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今日のコラム            
スマトラ沖地震・大津波による外国人の死者及び推定行方不明者数
青山 貞一

掲載日:2005.1.10〜

 スマトラ沖地震・大津波によるインドネシア、タイ、インド、スリランなどの諸国における死亡者数はすでに15万人を超えているが、以下は、2005年1月10日時点での被災国以外の国の死亡者及び行方不明者の推定数である。死亡者、行方不明者、国数はいずれもさらに増える可能性もある。現時点で最も志望者数の多い国は、ドイツで60人、ついでスウェーデンの52人、イギリスの50人、米国が37人、日本とスイスがそれぞれ23人となっている。欧州諸国が多いのは、この時期、インド洋、アンダマンに接する諸国は欧州人の避寒地となっているためと考えられる。被害実態は不明だが、インド洋のセーシェル、マヨットなどの島嶼国にも毎年欧州から多くの人々が避寒でこの時期訪問している。 

国名 死亡者 行方不明者
欧州
ドイツ 60 966
オーストリア 10 384
ノルウェー     13 78
フランス      22 307
スイス       23 87
スウェーデン    52 1838
オランダ  7 110
イタリア      20 338
スペイン 3
ポルトガル 3
ベルギー     6 315
デンマーク     7 57
イギリス      50 391
アジア州
イスラエル 4 7
中華人民共和国 3 15
中華民国(台湾) 3
香港 10 58
韓国 12 98
日本 23 87
北米州
カナダ 5 146
米国 37
大洋州
オーストラリア 13 263
ニュージーランド 1
アフリカ州
南アフリカ 10 373
南米州
合計 413 6646
出典:毎日新聞、ロイター、AP、AFP等