第3回 アマルフィ海岸自治体の持続可能性基礎調査 2013-6 A Survey on Sustainability of Costiera Amalfitana Comune 初夏のアマルフィ海岸を行く 7日目 アトラーニへの行き方 青山貞一・池田こみち 2013年6月14日 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
2013年アマルフィ海岸現地視察調査報告<125本 全体メニュー> 左はアマルフィの位置 アトラーニの紋章 イタリア国旗 ◆アトラーニへの行き方 私達は何度もアマルフィに来ていますが、まだアマルフィの隣りあるアトラーニ( Atrani)には行ったことがありません。そこでラヴェッロで宿泊したBBのご主人にアトラーニへの行き方を伺ったところ、極意を教えてくれました。 というのも、アマルフィからラヴェッロあるいはミノーリに国道136号線で向かう途中、車窓からアトラーニが見えますが、果たしてどうやってアトラーニに入れるのかは、よく分からないからです。当然、まちがあり、多くの人がいるので、どこからか入るのでしょうが、それが分からないのです。 ラヴェッロ側(山側)から入る道があるのかも知れないと思い聞いてみましたが、山側からは一切入れないとこことです。 以下にアトラーニへの入り方を地図で示しました。点線のヘアピンカーブのアクセス道路がポイントです。 出典:グーグルマップ 国道163号線をラヴェッロからアマルフィに向かって走る場合、アトラーニを過ぎアマルフィに向かう途中にあるトンネル手前を左側に降りる道に入り点線に沿ってヘアピンカーブを降りて行くことで、アトラーニに入れます。 逆にアマルフィからラヴェッロに向かって国道163号線を北上する場合は、トンネルを出てすぐを右折し点線に沿ってヘアピンカーブを降りることになります。 以下がラヴェッロ側からアマルフィに向かう途中のトンネル手前で写した写真です。トンネルの左側にアトラーニへアクセスする道路があります。こんな感じなので、よほど気をつけないとどうしてもトンネルの中に入って行ってしまいます。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2013-6-7 いずれの場合も、この辺は非常に交通量多く混雑しており、さらに国道163号線は高架柱の上を通っていることから口で言うほど簡単ではありません(笑い)。 下の写真の左端のさらに少し行ったところが、上の地図の点線がはじまる点となります。ヘアピンは下の写真の高架橋の左下にある道路につながります。 アトラーニ。アマルフィから約1kmの距離にある Source:Wikipedia Italiano 下はアトラーニのまちの全体を写した写真です。写真の上側にラヴェッロやスカーラの村が見えます。写真下にヘアピンカーブを通過後、高架橋からアトラーニの海辺に降りる大きなアーチ橋が見ます。 いずれにしても上記の道を通ることなしにアトラーニの町に来るまで入ることはできないのです。ただし、高架橋の途中にあるアトラーニのバス停に降りた場合は、高架橋からアトラーニの中心地に階段で降りることが可能です。さらに少々危険ですが、アマルフィから徒歩でトンネルを通ってきた場合も、同様に階段を降りることが可能なはずです。 |
アトラーニ。谷間の背後はスカーラ(左上)とラヴェッロ(右上) Source:Wikipedia
私達はBBの主人に教わったとおり、ラヴェッロ側からトンネル直前を左折し、首尾良くアトラーニの町に入ることができました。なんといっても世界中の難しい道路を走破している池田のこと、道順が分かれば問題ありません。 下の写真はヘアピンカーブをアトラーニの海側から撮影したものです。アマルフィに向かうトンネルの入口が見えます。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2013-6-7 下の写真はヘアピンカーブを降りてきたところで撮影したものです。大きく高架橋が見えます。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2013-6-7 下の写真を見ればイメージがつかめると思います。アトラーニに入る一般車両はこの辺に駐車させることになります。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2013-6-7 下が高架橋の真下です。これより先に一般車両は入れないので、ここにある駐車場(路上)に車を置き、歩いて下に見える高架橋下のトンネルをくぐります。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2013-6-7 ちなみに下はヘアピンカーブから撮影したアトラーニの浜辺です。6月でしたが、すでに沢山の海水浴客用にビーチベッド(サマーベッド)が所狭しと置いてありました。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2013-6-7 一方、下の写真はラヴェッロに上る途中に撮影したアトラーニです。非常に険しい岩山の谷間にあることが分かります。 ラヴェッロに車で上る途中に撮影したアトラーニのまち 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 つづく |