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魚介類に含まれるダイオキシン類の評価に関する研究
〜国、自治体の調査データをもとに〜
(第3版)
Research on Evaluation of Dioxins
in Muscle meat of fish and fishery products
by using National and Local Governments Data in Japan
   
青山貞一1,2、池田こみち1、鷹取敦1
Aoyama T., Ikeda K., Takatori A.
    
 1: 株式会社環境総合研究所(東京都品川区)
Environmental Research Institute, Inc. Tokyo Japan
2: 武蔵工業大学環境情報学部青山研究室(横浜市)
Musashi Institute of Technology, Yokohama Japan

更新
:2007年10月7日 無断転載禁


はじめに

 環境総合研究所(東京都品川区)では、東京湾、大阪湾、瀬戸内海など,日本の主要内湾の近海魚介類を対象としたダイオキシン汚染の実態調査を行っている。データは国、自治体が経年を追って実施している実態調査の結果である。

 本調査の結果は、定期的に環境総合研究所の公式ホームページに公表してきたが、今回、その後入手したデータ等によって論文を更新したので公表する。

 
The purpose of this research paper is to make clear the state of dioxin contamination of fishes in Tokyo bay, Osaka bay and Seto Inland sea by using National and local governments data in Japan.


1 人間のダイオキシン摂取経路

 排ガス、焼却灰、飛灰、排水を問わず焼却炉から排出されるダイオキシン類の多くは、図1に示すように大気系、土壌系、水路系いずれも、最終的に河川を経由し海に流れ込む。海に流れ込んだダイオキシン類(PCDD,PCDF,Co-PCB)は、水質汚濁物質や底質に混入、付着する。その後、植物性プランクトン→動物性プランクトン→小魚などに摂取、捕食される。上記の経路を通じてダイオキシン類は魚介類に濃縮され蓄積されることになる。

 汚濁物質が拡散されにくく、他方、膨大な数の汚染発生源を背後地にもつ東京湾、大阪湾などの内湾や瀬戸内海などの半閉鎖性海域では、そこに生息する近海魚介類にダイオキシン類、PCB、重金属類など人体に有害な化学物質が高濃度に蓄積されやすくなる。


図1 焼却炉・処分場から環境を経由しダイオキシン類が人体に摂取される経路

出典:環境省検討委員会資料をもとに青山が作成

2 ダイオキシ類の毒性の種類と重視される胎児毒性

 
ダイオキシン類の毒性には、大別して健康への影響がただちに懸念される急性毒性と、発ガン性、催奇形性、生殖毒性、免疫毒性など慢性毒性がある。ダイオキシン類の影響は、発生源の性格上ただちに高濃度物質が体内に摂取され、その影響が顕在化する、すなわち急性毒性の影響よりは、むしろ慢性毒性として「じわじわ人体に影響を及ぼす」こと重視されている。

 他方、慢性毒性の場合でもダイオキシン類の毒性は摂取した当人だけでなく、その子供にまで影響が及ぶ遺伝毒性の可能性もある。さらに近年、妊娠中胎児への影響、すなわち胎児毒性がきわめて重要な問題としてクローズアップされている。

 仮にダイオキシン類を摂取した母親にとっては慢性毒性的な影響でしかない場合であっても、妊娠の比較的初期にあっては、胎児に亜急性ないし急性の毒性として作用する可能性もないとはいえない。1999年に世界保健機構(WHO)が提案した1〜4ピコグラムの耐容1日摂取量(TDI)は、まさにダイオキシン類を超微量摂取した場合の胎児毒性、生殖毒性、免疫毒性を配慮して決められたいきさつがある。

 ダイオキシン類の毒性には慢性毒性の一部として発ガン性がある。1960年代、ベトナム戦争時に空中散布した農薬の含まれるダイオキシン類が人体にもたらす発ガン性を集中的に研究してきた米国の環境保護庁(EPA)は、2000年の夏、ダイオキシン類を発ガン物質と認定し、連邦規則に基づき、広く各層から意見を求めた。産業界などから反論が出されたが、2001年2月、EPAはダイオキシン類を正式に発ガン物質として認定し、同時に発ガンリスクを従来の10倍高いものと認めた。

ダイオキシンは発がん物質…米環境保護局が初認定
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 【ワシントン17日=大塚隆一】十七日付の米紙ワシントン・ポストによると、米環境保護局(EPA)は、ごみ焼却場などから発生し、食物を通じて人間の体に蓄積するダイオキシンについて、初めて「発がん物質」と認定する報告書案をまとめた。報告書は来月公表される予定で、様々な波紋を広げそうだという。
 同紙によると、ダイオキシンはこれまでも肺やリンパ腺(せん)のがんを誘発すると考えられてきたが、報告書案は、米国と欧州で行った疫学調査などをもとに、ダイオキシンの発がんのリスクは、従来のEPAの推定より十倍も高いことがわかったと指摘している。(5月18日)
読売新聞 2000年5月18日


3 日本人の食文化における魚介類の位置

 日本人の食文化における魚介類の位置を考えると、食品、とりわけ魚介類を摂取することによるダイオキシン類の体内摂取はきわめて重要なものとなる。事実、厚生労働省のダイオキシン摂取量にかかわるデータや専門研究者のデータをみると、図2にあるように、通常、人間が摂取するダイオキシン類の60%前後が魚介類からの摂取と推計されている。

 図2 食品からのダイオキシン類体内摂取の割合
 
出典:宮田秀明、宮田秀明のダイオキシン問題、p104、合同出版、1998年.9月10日

 
国、自治体は1990年代後半から、魚介類に含まれるダイオキシン類の含有濃度の分析調査を行ってきた。ここでの最大の問題は、国、自治体の調査によって、いくら魚介類に含まれるダイオキシン類の濃度データが得られたとしても、それらを人間の健康への影響との関連において評価する指針や基準がなければ、国民や消費者にとっては単なる数字の羅列にすぎないことである。そして、魚介類を日常的に食する日本人が、はたして日本の市場で売られている魚貝類を安心して食べられかどうかが分らない。

 すなわち、仮に魚貝類に含まれるダイオキシン類の濃度に関するデータがあっても、それを評価する指針や基準がなければ、意味はないのである。



 先進諸国における食品中のダイオキシン類の指針及び基準

4−1 EU諸国

 ドイツを中心としてEU諸国では、牛乳をはじめ乳製品について以前から国ごとに各種の指針や基準が設定されてきた。2001年になって、乳製品のみでなく、肉類、魚介、農作物、飼料などの食品と飼料全般について、先に示した人間の健康への慢性毒性を考慮したダイオキシン類の摂取に関する目標、指針、基準を設定する動きが急となってきた。
 
 たとえば、EU諸国では、2001年7月20日に、@最大許容値、A行動値、B目標値の3段階で肉類、魚介、農作物、飼料などの食品と飼料全般につき、指針案を食品及び資料中のダイオキシンを削減するためのEU委員会戦略(Commission proposes strategy to reduce dioxin in food and feed)のなかで示した。

 ただし、EU諸国では、いわゆるコプラナーPCBは、ダイオキシン類に含まれず、ダイオキシンと言った場合、PCDDとPCDFを意味する。表1〜表2は、食品の最大許容値、行動(措置)値を示している。

 ちなみに、表中、黄色で示したように、魚貝類の行動値は
3 pg -TEQ/g fresh weight、すなわち一定量の魚貝類を食べる場合、1グラム中、毒性等量(TEQ)で3ピコグラム、果物、野菜、穀類は1グラム中、毒性等量(TEQ)で0.4ピコグラムが指針となっている。行動値とは、出荷程度などの措置、対策をとる上での指針を意味するものと思われる。

表1 食品に含まれるダイオキシン類の最大許容値

食品

最大許容値
5.1.1 Meat and meat products originating from
-Ruminants (bovine animals, sheep)
-Poultry and farmed game
-Pigs
5.1.2 Liver and derived products


3 pg TEQ /g fat
2 pg -TEQ /g fat
1 pg -TEQ /g fat
6 pg -TEQ /gfat(

5.2. Muscle meat of fish and fishery products and products thereof


4 pg-TEQ /g fresh weight

5.3. Milk and milk products, including butter fat

3 pg -TEQ /g fat

5.4 Hen eggs and egg products

3 pg -TEQ /g fat

5.5.Oils and fats
- Animal fat - from ruminants - from poultry and farmed game
- from pigs - mixed animal fat
- Vegetable oil
- fish oil intended for human consumption


3 pg -TEQ /g fat
2 pg -TEQ /g fat
1 pg -TEQ /g fat
2 pg -TEQ /g fat
0.75 pg -TEQ /g fat
2 pg -TEQ /g fat(2)


表2 食品に含まれるダイオキシン類の行動(措置)値

食品名

行動(措置)値

Meat and meat products originating from
-Ruminants (bovine animals, sheep)(食肉)
-Poultry and farmed game
-Pigs(豚)
Liver and derived products(肝臓)


2 pg -TEQ/g fat
1.5 pg -TEQ/g fat
0.6 pg -TEQ/g fat
4 pg -TEQ/g fat

Muscle meat of fish and fishery products and products thereof(魚貝類)

3 pg-TEQ/g fresh weight

Milk and milk products, including butter fat(乳製品)

2 pg -TEQ/g fat(3)

Hen eggs and egg products(鶏の卵とその加工製品)

2.0 pg -TEQ/g fat(3)

Oils and fats(油、脂肪)
- Animal fat(動物脂肪)
- from ruminants - from poultry and farmed game - from pigs - mixed animal fat
- Vegetable oil(植物油)
- Fish oil intended for human consumption(魚油)


2 pg-TEQ /g fat
1.5 pg -TEQ/g fat

0.6 pg -TEQ/g fat
1.5 pg -TEQ/g fat
0.5 pg -TEQ/g fat
1.5 pg -TEQ/g fat

Fruits(果物)
Vegetables(野菜)
Cereals(穀類)

0.4 pg -TEQ/g product
0.4 pg -TEQ/g product
0.4 ng -TEQ/kg product

4−2 アメリカ合衆国

 他方、アメリカ合衆国(以下、単に米国)では魚類中のダイオキシン類、PCB、重金属類について摂取警報の指針が設定されている。

 米国では1998年に19の州が「魚類摂取に関する警報指針」を設定している。この指針は市民の健康が憂慮される濃度のダイオキシン類が地域の湖沼、河川、海域などの公共用水域でとれる魚類から検出された場合の対応として示している。ただし、米国ではEUう同様、コプラナーPCBがダイオキシン類に含まれていないためPCDDとPCDFのみを指針の対象としている。

 米国の各州の指針では、具体的な措置として、魚類の体内摂取の量を制限することを勧告している。また汚染魚類の体内摂取に関する勧告書制度を設け、妊婦などへの助言を行っている(注4)

 表3は、人がひと月に何回まで魚を食べることができるか、すなわち魚類を汚染濃度との関連で、月に何回食事できるか、その回数を示している。前提は米国の70kgの成人が一度に一尾(227g)食べることにある。

 これを日本人の平均体重(50kg)にあてはめると一度に162gを食べることに相当する。表によれば、1.2ピコグラムを超える魚は月に1度も食べることができないことになる。

 米国では、ダイオキシン類だけでなく、魚類に含まれるPCBや重金属類についてもそれぞれ濃度毎に月に何回まで食べることができるかについての指針がある。これについては、「
米国環境保護庁(EPA)の魚類摂取とリスクアセスメントについての情報」(National Guidance,Guidance for Assessing Chemical Contaminant Data for Use In Fish Advisories)を参照のこと。

表3 米国の魚類摂取警報指針
月単位の濃度ランク別、魚類摂取に関する回数指針
 単位:pg-TEQ/g fresh weight

出典: Guidance for Assessing Chemical Contamination Data for Use in Fish Advisories,
Volume 2 Risk Assessment and Fish Consumption Limits Third Edition,
US Environmental Protection Agency, November 2000


4−3 世界保健機構(WHO)のTDI

 周知のように世界保健機構(WHO)は耐容1日摂取量(TDI)をひとり1日、体重1kg当たり1〜4ピコを提案している。

 わが国ではこのWHOのTDIを通常、平均体重が50kgのひとの生涯にわたる1日体重1kg当たりの摂取許容量として理解されているが、WHOが上記の値を提案した背景に妊娠中の胎児に影響を及ぼす生殖毒性の影響を考慮していることがあまり知らされていない。

 摂南大学宮田秀明教授によれば、WHOの1〜4ピコグラムの根拠として、1ピコは妊娠中の男子の胎児に精子減少の影響が、また4ピコは妊娠中の女子の胎児に生殖障害が認められる値となっている。胎児にとっては母体に蓄積されたダイオキシンとともに母親が妊娠中に摂取したダイオキシン類の影響が看過できないことを意味している。

 日本では1999年に議員立法により制定されたダイオキシン類対策特別措置法においてTDIは4ピコ以下とされている。しかし、EUでは現在、2ピコグラム以下(正式には1週間で14ピコグラム以下)となっている。一方、米国の場合、発ガン性を考慮した実質安全量(VSD)として、0.01ピコグラムである。

4−4 日本

 わが国にはWHOのTDIとして4ピコグラムがあるが、魚類、肉類、乳製品、農作物など、食品についてのダイオキシン類摂取にかかわる指針や基準はいまだ存在していない。

5.
 魚貝類の汚染実態(行政データより)とその評価


 わが国でダイオキシン類問題が大きな社会問題となったのは、平成10年以降である。ほぼ同時期に国や東京都など一部自治体が魚貝類に含まれるダイオキシン類の濃度の測定分析調査をはじめた。

 以下は、関連省庁及び自治体が実施した魚介類中のダイオキシン類の含有濃度結果と、米国環境保護庁の警報指針(表3)による評価である。

5−1 環境省

 環境庁(現在、環境省)は、「平成10年度ダイオキシン類緊急全国一斉調査」の一環として水生生物中のダイオキシン類を分析し、平成11年9月24日に公表した。検体数は368、全平均値は毒性等量で2.1ピコグラム、最高値は30ピコであった。

 調査では魚貝類という表記ではなく、水生生物調査となっていた。日本の河川、河口、近海でとれる魚貝類も数多く含まれていた。

 368検体の平均濃度を表3に示す米国の警報指針で評価すれば、平均値ですでに1.2ピコを超えており、平均濃度でも月に1回も食べれないことになる。また、当該魚を一度に100gを食べるとTDIの上限値4ピコを超過することがわかった。

 この環境庁の平成10年度の緊急全国一斉調査では、神奈川県藤沢市の引地川のコイ・フナが9.2〜12ピコとなっていた。後に中流にある荏原製作所の産廃焼却炉からの超高濃度ダイオキシン類を含む排水が7年間にわたり引地川に排出されていたことが判明している。

 環境庁は平成11年度にも「公共用水域等のダイオキシン類調査結果について」として、2,832サンプルの膨大な数の水生生物調査をしている。全検体の平均濃度は1.44ピコであり、やはり平均濃度で米国の警報指針を超えていることが分かる。

 なお環境省は平成12年度以降、水生生物調査を行っていない。

 表4は平成11年度の分析結果のうち、米国環境保護庁の指針、1.2ピコグラムを超えるデータを濃度の高い順に示している。さらに表3は、平成10年度の分析結果のうち、2ピコグラムを超えるデータを濃度の高い順に示している。

 以下に、平成10年度、平成11年度調査の概要があるので参考にして欲しい。

 参考 【資料】日本の河川近海等の水生生物のダイオキシン汚染について−速報−
     【資料】日本の河川近海等の魚類のダイオキシン汚染データ

表4 環境庁平成11年度水生生物中のダイオキシン類濃度分析結果
全湿重量で1.2pg-TEQ/gを超える水生生物(ダイオキシン類高濃度順:257サンプル)

単位:pg-TEQ/g(湿重量)、実測値処理方式:ND=0、有効数字2桁、実測値資料:平成11年度環境庁全国調査
都道府県 水域分類 調査地点 生物名 ダイオキシン類
(PCDD+PCDF)
コプラナーPCB ダイオキシン類+
コプラナーPCB
神奈川県 河川 引地川富士見橋 コイ 18 6.7 25
群馬県 河川 利根川利根大堰 ウナギ 12 13 25
高知県 河川 久万川比島橋 ウナギ 12 4.8 17
神奈川県 河川 引地川富士見橋 ギンブナ 11 2.8 14
岐阜県 河川 揖斐川福岡大橋 ウナギ 9.0 4.5 14
三重県 河川 岩田川観音橋 コトヒキ 8.4 4.6 13
福岡県 河川 雷山川加布羅橋 ウナギ 7.6 2.0 9.6
新潟県 海域 西頸城地先海域 コノシロ 7.5 1.3 8.8
鹿児島県 河川 甲突川松方橋 ウナギ 7.3 2.4 9.7
大分県 河川 桂川えびす橋 ウナギ 7.2 2.2 9.4
兵庫県 海域 淡路島西部南部南淡町鳥取沖 キチヌ 6.9 7.2 14
熊本県 河川 天明新川六双橋 ウナギ 6.7 5.5 12
埼玉県 河川 元荒川八幡橋 タモロコ 6.4 5.4 12
愛知県 海域 立馬崎沖約1km ヒイラギ 6.4 3.8 10
栃木県 河川 荒川向田橋 ナマズ 6.3 4.3 11
大阪市 河川 淀川伝法大橋 コノシロ 6.1 13 19
大分県 河川 筑後川三隈大橋 ウナギ 6.0 4.5 10
群馬県 河川 利根川福島橋 コイ 6.0 3.4 9.4
茨城県 湖沼 涸沼宮前 ウナギ 6.0 2.8 8.8
大阪府 河川 神崎川新三国橋 メナダ 5.9 5.9 12
山梨県 河川 平等川流末 ナマズ 5.7 4.2 9.9
大阪府 河川 神崎川新三国橋 ボラ 5.5 17 22
愛知県 海域 矢作川河口沖約2km ヒイラギ 5.0 7.4 12
東京都 河川 神田川柳橋 サッパ 4.8 23 28
埼玉県 河川 元荒川八幡橋 モツゴ 4.6 3.5 8.1
新潟県 海域 県北海域 ブリ 4.6 0.17 4.8
東京都 海域 東京湾多摩川河口 マアナゴ 4.4 29 33
東京都 海域 東京湾東京灯標東側 マアナゴ 4.4 21 25
岐阜県 河川 揖斐川福岡大橋 ナマズ 4.4 1.3 5.7
兵庫県 海域 淡路島西部南部一宮町撫沖 キチヌ 4.2 4.8 9.0
広島県 海域 燧灘北西部向島沖合2.5km付近 クロダイ 4.1 4.0 8.1
北九州市 海域 洞海湾奥洞海D-6 コノシロ 4.0 8.6 13
群馬県 河川 吾妻川吾妻橋 オイカワ 4.0 2.4 6.4
栃木県 河川 武茂川更生橋 ナマズ 4.0 2.3 6.3
東京都 海域 東京湾多摩川河口 コトヒキ 3.8 23 27
大阪府 海域 大阪湾 B-3(堺港沖) ソウダカツオ属 3.7 14 17
大阪市 海域 大阪湾 C-3(大阪港関門外) コノシロ 3.5 11 14
宮崎県 河川 耳川美々津橋 モクズガニ 3.5 1.5 5.1
埼玉県 河川 柳瀬川二柳橋 コイ 3.5 0.76 4.2
熊本県 河川 菊地川白石 ウナギ 3.4 4.1 7.5
栃木県 河川 箒川箒川橋 ドジョウ 3.4 1.7 5.0
福井県 河川 足羽川水越橋 コイ 3.4 0.72 4.1
栃木県 河川 荒川向田橋 ドジョウ 3.3 1.5 4.7
東京都 河川 神田川柳橋 スズキ 3.2 24 27
山梨県 湖沼 河口湖船津沖 ウナギ 3.2 16 19
大阪府 海域 大阪湾 A-7(尾崎港沖) コノシロ 3.2 6.9 10
大阪府 海域 大阪湾 A-3(関西空港連絡橋付近) コノシロ 3.2 5.7 8.8
大阪府 海域 大阪湾 A-7(尾崎港沖) マアジ 3.2 5.3 8.4
大阪府 河川 安威川千歳橋 ボラ 3.2 4.3 7.6
岐阜県 河川 長良川藍川橋 ウグイ 3.2 2.5 5.7
宮崎県 河川 耳川美々津橋 ウナギ 3.2 2.4 5.6
岐阜県 河川 長良川藍川橋 デメモロコ 3.1 8.0 11
大阪府 河川 神崎川新三国橋 ギンブナ 3.1 6.3 9.4
宮崎県 河川 広瀬川益安橋 モクズガニ 3.1 1.7 4.8
山梨県 湖沼 河口湖湖心 ウナギ 3.0 11 14
埼玉県 河川 越辺川今川橋 ウグイ 3.0 4.5 7.5
香川県 海域 東讃海域 坂手沖合2km付近 マルアジ 3.0 3.8 6.7
千葉県 海域 東京湾13 ゴンズイ 3.0 2.6 5.6
長野県 河川 上川渋崎橋 アマゴ 3.0 0.71 3.7
東京都 海域 東京湾多摩川河口 ウグイ 2.9 13 16
大阪府 海域 大阪湾 A-7(尾崎港沖) クロダイ 2.9 7.1 10
大阪府 海域 大阪湾 B-4(泉大津港沖) クロダイ 2.8 7.8 11
福岡県 海域 大和干拓沖3km付近 ガザミ 2.8 0.72 3.5
東京都 海域 東京湾多摩川河口 マハゼ 2.7 7.8 10
静岡県 河川 菊川国安橋 ニゴイ 2.7 0.51 3.2
東京都 海域 東京湾多摩川河口沖 マハゼ 2.6 9.0 12
千葉県 海域 東京湾28 タチウオ 2.6 8.2 11
新潟県 海域 両津湾 コノシロ 2.6 1.4 3.9
大分県 海域 周防灘 東側 ガザミ 2.6 1.3 3.9
千葉県 海域 東京湾28 スズキ 2.5 9.3 12
東京都 海域 東京湾羽田空港東側 マハゼ 2.5 7.7 10
大阪府 海域 大阪湾 B-4(泉大津港沖) マサバ 2.5 7.0 9.5
大阪府 河川 神崎川新三国橋 ゲンゴロウブナ 2.5 5.6 8.1
群馬県 河川 利根川利根大堰 コイ 2.5 1.3 3.8
長野県 河川 犀川睦橋 コイ 2.5 0.94 3.4
東京都 海域 東京湾中央防波堤内側 スズキ 2.4 12 14
東京都 海域 東京湾多摩川河口沖 サッパ 2.4 11 14
大阪府 海域 大阪湾 A-7(尾崎港沖) タチウオ 2.4 5.6 8.1
愛媛県 海域 新居浜海域 タチウオ 2.4 3.6 5.9
石川県 河川 犀川二ツ寺橋 コイ 2.4 0.58 3.0
千葉県 海域 東京湾20 タチウオ 2.4 0.23 2.7
宮崎県 河川 一ツ瀬川新瀬口橋 ウナギ 2.3 1.2 3.5
新潟県 海域 佐渡島西 コノシロ 2.3 0.83 3.2
滋賀県 湖沼 琵琶湖長浜沖 ビワマス 2.2 5.7 7.8
兵庫県 海域 播磨灘北西部赤穂市東部沖 ボラ 2.2 4.5 6.7
茨城県 海域 会瀬沖2km付近 スズキ 2.2 3.5 5.7
愛知県 河川 木曽川濃尾大橋 ウナギ 2.2 1.8 4.0
広島県 海域 備讃瀬戸走島沖合2.5km付近 アカシタビラメ 2.2 1.5 3.6
静岡県 湖沼 佐鳴湖湖心 ウナギ 2.1 8.1 10
神奈川県 海域 相模湾(2)大磯沖 タチウオ 2.1 7.0 9.1
千葉県 海域 東京湾13 マアナゴ 2.1 5.3 7.3
大阪府 海域 大阪湾 B-3(堺港沖) ボラ 2.1 4.9 7.0
香川県 海域 東讃海域 脇元沖合2km付近 マサバ 2.1 4.2 6.3
埼玉県 河川 元荒川八幡橋 ゲンゴロウブナ 2.1 3.6 5.7
茨城県 河川 恋瀬川平和橋 コイ 2.1 2.9 5.0
横浜市 河川 いたち川いたち川橋 オイカワ 2.1 2.5 4.6
山口県 河川 木屋川吉田大橋 ウナギ 2.1 1.9 4.0
新潟県 海域 弥彦米山地先海域 コノシロ 2.1 1.9 3.9
宮城県 河川 垂氷橋 ウグイ 2.1 1.2 3.3
長崎県 海域 西有家沖1km コノシロ 2.1 1.2 3.3
岡山県 海域 児島湾(乙)岡山市阿津沖 メナダ 2.0 14 16
東京都 海域 東京湾東京灯標東側 マハゼ 2.0 8.9 11
広島県 海域 広島湾西部岩国市沖合4.5km付近 タチウオ 2.0 6.0 8.0
山梨県 河川 富士川南部橋 ウナギ 2.0 4.8 6.8
島根県 湖沼 宍道湖3 ウナギ 2.0 3.7 5.7
千葉県 海域 太平洋9 タチウオ 2.0 3.3 5.4
埼玉県 河川 新河岸川いろは橋 コイ 2.0 3.4 5.4
静岡県 河川 巴川港橋 マハゼ 2.0 3.3 5.3
横浜市 河川 いたち川いたち川橋 コイ 2.0 3.2 5.2
千葉県 海域 東京湾28 クロダイ 2.0 2.4 4.5
福岡県 海域 大和干拓沖3km付近 コノシロ 2.0 1.2 3.2
島根県 湖沼 神西湖湖心 コノシロ 2.0 0.69 2.7
東京都 海域 東京湾多摩川河口 アカカマス 1.9 9.1 11
大阪市 海域 大阪湾 C-3(大阪港関門外) タチウオ 1.9 6.3 8.2
兵庫県 海域 淡路島西部南部一宮町撫沖 タチウオ 1.9 4.4 6.2
山口県 海域 広島湾岩国市岩国港沖合2km付近 ガザミ 1.9 1.8 3.7
秋田県 海域 秋田港南西2km コノシロ 1.9 1.3 3.2
長野県 河川 千曲川立ヶ花橋 ニゴイ 1.9 1.3 3.2
愛媛県 海域 新居浜海域 コノシロ 1.9 1.3 3.2
兵庫県 海域 播磨海域(13)東部工業港沖合 コノシロ 1.8 7.0 8.8
神奈川県 海域 相模湾(1)辻堂沖 タチウオ 1.8 5.4 7.1
和歌山県 海域 湯浅海域 マアジ 1.8 4.8 6.6
愛媛県 海域 新居浜海域 マルアジ 1.8 2.3 4.1
大分県 海域 臼杵湾 タイワンガザミ 1.8 1.7 3.5
東京都 海域 東京湾浦安市南 スズキ 1.7 14 15
大阪府 海域 大阪湾 B-3(堺港沖) タチウオ 1.7 6.1 7.7
群馬県 湖沼 赤城大沼南部湖岸 イワナ 1.7 3.6 5.3
静岡県 河川 馬込川白羽橋 スズキ 1.7 3.5 5.1
三重県 海域 河芸町沖約2km スズキ 1.7 2.1 3.8
静岡県 河川 瀬戸川当目大橋 コイ 1.7 2.0 3.7
石川県 河川 梯川鶴ヶ島橋 フナ 1.7 1.0 2.7
名古屋市 河川 矢田川大森橋 コイ 1.7 0.87 2.5
山形県 海域 日本海沿岸No.16(加茂沖合い2km) ワタリガニ 1.7 0.43 2.1
三重県 河川 中の川木鎌橋 コイ 1.7 0.29 2.0
愛媛県 海域 今治海域 マルアジ 1.6 6.8 8.3
茨城県 海域 鉾田沖1km付近 スズキ 1.6 6.0 7.6
横浜市 河川 大岡川清水橋 マハゼ 1.6 5.4 7.0
大阪府 海域 大阪湾 B-4(泉大津港沖) タチウオ 1.6 5.3 6.9
神戸市 海域 大阪湾(5)神戸市西部沖1 コノシロ 1.6 5.2 6.8
大阪府 海域 大阪湾 B-4(泉大津港沖) ボラ 1.6 4.8 6.4
岡山県 海域 牛窓地先海域牛窓町前島南西 コノシロ 1.6 4.6 6.3
兵庫県 海域 淡路島西部南部南淡町鳥取沖 ブリ 1.6 4.2 5.8
徳島県 海域 紀伊水道海域 マルアジ 1.6 3.0 4.6
香川県 海域 東讃海域 坂手沖合2km付近 ブリ 1.6 3.0 4.6
茨城県 海域 会瀬沖2km付近 カツオ 1.6 2.5 4.1
神奈川県 海域 東京湾(17)浦賀沖 マダイ 1.6 2.3 4.0
山梨県 河川 相模川富士見橋 ニジマス 1.6 2.4 4.0
愛知県 海域 矢作川河口沖約2km マアジ 1.6 2.2 3.8
茨城県 河川 利根川河口堰下流部 ニゴイ 1.6 1.8 3.4
愛知県 海域 西浦地先 コノシロ 1.6 1.7 3.3
鳥取県 湖沼 多鯰ヶ池北部 ゲンゴロウブナ 1.6 1.7 3.3
鳥取県 湖沼 湖山池堀越地先 ワカサギ 1.6 1.6 3.2
新潟県 海域 県北海域 コノシロ 1.6 1.5 3.1
山梨県 河川 滝沢川新大橋 ウグイ 1.6 1.4 3.0
山形県 海域 日本海沿岸No.14(鼠ヶ関沖合い2km) チダイ 1.6 0.89 2.5
秋田県 海域 秋田港南西2km ガザミ 1.6 0.70 2.3
熊本県 海域 緑川河口沖2km コノシロ 1.6 0.57 2.2
茨城県 海域 知手浜沖2km付近 コノシロ 1.5 4.3 5.8
大阪府 海域 大阪湾 C-4(堺泉北港沖) スズキ 1.5 4.0 5.5
埼玉県 河川 入間川豊水橋 カマツカ 1.5 3.2 4.7
埼玉県 河川 越辺川今川橋 オイカワ 1.5 3.1 4.6
青森県 湖沼 小川原湖C ウナギ 1.5 2.5 4.0
兵庫県 海域 淡路島西部南部一宮町撫沖 キチヌ 1.5 2.4 3.9
埼玉県 湖沼 名栗湖湖心 イワナ 1.5 2.1 3.7
兵庫県 海域 播磨海域(13)東部工業港沖合 シャコ 1.5 1.9 3.4
鹿児島県 海域 鹿児島湾央部中央 マダイ 1.5 1.4 3.0
秋田県 海域 秋田港南西2km マダイ 1.5 1.2 2.7
山梨県 河川 平等川流末 ウグイ 1.5 1.2 2.7
新潟県 海域 新潟海域 マアジ 1.5 0.96 2.5
長野県 河川 千曲川立ヶ花橋 コイ 1.5 0.62 2.1
岐阜県 河川 揖斐川福岡大橋 ギンブナ 1.5 0.59 2.1
神奈川県 海域 相模湾(1)辻堂沖 マサバ 1.4 4.2 5.7
兵庫県 海域 播磨灘北西部赤穂市東部沖 コノシロ 1.4 4.0 5.4
徳島県 海域 紀伊水道海域 タチウオ 1.4 4.1 5.4
石川県 河川 犀川二ツ寺橋 フナ 1.4 3.5 4.9
三重県 河川 員弁川日の出橋 ヤマトシジミ 1.4 2.7 4.1
茨城県 海域 知手浜沖2km付近 マサバ 1.4 2.3 3.7
兵庫県 海域 播磨灘北西部赤穂市東部沖 クロダイ 1.4 2.4 3.7
大分県 海域 別府湾 中央 マルアジ 1.4 2.2 3.6
兵庫県 海域 淡路島西部南部西淡町慶野沖 シマイサキ 1.4 2.0 3.5
神奈川県 海域 相模湾(2)大磯沖 カイワリ 1.4 2.0 3.4
石川県 河川 手取川美川大橋 ウグイ 1.4 1.8 3.3
三重県 海域 鈴鹿川河口沖約6km ダツ 1.4 1.8 3.2
群馬県 河川 利根川大正橋 ウグイ 1.4 1.8 3.1
新潟県 海域 西頸城地先海域 タチウオ 1.4 1.7 3.1
大阪府 海域 大阪湾 A-7(尾崎港沖) マダイ 1.4 1.6 3.0
高知県 海域 浦戸湾 五台山タナスカ西500m コノシロ 1.4 1.6 3.0
三重県 海域 鈴鹿川河口沖約6km マイワシ 1.4 1.3 2.6
秋田県 湖沼 八郎湖大潟橋 ヤマトシジミ 1.4 1.1 2.5
滋賀県 湖沼 余呉湖導水路沖 ナマズ 1.4 1.1 2.5
神戸市 海域 大阪湾(4)神戸市中央部沖 ジャノメガザミ 1.4 1.1 2.5
富山県 海域 富山湾海域 キジハタ 1.4 1.1 2.4
大分県 海域 周防灘 西側 ガザミ 1.4 0.79 2.2
熊本県 海域 坪井川河口沖2km コノシロ 1.4 0.66 2.1
岐阜県 河川 神通川宮城橋 ウグイ 1.4 0.46 1.9
新潟県 海域 弥彦米山地先海域 シャコ 1.4 0.38 1.8
千葉県 海域 東京湾20 スズキ 1.3 6.4 7.7
愛媛県 海域 津島海域 マルアジ 1.3 4.9 6.2
長野県 湖沼 野尻湖湖心 ウナギ 1.3 4.6 5.9
和歌山県 海域 海南海域 マサバ 1.3 4.2 5.5
兵庫県 海域 淡路島西部南部一宮町撫沖 タチウオ 1.3 4.0 5.2
愛媛県 海域 北条海域 タチウオ 1.3 3.7 5.0
山梨県 湖沼 本栖湖湖心 ヒメマス 1.3 3.6 4.9
大阪府 海域 大阪湾 B-3(堺港沖) シマイサキ 1.3 3.6 4.9
和歌山県 海域 下津初島海域 マサバ 1.3 3.4 4.6
三重県 海域 四日市港沖約4km コノシロ 1.3 2.8 4.2
茨城県 海域 鉾田沖1km付近 コノシロ 1.3 2.6 3.9
神奈川県 海域 東京湾(13)大津湾 ムロアジ属 1.3 2.5 3.9
秋田県 海域 秋田港南西2km マサバ 1.3 2.5 3.8
秋田県 海域 秋田港南西2km ホッケ 1.3 2.4 3.7
富山県 海域 富山湾海域 ホッケ 1.3 2.2 3.5
大阪府 海域 大阪湾 A-3(関西空港連絡橋付近) マダイ 1.3 1.9 3.2
群馬県 河川 広瀬川中島橋 ウグイ 1.3 1.7 3.0
秋田県 海域 秋田湾出戸沖 コノシロ 1.3 1.3 2.6
新潟県 海域 県北海域 コノシロ 1.3 1.4 2.6
兵庫県 海域 淡路島西部南部一宮町撫沖 シャコ 1.3 1.3 2.6
高知県 海域 浦戸湾 五台山タナスカ西500m ドロクイ 1.3 1.3 2.5
愛知県 海域 蛭子岬沖約1km マダイ 1.3 1.1 2.4
秋田県 海域 船川港船川生鼻崎沖 コノシロ 1.3 1.0 2.3
鳥取県 湖沼 境水道中央部 コノシロ 1.3 0.95 2.3
香川県 海域 備讃瀬戸 丸亀沖合2km付近 マアジ 1.3 0.88 2.2
島根県 海域 おわし海水浴場 ガザミ 1.3 0.71 2.0
秋田県 海域 中部海域衣川河口沖2km ガザミ 1.3 0.50 1.8
山梨県 河川 富士川信玄橋 コイ 1.3 0.51 1.8
長野県 河川 姫川宮本橋 ニジマス 1.3 0.39 1.7
宮崎県 河川 福島川上町橋 フナ 1.3 0.22 1.5
大阪市 海域 大阪湾 C-3(大阪港関門外) スズキ 1.2 5.5 6.6
横浜市 海域 東京湾(12)本牧沖 マアナゴ 1.2 5.1 6.3
宮城県 海域 桐ケ崎地先約1km スズキ 1.2 4.8 6.1
静岡県 海域 下田港沖約1km ヤマトカマス 1.2 4.5 5.7
大阪市 海域 大阪湾 C-3(大阪港関門外) マアジ 1.2 4.4 5.6
大阪府 海域 大阪湾 A-7(尾崎港沖) アカカマス 1.2 3.2 4.4
千葉県 海域 太平洋9 スズキ 1.2 2.9 4.1
山梨県 湖沼 本栖湖湖北部 ヒメマス 1.2 2.8 4.1
奈良県 湖沼 室生ダム県営取水口 フナ 1.2 2.7 3.9
千葉県 海域 東京湾28 ブリ 1.2 2.6 3.8
埼玉県 河川 入間川豊水橋 モツゴ 1.2 2.5 3.8
群馬県 河川 広瀬川中島橋 ニゴイ 1.2 2.4 3.6
静岡県 河川 瀬戸川当目大橋 アユ 1.2 1.8 3.0
神奈川県 海域 相模湾(2)大磯沖 ムロアジ属 1.2 1.6 2.9
群馬県 河川 碓氷川旧八千代橋 コイ 1.2 1.6 2.8
千葉県 海域 東京湾14 コウイカ 1.2 1.6 2.8
石川県 河川 犀川二ツ寺橋 ボラ 1.2 1.7 2.8
山梨県 河川 滝沢川新大橋 コイ 1.2 1.5 2.7
広島県 海域 備讃瀬戸走島沖合2.5km付近 コノシロ 1.2 1.5 2.7
大阪府 海域 大阪湾 A-3(関西空港連絡橋付近) シャコ 1.2 1.4 2.6
大分県 海域 別府湾 近岸 ムロアジ 1.2 1.4 2.6
三重県 海域 四日市港沖約4km マアジ 1.2 1.3 2.5
秋田県 海域 秋田湾出戸沖 イシガレイ 1.2 1.1 2.3
岐阜県 河川 長良川藍川橋 カマツカ 1.2 1.0 2.3
山形県 海域 日本海沿岸No.15(鼠ヶ関沖合い4km) カナガシラ 1.2 1.0 2.2
鳥取県 湖沼 米子湾中央部 コノシロ 1.2 1.0 2.2
秋田県 海域 中部海域衣川河口沖2km イシガレイ 1.2 0.61 1.8
新潟県 海域 新潟海域 シャコ 1.2 0.40 1.7
三重県 河川 阪内川荒木橋 ギンブナ 1.2 0.36 1.6
佐賀県 河川 田手川広円橋 コイ 1.2 0.43 1.6
京都府 海域 若狭湾新井崎沖2km付近 ケンサキイカ 1.2 0.24 1.4

表5  環境庁平成10度水生生物中のダイオキシン類濃度分析結果
全湿重量で2pg-TEQ/gを超える水生生物一覧

単位:pg-TEQ/g(湿重量)、実測値処理方式:ND=0
都道府県 市町村 水域 生物名 ダイオキシン類 コプラナーPCB ダイオキシン類+
コプラナーPCB
東京都 中央区・台東区 神田川 コイ 11.0 19.4 30.4
川崎市 川崎区 多摩川 マルタウグイ 2.1 21.7 23.8
京都府 宇治市 宇治川 オイカワ 2.1 12.9 15.0
兵庫県 姫路市 市川下流 ニゴイ 2.8 11.9 14.7
大阪市 住之江区 大阪湾 ガザミ 2.8 11.6 14.4
川崎市 川崎区 多摩川 フナ 0.51 12.2 12.8
神奈川県 藤沢市 引地川 コイ 8.4 4.1 12.5
名古屋市 中川区・港区 新川下流 コイ 2.9 9.5 12.4
山形県 酒田市 赤川 ウグイ(等) 2.4 9.8 12.1
東京都 目黒区 目黒川 ウグイ 1.7 10.2 11.9
北九州市 八幡西区 洞海湾 コノシロ 7.3 3.9 11.0
大阪市 港区 市内河川 ガザミ 1.7 8.7 10.3
大阪市 此花区 大阪湾 ガザミ 2.6 7.0 9.6
大阪市 此花区 大阪湾 スズキ 0.76 8.8 9.5
香川県 善通寺市 金倉川 ナマズ 4.5 4.9 9.4
愛知県 岡崎市 乙川下流 コイ 1.3 8.0 9.3
神奈川県 藤沢市 引地川 フナ 5.9 3.3 9.2
川崎市 川崎区 東京湾 スズキ 1.5 7.3 8.7
大阪府 八尾市 恩智川 コイ 3.7 4.7 8.4
京都市 南区 鴨川 ニゴイ 0.59 7.5 8.1
岩手県 江刺市 人首川 ウグイ 6.0 1.6 7.6
静岡県 磐田市  今之浦川 コイ 1.6 5.6 7.2
福島県 伊達町 阿武隈川 ニゴイ 2.3 4.8 7.2
秋田県 大館市 長木川下流 フナ 6.0 0.75 6.8
北九州市 八幡西区 洞海湾 ガザミ 2.3 4.0 6.3
愛媛県 伊予三島市 川之江海域 スズキ 1.7 4.3 6.0
山梨県 富士吉田市 宮川 ニジマス 2.7 2.9 5.7
東京都 調布市 多摩川 コイ 1.0 4.6 5.6
横浜市 緑区 恩田川 オイカワ 1.2 3.8 5.0
秋田県 秋田市 太平川下流 コイ 1.1 3.7 4.8
愛知県 豊橋市 梅田川 コイ 0.95 3.8 4.8
埼玉県 熊谷市 荒川中流 アブラハヤ 1.1 3.7 4.7
兵庫県 尼崎市 大阪湾 スズキ 1.0 3.6 4.6
川崎市 川崎区 東京湾 シログチ 0.17 4.4 4.5
神戸市 中央区 大阪湾 スズキ 0.91 3.5 4.4
岩手県 江刺市 人首川 ニゴイ 3.2 1.2 4.4
福岡市 博多区
・中央区
那珂川 ボラ 0.25 4.2 4.4
静岡県 磐田市  今之浦川 ボラ 2.8 1.5 4.3
宮城県 涌谷町 垂氷沢排水路 フナ 3.4 0.72 4.1
神奈川県 横須賀市 平作川 ボラ 1.1 3.0 4.1
大阪市 港区 市内河川 スズキ 0.39 3.6 4.0
大阪市 住之江区 大阪湾 ボラ 0.46 3.5 4.0
徳島県 阿南市 那賀川河口 スズキ 1.4 2.5 3.9
山形県 山形市 松尾川 アブラハヤ 2.1 1.8 3.9
静岡県 富士市 潤井川 アブラハヤ 0.0 3.8 3.8
新潟県 新潟市 信濃川下流 ウグイ 1.5 2.3 3.8
札幌市 手稲区 新川 メナダ 1.5 2.3 3.8
福島県 棚倉町 久慈川 ウグイ 2.9 0.82 3.8
横浜市 南区 大岡川 タマビキガイ 1.6 2.1 3.7
名古屋市 緑区・南区 天白川 ボラ 0.35 3.4 3.7
滋賀県 大津市 琵琶湖南湖 オオクチバス 0.44 3.2 3.7
岐阜県 海津町 揖斐川 ウグイ 1.3 2.3 3.6
川崎市 麻生区 麻生川 カマツカ 1.2 2.4 3.6
名古屋市 中川区・港区 新川下流 フナ 1.4 2.1 3.5
東京都 中央区
・台東区
神田川 マハゼ 0.89 2.5 3.4
香川県 高松市 香東川 オイカワ 1.2 2.1 3.4
京都市 中京区 鴨川 ニゴイ 0.53 2.8 3.4
群馬県 前橋市 利根川上流 ウグイ 0.20 3.2 3.4
愛知県 豊橋市 梅田川 オイカワ 0.0 3.3 3.3
広島市 安佐北区
・安佐南区
太田川上流 ウグイ 1.1 2.2 3.3
静岡県 富士市 潤井川 ウグイ 0.64 2.7 3.3
和歌山県 和歌山市 紀の川 オオクチバス 0.90 2.4 3.3
横浜市 栄区 イタチ川 オイカワ 0.85 2.4 3.3
愛媛県 伊予三島市 川之江海域 ムラサキイガイ 0.64 2.5 3.2
岡山県 岡山市 児島湾 スズキ 0.75 2.3 3.1
札幌市 手稲区 新川 コイ 1.3 1.8 3.1
埼玉県 熊谷市 荒川中流 オイカワ 0.61 2.3 2.9
愛媛県 伊予三島市 川之江海域 スズキ 0.73 2.2 2.9
岐阜県 萩原町 飛騨川 ニゴイ 0.75 2.1 2.9
奈良県 下市町 紀の川 ニゴイ 0.23 2.6 2.9
滋賀県 草津市 葉山川 オオクチバス 0.53 2.3 2.8
宮城県 多賀城市 砂押川上流 コイ 2.2 0.67 2.8
新潟県 新潟市 信濃川下流 フナ 1.7 1.1 2.8
新潟県 上越市 関川下流 フナ 2.0 0.79 2.8
神奈川県 座間市 目久尻川 オイカワ 0.87 1.9 2.8
宮城県 白石市 斎川 ウグイ 1.5 1.3 2.8
札幌市 北区 創成川 モツゴ 0.82 1.9 2.7
愛知県 岡崎市 乙川下流 フナ 0.0 2.6 2.6
香川県 高松市 新川 オイカワ 0.91 1.6 2.5
福島県 喜多方市 田付川 ウグイ 1.0 1.5 2.5
大阪府 茨木市 安威川 オイカワ 0.49 2.0 2.5
徳島県 徳島市 吉野川下流 スズキ 0.91 1.5 2.5
横浜市 南区 大岡川 ハゼ 0.17 2.3 2.4
栃木県 宇都宮市 田川 ウグイ 0.0 2.4 2.4
札幌市 中央区 豊平川 フナ 1.4 0.96 2.3
沖縄県 那覇市 久茂地川 テラピア 0.036 2.3 2.3
京都市 南区 鴨川 オイカワ 0.37 2.0 2.3
北九州市 若松区 洞海湾 アカニシ 1.1 1.2 2.3
神奈川県 横須賀市 平作川 カキ 1.2 1.1 2.3
山梨県 甲府市 濁川 フナ 0.65 1.6 2.2
沖縄県 那覇市 久茂地川 マガキ 0.46 1.8 2.2
広島県 府中町 府中大川 スズキ 0.46 1.8 2.2
福島県 伊達町 阿武隈川 ウグイ 0.94 1.2 2.2
徳島県 徳島市 新町川 スズキ 0.61 1.6 2.2
群馬県 高崎市 烏川下流 ウグイ 0.024 2.1 2.2
岐阜県 岐阜市 長良川 ニゴイ 0.77 1.4 2.2
兵庫県 小野市 東条川 ニゴイ 1.3 0.8 2.1
新潟県 上越市 関川下流 ウグイ 1.1 1.0 2.1
山形県 山形市 馬見ヶ崎川 ウグイ 1.3 0.82 2.1
北九州市 若松区 洞海湾 コノシロ 0.30 1.8 2.1
仙台市 若林区 名取川 ウグイ 0.79 1.3 2.1
京都府 宇治市 宇治川 オオクチバス 0.38 1.7 2.1
新潟県 三条市 信濃川中流 フナ 0.74 1.3 2.1
富山県 高岡市 小矢部川 ウグイ 1.3 0.78 2.1
大阪府 八尾市 恩智川 フナ 0.44 1.6 2.0
福岡市 早良区
・中央区
樋井川 ボラ 0.71 1.3 2.0
奈良県 奈良市 佐保川 オイカワ 0.72 1.3 2.0
横浜市 緑区 恩田川 コイ 0.66 1.3 2.0
秋田県 能代市 米代川下流 ウグイ 0.62 1.3 2.0


5−2 国土交通省

 水生生物は、旧建設省(現国土交通省)も「平成11年度秋期水生生物に関するダイオキシン類調査結果について」を公表している。

 116検体を分析しており、平均濃度は2.0ピコであり、環境省同様、平均値で米国の魚類摂取指針の値をはるかに超えていることが分った。


5−3 東京都衛生局

 
東京都衛生局は、東京湾内に生息するスズキ、ボラ、コノシロ各10尾を対象に、平成元年度以降現在に至るまで調査を行っている。

 平成10年度調査結果ではスズキ、ボラ、コノシロの平均濃度はそれぞれ4.4、2.6、8.7ピコ、最高値は12、7.1、16ピコであった。いずれの魚も米国の指針を大幅に超過し、100gを食べた場合のTDIもそれぞれ8.8、5.2、17.4とわが国のTDIの4ピコを大幅に超過している。

 平成11年度調査では9.0、4.1、6.4ピコ、最高値は14、7.2、7.7ピコであり、依然として超高濃度である。これは東京湾の背後に膨大な数の発生源(焼却炉)があり、高煙突化と相まってダイオキシンが最終的に半閉鎖性水域(東京湾)に流れ込んでいるからと推察できる。

 東京都衛生局調査の詳細データは以下を参考のこと。

 
参考 【資料】日本の河川近海等の魚類のダイオキシン汚染データ

5−3 東京都(その後の調査結果)

 東京都では、平成17年7月29日福祉保健局が「平成16年度 東京湾産魚介類の化学物質汚染実態調査結果 (概要)」と題する魚介類に含まれるダイオキシン類の調査結果を公表している。

 調査の対象は、ボラ、スズキ、マアナゴ、マコガレイ各8検体(隅田川河口2検体、各漁場3検体)、アサリ6検体 計38検体。試料の採取地点は、魚類は隅田川河口、漁場1(羽田空港北西部)、漁場2(多摩川河口部)、アサリは三枚洲、羽田沖(多摩川河口部)、神奈川県海の公園である。

 調査結果は、魚類全体のダイオキシン類濃度は、隅田川河口が5.33ピコグラム、漁場1が4.93ピコグラム、漁場2が4.09ピコグラムであり、隅田川河口部が高い値を示した。

 隅田川河口及び漁場1における前年度の調査結果は、隅田川河口4.68ピコグラム、漁場1 4.93ピコグラムより高い値を示した。

 アサリのダイオキシン類濃度は、三枚洲、羽田沖及び海の公園いずれの地点においても他の魚類より低い値を示した。アサリを採取地点で比較した場合、三枚洲と羽田沖の2地点が海の公園よりも高い値を示した。濃度(平均)が相対的に高かったのはマアナゴであった。

5−4 厚生労働省

 
食用魚介に含まれるダイオキシン類調査については、旧厚生省(現厚生労働省)及び水産庁が実施している。

 旧厚生省は、平成8年から「食品中のダイオキシン類汚染実態調査」を実施しており、その中で個別食品として魚介類の調査も行っている。

 たとえば平成11年度の場合、魚介類30種、水産加工品22種(ヒモノ等)を分析している。調査結果は、平均値でそれぞれ1.49、0.45ピコである。平成12年度では1.59、0.40ピコと魚類濃度が増加していることがわかる。魚類は平均値で米国の指針を超過している。


5−5 水産庁

 水産庁は、平成12年10月20日に「平成11年度魚介類中のダイオキシン類の実態調査結果について」を発表している。この調査では、魚類99、貝類22、甲殻類13、その他16(いか類、うに、こんぶ、のり、わかめ)を調査の対象にしている。

 結果を平均濃度でみると、魚類が1.0、貝類0.31、甲殻類0.75、その他が0.32ピコであり、平均値では米国の環境保護庁の指針を下回っている。

 水産庁は平成14年2月8日に「平成12年度魚介類中のダイオキシン類の実態調査結果について」を発表した。同調査では魚類74、貝類9、甲殻類8、その他10が分析対象となっている。

 分析結果は平均濃度で魚類0.79、貝類0.13、甲殻類0.56、その他0.16ピコである。これも米国の環境保護庁の指針を下回っている。だが、内湾、沿岸、遠洋の魚類には、米国の指針を大幅に超える高濃度のものも含まれている。表6は、水産庁全調査データのうち、1.2ピコグラムを超える魚類を高い濃度の順に示している。

 なお、水産庁の平成11年度及び平成12年度の全調査データは以下のPDFファイルに示されている。
  水産庁、平成11年度、平成12年度、魚介類中のダイオキシン類の実態調査結果について(PDF19KB)

表4 水産庁平成11〜12年度魚介中ダイオキシン類調データ
   
(以下は全湿重量濃度で1.2ピコグラムを超えるものを表示)

年度 魚介類名 漁獲水域 濃度(pg-TEQ/g)
H12 クロマグロ 東海岸北部沖 10.109
H11 コノシロ 大阪湾 9.148
H11 アナゴ 大阪湾,播磨灘 8.308
H11 カジキ(チャンク) 八丈島近海 6.648
H11 スズキ 東京湾 6.541
H12 クロマグロ 東海岸北部沖 6.448
H11 タチウオ 紀伊水道 6.036
H11 キハダ(サク) 中部太平洋 5.056
H11 ベニズワイガニ 日本海 4.506
H11 タチウオ 瀬戸内海燧灘 4.397
H11 スズキ 東京湾 4.248
H11 ボラ 瀬戸内海周防灘 3.439
H12 チョウザメ卵 カスピ海 3.329
H12 ズワイガニ 能登沖 3.023
H11 コンブ 太平洋襟裳以西 2.714
H12 ウグイ 那珂川 2.673
H11 ブリ 鹿児島湾 2.513
H11 ブリ 宇和海 2.505
H12 イサザ 琵琶湖 2.316
H11 アサリ 東京湾 2.224
H12 カタクチイワシ 三河湾 2.084
H12 マイワシ 相模湾 1.981
H12 マイワシ 相模湾 1.915
H11 カジキ(チャンク) 八丈島近海 1.787
H11 アナゴ 駿河湾 1.774
H11 イナダ 太平洋房総沖 1.747
H11 テナガエビ 霞ヶ浦 1.733
H11 テナガエビ 霞ヶ浦 1.666
H12 カタクチイワシ 伊勢湾 1.649
H11 ホッケ 日本海南部 1.558
H11 カタクチイワシ 太平洋九十九里浜沖 1.491
H12 ニシン ノールウェイ海 1.48
H11 マイワシ 太平洋鹿島灘 1.359
H12 サワラ 済州島沖 1.354
H11 コンブ 太平洋襟裳以東 1.341
H12 マイワシ 相模湾 1.321
H11 コノシロ 伊勢湾 1.287
H11 サバ バレンツ海 1.272
H11 ウナギ 肝属郡 1.257
H11 クロダイ 瀬戸内海燧灘 1.226

  参考:1999年度水産庁魚介中ダイオキシン類実態調査ホームページ

5−6 水産庁(その後の調査結果)
 
 水産庁は,その後、「平成11年度〜平成14年度魚介類中のダイオキシン類の実態調査について」(平成11年度〜平成14年度分総括報告) なる報告を平成15年6月27日ホームページで公開している。

 水産庁によれば、沿岸、沖合域、遠洋域および内水面で漁獲等されるものおよび輸入魚介類を含め102種、423検体について実施したとしている。その内訳は、@魚類(273検体)、A貝類(49検体)、B甲殻類(31検体)、Cその他の水産動植物(70検体)であり、調査における「魚貝類」には水産植物(海藻類)を含むとしている。

 調査結果は、平成11年から平成14年の4カ年分の全検体の調査結果は別表PDFであり、単純平均濃度は,4年分の調査魚介類全体において0.908ピコグラムであったとしている。

 なお、国内産 (遠洋を除く沿岸・沖合)(304検体) の単純平均は 0.909ピコ、遠洋・輸入 119検体) の単純平均は0.904ピコグラムであった。


6 魚種および海域からみた汚染傾向

 
以上、国、自治体が過去行った魚介に含まれるダイオキシン類濃度の分析結果を見てきた。ここで行政調査データに特徴的なことはあげると以下の通りとおりである。

(1)国(省庁)、東京都の魚介類の調査結果を見ると、一部を除き平均濃度ですでに米国環境保護庁(EPA)の魚類摂取の警報指針値を大幅に超えている事実があること、

(2)東京湾、大阪湾のような内湾の魚類、スズキ、ボラ、コノシロなどの近海、沿岸魚類の濃度が著しく高いこと、

図2 日本の魚介類のダイオキシン類濃度をEPA指針で評価

評価の対象となったデータは水産庁調査データ

図3 日本の魚介類のダイオキシン類濃度をWHOのTDI勧告値で評価

評価の対象となったデータは水産庁調査データ

(3)全国的に見てもっとも近海魚介類のダイオキシン類濃度が高い,東京湾では、年数が経過しても汚染濃度が低くなっていないこと、

(4)瀬戸内海などの半閉鎖性水域の魚類、たとえばタチウオ、ボラ、クロダイなどの近海、沿岸魚類の濃度が高いこと、

(5)アナゴやウナギのように湾内や汽水域の底に棲む魚類の濃度が高いこと、

(6)さらに 食物連鎖の上位にある遠洋のクロマグロ類が高いこと

などがある。

<引用・参考文献>
(1)ダイオキシンは発がん物質…米環境保護局が初認定、読売新聞 2000年5月18日
(2)宮田秀明、宮田秀明のダイオキシン問題、p104、合同出版、1998年.9月10日

(3)EU, Commission proposes strategy to reduce dioxin in food and feed、2001
(4)Guidance for Assessing Chemical Contamination Data for Use in Fish Advisories, Volume 2 Risk Assessment and Fish Consumption Limits Third Edition, US Environmental Protection Agency, November 2000
(5)環境庁、平成10度水生生物中のダイオキシン類濃度分析結果
(6)環境庁、日本の河川近海等の水生生物のダイオキシン汚染について−速報−
(7)環境庁、日本の河川近海等の魚類のダイオキシン汚染データ
(8)旧建設省(現国土交通省)、「平成11年度秋期水生生物に関するダイオキシン類調査結果について」

(9)旧厚生省(現厚生労働省)、平成8年「食品中のダイオキシン類汚染実態調査」
(10)東京都福祉保健局、「平成16年度 東京湾産魚介類の化学物質汚染実態調査結果 (概要)」、平成17年7月29日
(11)水産庁、「平成11年度〜平成14年度魚介類中のダイオキシン類の実態調査について」(平成11年度〜平成14年度分総括報告)、平成15年6月27日