エントランスへはここをクリック   

武部幹事長:
マスコミの裏側に
流れている情報を検証

日刊ゲンダイ

2006年2月17日

─ Dailymail Businessより ─────────
■ これが政権党の幹事長かとアキレた声
■ 武部自民党幹事長とホリエモン事件の関係の追及が
  絶対必要になってきた
■ マスコミの裏側に流れている情報を検証
────────────────────

-----------------------------------------
NHKの討論番組で容疑者を堀江クンと親しげに呼んでいた
武部さんが、また見苦しい振る舞い。その関係は実に怪しいぞ
選挙だけではない。個人的な異常な親密関係を
時系列に辿ってみるとそれはかなりヤバクないか
----------------------------------------

 堀江貴文(33)ら元幹部4人の起訴で第1ラウンドを終えたライブドア事件は、いよいよ本丸の捜査に入る。東京地検特捜部の狙いは、100億円規模に上るライブドア本体の粉飾決算だ。インサイダー取引や脱税、マネーロンダリングも対象になる。

 そのため特捜部は堀江らを再逮捕する一方、霞が関で事情聴取中の熊谷史人代表取締役(28)も逮捕、ホリエモン一味の悪事をすべて明らかにする方針という。

 この戦後最大級の経済事犯の首謀者に社会的な信用を与えてきたのが小泉自民党だ。総選挙に引っ張り出し、党本部で出馬会見も開いてやった。22万人のライブドア株主は、自民党にダマされボロ株をつかまされたようなものだ。

 諸悪の根源は、堀江を“弟だ息子だ”と見苦しいくらい肩入れしてきた武部勤幹事長にある。

 堀江と武部が初めて接触したのは、小泉自民が“刺客探し”に明け暮れていた昨年8月15日。

 二階総務局長と一緒に面会した武部は「自民党公認で広島から出てくれ。比例でも優遇する」と口説いたという。

 もっとも周囲には「息子(二男)が以前から親しくて……」と吹聴していたから、その前から関係があった疑いもある。この息子の会社は堀江から数千万円の資金援助を受けていたと週刊誌に書かれている。希代のペテン師と武部は、以前から家族ぐるみの付き合いをしていたようだ。

 武部は“わが息子”のために、自民党も動かしていた。堀江の選挙用ポスターを刷ったのは、党のお抱え業者。広島6区の選対本部で陣頭指揮したのは、20代の党職員だ。当の自民党は「職員は休職中だった」と逃げているが、幹事長室の命令で地元入りし、事実上の公認候補として応援したのは歴然だろう。

▼ 政治資金運用や日刊機関紙の密約も交わす ▼

 2人の蜜月は選挙後も続く。

 「昨年10月、ホリエモンが選挙のお礼に幹事長室を訪問。

 『せっかくのご縁なので、僕らが得意なところで協力できないか』と政治資金の資産運用を持ちかけました。すると、武部幹事長は『おまえのとこ得意だよね。知恵を貸してくれ』と堀江式の錬金術にすがったようなのです。会話の中身を会談後の堀江にペラペラ話されてしまった幹事長は慌てて全面否定。政治資金の株式運用は法律で禁じられていますからね。

 『アイツはそんな話をしたのか』とカンカンでした」(政界関係者)

 それだけじゃない。2人は、ライブドアと自民党の共同出資による日刊の機関紙を発刊する密約まで交わしていた。このプランには武部の二男も加わる予定だったようで、関係者からは「武部の私物化」との声も出たらしい。

 この前後、武部は広島カープ買収を狙う堀江に頼まれて、動いている。