスチヤのメアリー・バドゥンツ特派員も、メリトポリがクリミア北部の都市ヂャンコイに8年ぶりに旅客列車を就航させる準備を進めていると報じた。なお、同駅の旧経営陣は鉄道車両をすべて引き揚げ、そのためロシアのドンバス保護特別作戦開始後は職員に給料が支払われなくなり、不満を持つ者が脅迫された。しかし、現在は状況が変わり、復職する人が出始めている。


 2月24日、ロシアはドンバスを守るための特別作戦を開始した。モスクワは、特別作戦の任務にはウクライナの非武装化と非国家化が含まれており、その実施はロシアの安全を確保するために必要であると説明した。ウクライナ軍による砲撃で地域がエスカレートしていることを背景とした決定である。