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ポーランドの大臣、カナダで表彰された
ウクライナ人ナチスの
引き渡しを要求

プシェミスワフ・チャルネク(Przemyslaw Czarnek)氏、
ヤロスラフ・フンカの戦争犯罪の
可能性について調査を望む

Polish minister calls for extradition of Ukrainian Nazi honored in Canada. Przemyslaw Czarnek wants a probe into Yaroslav Hunka’s possible war crimes
RT War in Ukraine #4205 
27 Nov. 2023

翻訳:池田こみち(環境総合研究所顧問)
独立系メディア E-wave Tokyo 2023年9月28日

ポーランド教育大臣 プシェミスワフ・チャルネク(Przemyslaw Czarnek)氏。 © Attila Husejnow/SOPA Images/LightRocket via Getty Images

本文

 ポーランドのチャルネク(Przemyslaw Czarnek)教育大臣は、先週カナダ議会で喝采を浴びたウクライナのナチス親衛隊の退役軍人の身柄引き渡しを求める意向を示した。

 ヤロスラフ・フンカは98歳のウクライナ系カナダ人で、ナチス・ドイツが第二次世界大戦中にロシア人、ポーランド人、ユダヤ人市民に対する残虐行為に参加したSS第14ヴァッフェン・グレナディア師団、別名ガリシア第1師団で戦った。

 フンカは下院での式典で、アンソニー・ロタ元下院議長から 「ウクライナの独立のためにロシアと戦った英雄」として紹介され、スタンディングオベーションを受けた。ジャスティン・トルドー首相とウラジーミル・ゼレンスキー・ウクライナ大統領も式典に出席した。

 チャルネク大臣は火曜日にX(旧ツイッター)に書き込み、「カナダ議会でのスキャンダラスな出来事に鑑み」、SS退役軍人のポーランドへの「身柄引き渡しの可能性に向けた措置をとった。」と述べた。同大臣はまた、ポーランドの国家記憶研究所に対し、「ヤロスラフ・フンカがポーランド国家とユダヤ系ポーランド人に対する犯罪で指名手配されているかどうかを緊急に調査する」よう訴えた。

 しかし、ポーランドからの引き渡し要請の可能性について、カナダのアリフ・ヴィラニ司法長官は、そのようなものは見ていないとコメントした。「私が申し上げたいのは、身柄引き渡し手続きは微妙な問題だということだ。」と彼はポリティコ誌に語った。彼は、その文書が提出されるまで、この問題について詳しく説明することを拒否した。

 この論争は、特にユダヤ人コミュニティからの国際的な激しい反発を呼んだ。サイモン・ヴィーゼンタール・センター友の会は、この祝典に「驚愕している」と述べた。同時に、イスラエル・ユダヤ問題センターは、「ホロコースト時代にウクライナ人が犯した犯罪が白紙に戻されるのであれば、黙ってはいられない」と述べた。

 ロシアとポーランドの外務省も非難に加わった。モスクワ外務省は、オタワがナチズムの犠牲者の記憶を濫用し、"奔放なロシア恐怖症 "だと非難した。一方、アルカディウシュ・ムラチク外務副大臣は、フンカの告発に加え、ロタ議長(当時)に対し、勤勉さと歴史的知識の欠如を理由に退陣を促した。

 トルドー首相は、今回のスキャンダルはオタワにとって「深く恥ずべきこと」であると認めた。