2006年 環境アセスメント学会
第5回 武蔵工大 大会に出展
 

株式会社環境総合研究所(東京都目黒区)
武蔵工業大学環境情報学部 青山研究室


  青山貞一・鷹取 敦

 2006年9月2日〜3日にかけ、横浜市都筑区にある武蔵工業大学横浜キャンパス(環境情報学部)で環境アセスメント学会の第5回大会が開催された。ちなみに第1回は明海大学、第2回東京工業大学大学院、第3回は沖縄大学、第4回は愛知学院大学で開催されている。


武蔵工業大学横浜キャンパス

 当日は一般発表、シンポジウム、ポスターセッションなどに研究者、コンサルタント、行政関係者、環境NPOなどが全国各地から多数参加した。



 ポスターセッションには、大学の研究室以外に環境省、横浜市、川崎市、コンサルタント、NPOなど20の団体、組織が展示参加した。

 環境総合研究所所長を兼務する武蔵工業大学環境情報学部教授の青山貞一が同大会の実行委員長ということもあり、青山研究室ともに環境総合研究所もポスター展示に参加した。

 展示内容は、環境総合研究所がパソコンベースの環境影響評価支援システムSuper Series)を、また青山研究室は「住民参加の環境アセスメント」、「韓国ソウルの清渓川環境修復事業の大気環境改善効果分析の予備的研究」などを展示、それぞれ注目された。

 以下はそれぞれのブースを撮影したものである。


池田こみち環境総合研究所副所長

 
鷹取敦環境総合研究所調査部長
 

環境総合研究所ポスター展示での池田副所長
展示したパソコンベースの環境影響評価支援システム
Super Series
を参照のこと。


青山研究室・環境総合研究所・ノヴァスコシア州政府の国際産官学協同プロジェクトのポスターも展示された。これについては、以下を参照のこと。
カナダ・ノバスコシア州循環型社会構築プログラム海外研修 2005

 また一般発表では、鷹取敦取締役調査部長が道路事業用に一般的に使われている大気汚染予測モデルである正規プリューム・パフモデルが地形が複雑な山間地では予測値が実際の値より著しく低くなることを有限差分法を用いた3次元流体モデルとの比較で検証している。発表後、学会参加者との間で活発な質疑が行われた。


 環境アセスメント学会一般発表で講演する鷹取敦調査部長 

 来年は明治大学で開催予定。