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政府要人・自民議員の醜聞
(3)本間政府税調会長
愛人と
豪邸官舎暮らし


再掲載日:2006.12.12


青山貞一ブログバージョンはこちら

 週刊ポストがスクープし、その後、日刊ゲンダイ、ZAKZAKなどが追い書き。昨日(06/12/13)は、何と報道ステーションでも取り上げた本間政府税調会長(大阪大学教授)による愛人と豪華官舎暮らし問題。

 ●週刊ポスト、2006.12.22号
   安倍政権の正体/本間税調会長
   「愛人と官舎同棲」をスクープ撮!

   政府税制調査会会長・本間正明、安倍首相

 こんなひとに国民の生活や暮らしに直結する政府税調会長をさせているようでは、安倍総理の品性、見識が疑われる。もっぱら、組閣のときにすでに品性と見識は疑われていたが、ここにきて安倍総理周辺の人脈、人材のお粗末さ、酷さは目に余るものがある。

 すでに支持率急降下の安倍総理だが、40%を切る日もそう遠くないではないか。来年の参議院議員選挙の顔として自民党が使うために敢えて13年の議員経験しかない安倍氏を選出したものの、今のままではやらせミーティングと言い理念、政策以前に、下劣なスキャンダルで安倍政権は沈没する。

 ....

 JR山手線原宿駅から徒歩5分にある90平米以上ある超豪華官舎に、大阪大学教授で現在、政府税調の会長を務める本間正明氏が、大阪・北新地の愛人と3年ほど前から堂々暮らしていると言うのだ。

 場所が場所、通常なら45万円から50万円はくだらない超高級マンションに類する幹部公務員用官舎をこともあろうか、月8万円弱で暮らしていると言う。しかも、週刊ポストは、本間会長が愛人と永年暮らしていることをすっぱ抜いただけじゃない。大阪にはれっきとした妻がおり、その妻にも取材し確認していると言うのだから開いた口がふさがらない。

 この国は一体どうなっているのか?

 そもそも本間教授は、「企業減税」を提唱し、結果的にサラリーマンなど庶民に厳しい税制を押しつけようとしている政府税調の会長だ。前任者の石弘光氏は、官舎どころか無報酬で会長をやっていたというから驚きである。

 さらに、本間会長は豪華官舎の便宜供与にとどまらず、各省庁から専用個室を提供されているという。こんな人に格差社会の現実がわかるはずもない。

本間政府税調会長 愛人と豪華官舎暮らし
ゲンダイネット

 政府税調の新会長となった阪大の本間正明教授(62)が、今週発売の週刊誌に“東京妻”との同棲をスッパ抜かれた。

 しかも、キャリア官僚しか入れないはずの庶民がうらやむ豪華官舎での愛人との生活。

 こんなフザケた税調会長が大企業優遇税制やサラリーマン増税を進めている。とりわけ許し難いのは、やっていることとは裏腹の官舎売却の旗振り役を務めていることだ。


 「北新地の女性らしいとは聞いています。(本間氏が)帰ってくることはめったにありません」

 本間氏の愛人(55)について、大阪で別居中の本妻はポストの取材にそう答えた。愛人とは古いつきあいらしく、「夫婦関係は冷え切っていた」(霞ヶ関関係者)と言う。
 
 「若い女をつくって火遊び」と言うことではないらしいが、別の官僚はこう吐き捨てる。

 「国立大の教授が北新地ですよ。誰の金で遊んでいるのか。もっとも、関西の先生たちにはスポンサーがいる。祇園や新地での豪遊ぶりは有名です」

 本間氏が愛人と暮らしているのは、東京・神宮前にある「東郷台宿舎」。キャリア官僚の幹部クラスしか入れない豪華官舎だ。

 JR原宿駅から徒歩5分。上訴会にある96平米の部屋を借りている。民間なら家賃50万円はくだらない物件だが、本間会長は、月7万7千円の格安家賃で住んでいる。

 「本間氏がこの官舎に入ったのは経済財政諮問会議の民間議員だった03年1月です。阪大教授の本間さんがなぜ、この感syに入れたのか。諮問会議の民間議員と言っても、開かれるのは月に3階程度です。本会長のおねだりに財務省の理財局が便宜を図ったと聞いています」(財務省関係者)

 許し難いのは、「豪華・格安・便利」の官舎ぐらいを満喫する本間氏自身が、官舎売却の旗振り役を務めていることだ。経済財政諮問会議は、本間氏が民間議員時代の昨年11月に「政府資産・債務改革の基本的な方針」を提案。不要な政府資産の売却を打ち出した。豪華庁舎こそ、不要資産の象徴なのに、ちゃっかりじぶんはその恩恵に浴していたことになる。前任者の石弘光・中大特任教授が、「増税の痛みを国民に押しつけるから」と無報酬で貫いたのとは大違いだ。

 豪華官舎の他にも、本間氏には、内閣府に専用の個室がある。内閣府、財務省、総務省から中堅官僚がひとりずつ派遣され、「チーム本間」を形成している。「いい加減にしろよ!」である。

 

本間税調会長、愛人と官舎生活…税トップのモラルは?

zakzak

 政府税制調査会の本間正明会長が、都内の官舎に愛人と同居していることが11日、分かった。官舎住まいの公務員などが国民の税金で甘い汁を吸う構図が問題視されている中、税制調査組織のトップにいる人物としてのモラルが問われそうだ。

 本間氏の官舎愛人同居疑惑は、11日発売の週刊ポストが報じた。

 それによると、本間氏は平成15年1月から、JR原宿駅から徒歩5分の東京・神宮前「東郷台宿舎」に部屋を借りている。部屋は上層階の96平方メートルで、民間の相場で50万円はくだらないとされるが、本間氏はわずか7万7000円で借りているという。

 その格差だけでも噴飯ものだが、大阪大学大学院教授である本間氏がなぜ東京の官舎を借りられたのか。実際、13年1月から今年10月まで務めた経済財政諮問会議議員としての東京での会議は、月3回程度しか開かれていないのに。

 しかも、同居人の届けが出されているのは本間氏の本妻だというが、実際は、同誌の取材に愛人関係であることを認め、「奥さんとは離婚調停中。結婚しようと話し合っている」。本妻も「北新地の女性らしい」と愛人の存在を承知しているが、「離婚の話は具体的にはない」と話している。

 本間氏本人は「個人的なことで、プライバシー侵害」と話しているというが、官舎を使った愛人との生活は個人的問題では済まないのでは…。


 当人は、週刊現代にプライバシーの侵害だなどと言っているそうだが、これ以上公人はない公人の立場にある人間が、これ以上ない税金の無駄遣いをしている実態をどう認識しているのか?

 2006年12月13日の日刊ゲンダイには、以下の記事も出た。こんなひとに政府税調をまかせている安倍総理の見識、品性が問われる。


本間正明会長のカメレオン学者ぶり
 日刊ゲンダイ 2006.12.14

■官舎で愛人と同棲

 財務省の感syで愛人(55)との同棲生活がバレた本間正明大阪大学教授(62)。相場50万円のところを7万7千円の家賃で暮らしておきながら、小民には負担増を押しつけようという信じられない感覚の持ち主だが、いい加減なのは私生活だけじゃない、自らの野心のためには主義主張もころころ変えるらしい。
 
 本間氏は、大蔵省財政金融研究所でくすぶっていた竹中平蔵前総務相(55)を阪大助教授に招いた張本人。そのため、竹中が経財相として経済財政諮問会をきりも切りもみしていたときは、その恩返しで本間氏も民間議員になり竹中をアシストしてきた。

 だが、与謝野衆議院議員(68)が経財相に就任すると、この密月関係にピリオドが打たれる。

 「竹中時代に本間氏ら”竹中親衛隊”の民間議員は、独自のペーパーを作成するなどして諮問会議の議論を竹中ペースで進める原動力になっていました。それが、与謝野時代になると与謝野になびき、竹中ばなれが始まった。本間もその一人で、与謝野使途歩調を合わせるように、増税に含みを持たせる発言まで始めたのは驚きました」(政府関係者)

■人望無く阪大学長選敗北の過去も

 ところが、政府税調会著に抜擢された今は、中川秀直幹事長(62)の「上げ潮路線」に同調し、「増税より企業減税」と言っている。そんなカメレオン学者だから、人望もイマイチ。3年前、、勢い勇んで阪大学長選挙に出馬したが、あえなく敗れている。

 東京での愛人同棲生活が始まったのは学長選の7ヶ月前。まったくたいしたタマだ。