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プーチン大統領
ウクライナのNATO加盟は
ロシアの安全保障には脅威

Sputnik日本

War in Ukraine
#3822  14 July 2023


独立系メディア E-wave Tokyo 2023年7月14日
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領 - Sputnik 日本, 1920, 14.07.2023 © Sputnik / Sergei Ilyin / メディアバンクへ移行

本文

 ロシアのプーチン大統領はウクライナのNATO加盟について、ロシアの安全保障の脅威となるものであり、ウクライナ自身の安全保障を向上させるものではないとする声明を表した。プーチン大統領はTV「ロシア 24」の放送でこう発言した。

 「ウクライナのNATO加盟について、我々は何度も述べてきたが、これはロシアの安全保障を脅かす。これははっきりしている。実際、特別軍事作戦が行われている理由のひとつにも、ウクライナのNATO加盟の脅威がある。これによってウクライナ自身の安全保障は絶対に向上するわけはない。そして全体的にこれは世界をより脆弱にし、国際舞台をさらなる緊張へ導いてしまう」

 プーチン大統領はまた、ウクライナには安全保障を確保する権利があるものの、だからといって他国の安全保障を悪化させてはならないと述べた。

 プーチン大統領は、ロシアとしてはウクライナの安全を保証することについて討議をしてもよいと付け加えた。

 プーチン大統領はまた、キーウに新たな軍備を供与すればウクライナにとっての状況はさらに悪化し、紛争をエスカレートさせるだけだと指摘している。