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沖縄ドラム缶問題意見書の公表

池田こみち
掲載月日:2014年12月19日
 独立系メディア E−wave
無断転載禁


 この度、「2014年度沖縄市サッカー場ドラム缶問題についての報告書」が依頼先により公表されたのにあわせ、独立系メディアにも掲載することとしました。

◆嘉手納基地返還跡地(沖縄市サッカー場)ドラム缶発掘・追加調査に関する意見書、2014年10月30日、株式会社 環境総合研究所(PDF)

 この報告書(意見書)は、沖縄生物多様性市民ネットワークの依頼によりまとめたものです。環境総合研究所は、2012年1月からまる3年余りこの問題にかかわってきましたが、今回は、2013年度の意見書作成に引き続き、追加調査によって合計80本余りのドラム缶が発見されたことを踏まえ、沖縄防衛局や沖縄市が行った追加調査の結果を総合的に評価し意見書をとりまとめました。

 分析結果をどう見るか、それぞれの評価のあり方、メディアの取り上げ方、行政や政治のこの問題への対応はどう有るべきかなど多面的にコメントしています。

 沖縄防衛局と沖縄市が行った化学物質の分析結果に大きな違いがないにもかかわらず、何故評価は大きく異なるものとなったのか。内外の第三者の専門家の意見も踏まえて考察しています。


写真:ドラム缶No.53
注)これは、ドラム缶付着物のダイオキシン類分析結果で
  沖縄防衛局測定が2914pg-TEQ/g、沖縄市測定で1944pg-TEQ/g
  となり、最も高濃度のダイオキシンが出たドラム缶です。

出典:沖縄市 コザ運動公園内遺棄物等調査分析業務の状況について
   2 コザ運動公園内遺棄物等調査分析結果
   2−2 別添資料  @ 調査状況写真
   ・ドラム缶観察及び付着物採取 No.51〜No.61
http://www.city.okinawa.okinawa.jp/sitemanage/contents/attach/12898/No.51~61.pdf

 関連情報は、独立系メディア E-wave Tokyoの【沖縄】特設スレッドをご覧下さい。

◆池田こみち:最強ダイオキシン検出 沖縄市ドラム缶汚染
http://www.eritokyo.jp/independent/ikeda-col2014-10-27.htm

◆池田こみち:書評 ジョン・ミッチェル著「追跡:沖縄の枯葉剤−埋もれた戦争犯罪を掘り起こす」
http://www.eritokyo.jp/independent/ikeda-col1281...html