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青木茂著
『偽満州国に日本侵略の跡を訪ねる』

日本僑報社

掲載日:2007.3.4



 新刊書の出版案内です。
                           青木茂@愛知県


 この度、「二一世紀の中国の旅 偽満州国に日本侵略の跡を訪ねる」を日本僑報社から出版しました。新刊書の中身は、日本の侵略犯罪の跡を訪ねて歩いた小生の「偽満州国」訪問記です。カバー折り返し部に記載した以下の簡単な【内容紹介】で、私の想いの一端を御理解いただければ幸いです。


【内容紹介】 日本の侵略の実態を現地で学ぶ
                                青木茂

 日本の侵略の実態を知るには、侵略の現場を訪ね現地で学ぶことも大切です。そういう思いで、二〇〇〇年から二〇〇五年の間に五回私は訪中し、中国東北部「偽満州国」に残る日本の侵略の跡を訪ねました。その訪中の記録をまとめたのが本書です。

 その五回の訪中で、侵略の残酷さを極限まで凝縮して示すと思われる万人坑(人捨て場)も六カ所訪ねました。そのうち一カ所は日本軍が直接関わったものですが、他の五カ所では日本軍は直接には関与していません。それらは、日本の「民間企業」が、炭鉱での石炭採掘やダム建設工事などの「通常の企業活動」の中で、強制的に徴用した中国人を日常的に使い殺し続け、殺した中国人を捨てたところが万人坑になったものです。

 吉林省の遼源炭鉱では、採炭作業の強制労働で八万人以上が殺されて近辺に捨てられ、山全体が万人坑にされており、完全な姿の遺骨が累々と並ぶ現場には言葉を失います。

 中国人を膨大に殺したのは日本軍だけではないのです。資本家・企業家は、中国の資源を略奪し巨利をむさぼるため、日常の企業運営の中で道具以下の扱いで消耗品として中国人を使い殺し続けたのです。万人坑の実態を知ると、日本の中国侵略の実像が見えてきます。暴虐な日本軍も、しょせんは資本家の「用心棒」にすぎないのではないか・・・。

【著者略歴】
  平和を考え行動する会・会員
  撫順の奇蹟を受け継ぐ会(中国帰還者連絡会の後継団体)・会員
  著書  日本軍兵士・近藤一 忘れえぬ戦争を生きる(風媒社)


 「二一世紀の中国の旅 偽満州国に日本侵略の跡を訪ねる」の普及は、反戦平和を求める市民運動の一つと思っています。いつもお世話になっている皆様にも是非御購読いただきたいと思い、案内させていただきます。当方に連絡いただければ、本体価格2500円でお届けしますので(悪税と送料は当方負担)、お届け先を当方メールに連絡ください。郵便振替用紙を同封しお届けします。また、皆様の周りの方々にも拙著を案内いただければ有難いです。私事で恐縮ですがよろしくお願いします。

 御無沙汰ばかりしているのにお願いということですいません。今後ともよろしくお願いします。


 以下は出版社の刊行案内です。

 
まえがき

中国などアジアの人々から信頼されない日本人

日本の首相や閣僚の歴史認識の欠如に対し、中国や韓国・朝鮮やアジア各国の人々と指導者からの批判や反発が厳しい。この批判や反発を、多くの日本人は理解できないようだ。理解できないだけでなく、アジアの人々の批判の理由を真剣に考えることもしないまま、ただ感情的にアジアの人々の反発を逆恨みするだけの日本人も少なくない。そういう日本人に、歴史の事実を学び、日本の「指導者」の歴史認識の非常識さを理解してほしいと思う。

日本の敗戦で一九四五年に終わる一五年戦争とそれ以前の侵略行為、あるいは五〇年戦争とも指摘される日本の侵略で、二〇〇〇万人以上とも言われる他国の人々を日本人は殺し、中国など多くの国の人々の生活を破壊し膨大な量の資源を奪うなどしている。朝鮮や中国をはじめとするアジア各国に対する明白な加害であり、許されない侵略犯罪として歴史事実を争う余地はない。

そういう日本の侵略を、あれは正当な行為だったと日本の首相や閣僚や有力「政治家」が強弁し、加害責任を認めないどころか犯罪事実すら認めず、謝罪も補償もしない。そんな非常識な日本の「指導者」を、中国などアジア各国の人々が非難するのは、実は当然のことだ。

二〇〇一年四月から五年余の長きにわたり日本の首相を務めた小泉純一郎(二〇〇六年九月に退任)は、日本の侵略戦争を支える中心となった靖国神社へ首相として参拝を繰り返し、歴史認識の欠如と無知・無責任さをさらけ出し、首相在任中から既に中国や韓国から相手にもされていなかったというのが実情だ。繰り返しになるが、こういう日本の「指導者」の歴史認識の非常識さを日本人に理解してほしい。

さて、小泉のような卑劣な輩がいることは、残念ではあるがしかたがない。問題の核心は、ジャーナリストの本多勝一氏も指摘するとおり、小泉のような腐った人物を国会議員に選出し首相や閣僚にしてしまうことを恥とも感じないのが日本人の多数意見であり、いわば日本人の「総意」であることだ。小泉のような恥ずかしい人物を「正当」な選挙で選ぶのは、私も含めた現在の日本人だ。(もっとも、小選挙区制という不公正な仕組みで民意が大幅に歪められているという現実もありますが……。)だから、私たちのような普通の日本人に対し、中国などアジアの人々から厳しい批判や反発が向けられることもありうるという状況に置かれていることを日本人は認識すべきだ。

一九四五年以前の日本の侵略を直接体験し事実を知る人は今では少数派であり、多くの日本人は侵略の実態を知らない。しかし、侵略の実態を日本人がきちんと認識できれば、もう少し違う日本に変えることができるだろうと思う。すなわち、ごく当然のこととして侵略犯罪の事実を認め、侵略責任を明白にして謝罪し、そして出来うる限りの補償をする日本だ。侵略の実態を知れば、侵略犯罪を認識できない卑劣な人物を国会議員や政府の「指導者」にすることもなくなるのではないかと希望を込めて思う。

日本と同じように侵略する側であったドイツは、自らの侵略犯罪を認め、誠実な謝罪と補償を続け、ナチスの犯罪を今も問い続けている。そういう努力を数十年にわたり誠実に続けて初めてドイツは被害者と被害国から許され、信頼される人なり国になることができた。そのような、ドイツが敗戦後に歩んだまともな道を日本も歩みたいものだ。そのために、日本の侵略の実態を日本人は知らねばならない。そして、誠実な行動を積み重ね、中国などアジアの人々から信頼される日本人なり日本という国に変わらないといけない。

日本の侵略の実態を現地で学ぶ

日本の侵略がどういうものであったかを知るには、侵略の現場を訪ね現地で学ぶことも大切だ。そういう思いで私は、二〇〇〇年から二〇〇五年の間に五回訪中し、中国東北部・「偽満州国」に残る日本の侵略の跡を訪ねた。そして私が学んだことは、日本の敗戦から既に五〇年余になるが、侵略の被害を悲しみ憤る中国人の思いを如実に示す被害現場は、今もしっかり事実を示していることだ。現場は、歴史事実を学ぶのにふさわしい場だ。

そういう中で、侵略の実態を極限の形で示す万人坑を避けることはできない。万人坑というのは、理由にもならない屁理屈をつけ、あるいは何の理由もなしに虐殺した中国人らをまとめて捨てた人捨て場のことだ。

五回の訪中で六カ所の万人坑を私は訪ねた。それを訪問順に以下に示す。

一 沙山万人坑 内蒙古自治区ハイラル 二〇〇〇年
二 虎石溝万人坑 遼寧省大石橋 二〇〇一年
三 板石炭鉱万人坑 吉林省延辺朝鮮族自治州 二〇〇二年
四 老頭溝万人坑 吉林省延辺朝鮮族自治州 二〇〇二年
五 遼源鉱工墓 吉林省遼源 二〇〇四年
六 豊満万人坑 吉林省吉林 二〇〇四年

ハイラルの沙山万人坑は、日本軍の巨大軍事要塞建設のため徴用した中国人らを、建設現場の過酷な労働で使い殺し捨てたところだ。あるいは、建設完了後に、工事に徴用した中国人らを、軍事要塞の秘密を守るため殺し捨てている。殺された人がどれくらいの数になるのか分かっていない。

沙山万人坑は日本軍が直接関わったものだが、私が訪ねた他の五カ所の万人坑では日本軍は直接には関与していない。それらは、炭鉱での石炭採掘やダム建設工事など「通常の営業活動」・「通常の企業活動」の中で、だまして集めたり強制的に徴用した中国人を、日本の「民間企業」が日常的に使い殺し続け、殺した中国人を捨てたところが万人坑になったものだ。

大石橋の虎石溝万人坑には、マグネシウム鉱山と耐火煉瓦工場で使い殺した一万七〇〇〇名が捨てられている。大石橋には虎石溝以外にも万人坑があり、他に二カ所の万人坑が確認されている。

延辺朝鮮族自治州の板石炭鉱万人坑と老頭溝万人坑は、いずれも、石炭採掘の労働の中で殺された人たちが捨てられたものだ。板石炭鉱では数千人、老頭溝炭鉱では一万人余が殺されている。

遼源の遼源炭鉱(当時は西安炭鉱と呼称)では八万人以上が過酷な労働で殺されている。そのうち一万人以上が方家塚という地域に捨てられていて、いわば山全体が人捨て場になっている。その一部が発掘され、遼源鉱工墓として一般の人が見学できる施設に整備されているが、頭から足先まで完全な姿の人骨が累々と横たわる現場は衝撃的だ。遼源鉱工文物館の劉玉林館長の思いは、南京大虐殺の惨劇に次ぐのは遼源炭鉱の惨劇であり、遼源炭鉱の悲惨な事実を知って欲しいということだ。

吉林の豊満万人坑には、松花江の水力資源を得るための豊満ダムの建設工事で使い殺された一万人以上の中国人が捨てられている。この建設現場でも、強制労働に従わせるために刑罰という名の残虐な拷問が行なわれたが、その拷問の具体的なやり方が、人形を使った写実的な模型に再現され、記念館に展示してある。模型の人形のモデルは生身の人間だ。

あと、万人坑ではないが、遼寧省撫順の平頂山事件虐殺現場も二〇〇一年と二〇〇五年に訪ねた。撫順炭鉱を抗日義勇軍に攻撃され面目を失くした日本軍守備隊が、撫順炭鉱の近くにあるというだけで何の罪もない平頂山村の全村民三〇〇〇人を崖下に集め集団虐殺し、そのあと崖を崩し遺体を埋めて隠した現場だ。虐殺現場の一部で瓦礫の下から八〇〇体の遺骨が掘り出され、虐殺された状態のまま保存され、平頂山事件の記念館になっている。

しかし、平頂山周辺の惨劇は平頂山事件だけにとどまらない。平頂山事件の発端になる撫順炭鉱の周辺には、撫順炭鉱の強制労働で殺された一〇万人の中国人が、三六ヵ所の万人坑に分散して捨てられている。日本軍が引き起こした平頂山事件の犠牲者三〇〇〇人が数として少ないというのでは無論ないが、撫順炭鉱の日常の経済活動である採炭作業の中で殺された一〇万人という数は桁違いだ。

侵略の残酷さを極限まで凝縮して示すと思われる万人坑をこのように見てくると、日本の中国侵略の実態が見えてくる。中国人らを膨大に殺しているのは日本軍だけではない。大資本・企業家が、日常の経済活動の中で膨大な数の中国人らを殺しているのが実態だ。資本家・企業家が中国の資源を略奪し暴利をむさぼるため、日常の企業運営・経済活動の中で中国人を強制的に酷使し、道具以下の存在として使い殺し続けたのだ。

「満州」本格侵略の初期に平頂山事件を起こしたり、盧溝橋事件以降の中国全面侵略の中で南京大虐殺を引き起こした日本軍の暴虐に弁解の余地はない。しかし、その日本軍も、しょせんは大資本家・企業家の「用心棒」に過ぎないのではないか。それが、中国やアジア各国に対する日本の侵略の実態ではないのか。巨悪の本質は、日本軍を「用心棒」として利用し、中国やアジアの資源を略奪し暴利をむさぼりとった大資本家・企業家の経済(搾取)活動にあるのではないかと思う。

「中国の旅」の勧め

二〇〇〇年から二〇〇五年の間に中国東北部「偽満州国」を私は五回訪問し、日本の侵略現場を訪ね、ほんのわずかな断片にしか過ぎないが侵略の実態を学んだ。その訪中の記録をまとめたのが本書である。私が見聞したことは、日本の侵略犯罪の、針の穴ほどのほんのわずかな事例に過ぎないが、読んでいただく皆さんにはそれでも衝撃的だと思う。専門家でも何でもない私が普通の人の視点で見聞したことを、多くの日本人に知っていただきたいと思う。知ってもらえれば有難いと思う。

また、私が中国で見聞した日本の侵略の現場は、一週間程度の時間と飛行機代など多少の費用が許せば、日本人の誰もが見聞し体験できることだ。ぜひ、時間と費用を工夫し、現在の中国に残る日本の侵略の跡を訪ね、侵略の実態を知ってほしい。そして、周囲の知人や友人に事実を伝えてほしい。多くの日本人が事実を知れば、小泉純一郎のような卑劣な人物を日本の「指導者」に据えるなどという恥を世界に晒さなくてもすむようになるだろうと思う。そう期待したい。

日本による侵略という事実を事実として認め、きちんと謝罪することが第一歩だ。それがないと、中国などアジア各国の人々から日本人は蔑まれ嫌われ、仲間として生きていくことはできない。現在を共に生きる仲間として日本人が信頼され、中国やアジアの人々と真の友人として生きるため事実を知らねばならない。そのための一つの方法として、侵略された側の現地を訪ねる旅をお勧めする。

なお、本書に登場する人たちの年齢や現地の状況や社会情勢などは、訪問当時の状態で記述している。http://duan.jp/item/044.html

目  次
 
まえがき

二〇〇〇年
ハイラル・沙山万人坑の涙
僧侶・河合利政氏の涙
第二回日中平和問題調査団
犠牲者追悼法要の実現
ハイラルの日本軍軍事基地
ハイラル要塞と万人坑
二〇〇〇年五月四日、ハイラル
全戦争犠牲者追悼法要
沙山万人坑
日本軍第二地区陣地・河南台
中国の皆様、お世話になりました
補足、「三国人」と「神の国」
資料:一九三六年頃のハイラル

ホロンバイルの草原を行く
第二回日中平和問題調査団
ハルピン
チチハル
ハイラル(海拉尓
ホロンバイルの草原
阿木古郎
ノモンハ
遊牧民のパオ
ハイラル

北京焦庄戸地道戦遺跡
北京焦庄戸地道戦と記念館
館長助手の李さんの話
記念館管理人の焦志斌さんの話
焦庄戸の地下道を歩く

二〇〇一年
中国人は日本人をどのように見ているのか
瀋陽着
平頂山 揚寶山さんの証言を聞く
平頂山遺骨館「遺骨池」
平頂山 犠牲者追悼法要
撫順戦犯管理所
瀋陽 九・一八歴史博物館
大石橋 虎石溝万人抗
大石橋 犠牲者追悼法要
旅順
そして、私たちの祖国・日本へ

二〇〇二年
延辺朝鮮族自治州の現在を訪ねる
どちらからいらっしゃったのですか
延辺朝鮮族自治州の旅
龍井 中国の朝鮮族文化の揺り篭
図們 中国・朝鮮の国境と国境に架かる橋
琿春 ロシア・朝鮮と国境を接する町
琿春・板石炭鉱万人坑
図們 日本語を強制された人たち
老頭溝万人坑
延吉 延辺朝鮮族自治州の州都
延辺に残る日本人による侵略犯罪の跡

二〇〇四年
吉林省の万人坑を訪ねる
山田英明氏の中国・長春への留学と万人坑
真宗大谷派の東本願寺がなぜ中国にあるのか
山田英明氏の中国留学と吉林省の万人坑
遼源鉱工文物館・遼源鉱工墓
劉玉林館長から遼源炭鉱の歴史を聞く
民族の仇と家国の仇を忘れず
遼源鉱工墓と遺骨保存館
遼源炭鉱犠牲者追悼法要
不忘悲痛之事実
昼食懇談・西安神社
吉林市労工記念館・豊満万人坑
蓖蘭氏から豊満ダムの歴史を聞く
豊満万人坑遺骨館と犠牲者追悼法要
豊満ダムと慰霊塔
長春から瀋陽へ。そして日本へ

二〇〇五年
開設五五周年の撫順戦犯管理所を訪ねる
被害者の中国人に歓待される加害者の元日本兵
撫順戦犯管理所
中国帰還者連絡会と撫順の奇蹟を受け継ぐ会
撫順戦犯管理所開設五五周年記念大会への招待
撫順戦犯管理所開設五五周年記念・抗日戦争勝利六十周年座談会
撫順戦犯管理所開設五五周年記念・抗日戦争勝利六十周年記念大会
記念大会(一)撫順戦犯管理所新旧職員の発言
記念大会(二)元戦犯日本兵・加害側の発言
記念大会(三)撫順の奇蹟を受け継ぐ会の発言
記念大会(四)元戦犯・中国人の発言
記念大会(五)和平之旅
歓迎の宴
かつての監房で一夜を過ごす
訪問二日目、撫順戦犯管理所見学
記者会見
謝罪碑に献花
撫順炭鉱から平頂山へ
答礼の宴
それぞれの途へ

撫順炭鉱から平頂山へ、そして北京へ
撫順炭鉱
平頂山
楊玉芬氏の体験した平頂山事件
中国監獄学会
綿貫好男氏の証言
中国政法大学教授の話
高橋哲郎さんの話
保定市の教授の話
王明迪副会長のまとめ
答礼の宴 華都飯店での懇親会
帰国

あとがき
http://duan.jp/item/044.html



著者紹介

青木茂(あおきしげる)

長良川河口堰建設に反対する会・会員
・長良川河口ダム建設反対運動に参加し、ダム開放を求め活動中。2006年の「長良川DAY」は中流域の粥川を中心に開催し、子どもたちとオサンショウウオを観察する。

アイヌとシサムのウコチャランケを実現させる会・会員
・二風谷ダム建設反対のため活動。裁判で、二風谷ダム建設は違法、アイヌは先住民族であるという画期的な判決は確定したが、裁判途中に完成 したダムはそのまま残っている。

NPO法人・ナショナルトラスト=チコロナイ・会員
・土建資本に蹂躙されたアイヌモシリ(北海道)に本来の森を復活させようと、山を買い取り木を植える活動を続けるNPO。二風谷ダム裁判原告の一人・貝澤耕一氏が理事長。

平和を考え行動する会・会員
・2000年・01年・02年・04年に訪中し、中国東北部「偽満州国」に残る日本の侵略の跡を、強制連行や万人坑を主体に調査。結果をNGO会報

・展示会などで公表。

撫順の奇蹟を受け継ぐ会(中国帰還者連絡会の後継団体)・会員

・2005年に訪中し、撫順戦犯管理所開設55周年記念の集いに参加。06年は、中帰連・西尾克己氏の、侵略犯罪の謝罪を目的とする興隆県(旧熱河省)訪問に同行する。

著書 日本軍兵士・近藤一 忘れえぬ戦争を生きる(風媒社)
http://duan.jp/item/044.html


【書誌データと注文先】

書名 『偽満州国に日本侵略の跡を訪ねる』
   http://duan.jp/item/044.html
著者 青木茂
発行 日本僑報社
判型 A5判248頁 並製
定価 2500円+税
発売 2007.2.28
注文 171-0021東京都豊島区西池袋3-17-15日本僑報社
   TEL 03-5956-2808 FAX 03-5956-2809
インターネット注文先 http://duan.jp/item/044.html