10月13日(金)午後6時より福岡工業大学において、カナダ・ノバスコシア 州循環型社会構築講演会が開催された。 以下はその概要報告。 午後4時前、2講師・池田・廣田が福岡工業大学に到着、4名と時田福岡工大教授、黒木弁護士で福岡工業大学の理事長室に挨拶に行く。 理事長より、講師らに源右衛門デザインのランチョンマットと附属高校教師(書家)直筆による色紙がプレゼントされ、講師らは大変喜こばれた。 その後、講師らは、大学職員より学内の説明を受けた後、講演まで軽食・コーヒーでしばらく休憩。 講演会は、平日かつ週末の夕方6時からということで、参加したくても仕事などで参加できないと言う声も多く、心配されたが当日は、約300名の参加者があり大盛況となった。 300人収容のホールのうち、前方に若干空席はあったものの、逆に後ろの方に補助席を数十台も並べて座ってもらうなど、全体としてはほぼ満席状態。 参加者の大半は福岡工業大学の大学生・教職員と附属高校の高校生など学内関係者で、残り数十名程度が住民団体関係者・市民という感じであった。 司会進行は黒木弁護士が担当、廣田弁護士より開会の挨拶と大学理事長の挨拶(事務方による代読)がなされた後、早速、講師二人の講演。 司会は黒木弁護士 福岡での講演会が全国最後であり、講師の方々も池田さんも大変お疲れだったと察するが、そのような様子は全くなく、英語と日本語でスムーズに講演が進み、聴衆も真剣になって講演に耳を傾けていた。 会場を埋めた300名の聴衆 左から通訳の池田こみちさん、ボブさん、レイさん 7時50分ころにお二人の講演が終わり、すぐに質疑応答に移り、高校生からは「僕たちのできることは何ですか?」といった素朴な質問や住民からは「焼却炉を作らないと決めたのは財政的な問題だけなのか」、「日本でこのようなことができるのか。」「どのようにすれば日本の行政を変えられるか。」など切実な質問まで、様々な質問が相次ぎ、講師側も熱心に答えるために、予定終了時間8時を大幅に超過。 やむなく8時30分に質疑応答を終了することと致しました。 その後、本講演会の事務局として、大学での開催に尽力された時田教授より、大学関係者への挨拶がなされました。が、それに加えて、福岡講演会が開催されるまでの経緯についても報告された。 最後に、地元共催団体である「福岡県処分場・環境問題連絡協議会」の構成団体の一つである「古賀市ゴミ問題連絡協議会」代表の藤井慶太より閉会の挨拶を頂き、8時45分ころ、講演会を終了致した。 講演会終了後は、大学内のレストラン(OASIS)において、約20名ほどの関係者で洋食・和食・デザートなどを取りそろえた懇親会を開催し、講師の方々にも大変喜んで頂き、最後の記念写真を撮影して、全日程を無事終了することができた。 懇親会参加者全員で記念撮影 |