台湾海峡両岸の状況は 確かに行き詰まりを見せている 胡西鈞・環球時報編集長 2021年4月9日 The situation across the Taiwan Straits has indeed hit a dead end Global Times 2021-04-09 トランススクリプト・翻訳:池田こみち (E-wave Tokyo 共同代表) 独立系メディア E-wave Tokyo 2021年4月11日 公開 |
GT動画概要 ★Taiwan authorities panic from their radical policies: GT editoriali 民進党が軌道修正しなければ、偶発的な出来事を巡って台湾海峡で軍事的対決が起こる可能性は必然的に高まる : 胡西鈞 環球時報編集長 動画本文 台湾島の外交責任者である呉晋(ジョセフ・ウー)氏は2日、中国大陸が台湾への軍事的圧力を強めていることを非難し、米国に懸念を呼びかけ、「大陸が武力を使って台湾を統一すれば、台湾は最後まで戦うだろう」と述べた。 米国国務省の報道官は、台湾海峡両岸の状況について「大きな懸念」を表明した。私が言いたいのは、台湾海峡両岸の状況は確かに行き詰まり、軍事的な摩擦、さらには深刻な対立のリスクが高まっているということである。 しかし、その出発点は、2016年に民進党(DPP)が政権を取った時点にある。蔡英文政権は、一国主義を認めず、これまでの8年間の台湾海峡両岸の平和的発展の道筋から外れ、分断を強め、台湾独立を目指す政治路線に乗り出し、台湾海峡両岸の対立を高めるスパイラルに陥った。 さらに、蔡英文は、米国の中国封じ込め戦略に積極的に協力し、西太平洋の反中国戦線となった。蔡英文は、米国の堅固な保護と引き換えにこれを試み、台湾海峡を悪循環に陥れた。 中国大陸の政府と人民は平和を愛しているが、分離独立には反対であり、台湾が米国の反中政策の過激な手先になることは受け入れられない。 民進党が方向転換しなければ、偶発的な出来事で台湾海峡で軍事的な対決が起こる可能性が高まるのは避けられない。 |