第3回 アマルフィ海岸自治体の持続可能性基礎調査 2013-6 A Survey on Sustainability of Costiera Amalfitana Comune 初夏のアマルフィ海岸を行く 7日目 アトラーニのマリア教会広場にて@ 青山貞一・池田こみち 2013年6月14日 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
2013年アマルフィ海岸現地視察調査報告<125本 全体メニュー> 左はアマルフィの位置 アトラーニの紋章 イタリア国旗 ■アトラーニの聖マグダラのマリア教会広場にて 一通りアトラーニを視察した後、私達は聖マグダラのマリア愛と哀しみの十字架の協同教会(以下、聖マグダラのマリア教会と略)の広場に上ってみました。聖マグダラのマリア教会は、下の写真にあるように国道136号線からよく見える茶と白のコンビの塔をもつ教会です。 聖マグダラのマリア教会広場への階段 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S10 聖マグダラのマリア教会の広場への階段 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 La cupola e il campanile della Collegiata di Santa Maria Maddalena 聖マグダラのマリア教会 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 教会前の広場は以下のようにリッテラリー山脈とティラニア海が見える素晴らしい場所です。 La cupola e il campanile della Collegiata di Santa Maria Maddalena 聖マグダラのマリア教会の広場 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 もう少しカメラを引くと下のような感じです。これでもまだ半分程度、かなり大きな広場です。 La cupola e il campanile della Collegiata di Santa Maria Maddalena 聖マグダラのマリア教会の広場 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 広場のはずれは、下の写真のようなティラニア海です。紺碧の空と青い海です。 広場のはずれは、下の写真のようなティラニア海 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 たまたまこの広場で休んでいたら、さまざまなアトラーニの住民がこの広場を通って買い物に行ったり、帰ったりしていました。下は子供を連れて買い物から帰ってきたお母さんです。教会の裏に住宅があるんでしょう。 La cupola e il campanile della Collegiata di Santa Maria Maddalena 聖マグダラのマリア教会の広場 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 広場の反対側に赤いシャツを着た叔父さんがいたので、いろいろと話してみました。言葉は英語です。それにしても素晴らしい天気、それに広場です。 この広場は相当の段数の階段を登って上がってきた聖マグダラのマリア教会の広場なので、当然のことながら、自動車もバイクも,自転車も通りません。素晴らしくのどかでのんびりしたアマルフィ海岸のお昼です。 La cupola e il campanile della Collegiata di Santa Maria Maddalena 聖マグダラのマリア教会の広場にて 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 私達が日本人であることが分かると、この叔父さん、自分は日本に来たことがあると言い出しました。何でも船乗りで以前、横浜や神戸の港に立ち寄ったというのです。知っている限りの日本語を話し出しました。日本はドイツ、イタリアと一緒に第二次世界大戦を闘ったなんでことまで言い出す始末です(笑い)。 何はともあれ、いつものんびり休んでいる教会前の広場に、日本人、それもどうみても単なる観光客でない日本人が二人来たので、何でも話してやろう! とばかり、話しかけてきたのです。やはりイタリア人は明るく、屈託ないひとです。 La cupola e il campanile della Collegiata di Santa Maria Maddalena 聖マグダラのマリア教会の広場にて 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 そうこうしているうちに、買い物袋を下げたもうひとりの叔父さんが寄ってきました。どうも、叔父さん同士は兄弟のようです。ともに、定年退職後の身分だそうです。 後から来た叔父さんは、いろいろなものを買ってきたようです。聞けばアマルフィまで行って買ってくるのが日課だとか。 後から来た叔父さんは、奥さんに先立たれたのか、一人住まいだそうです。魚を買ってきたので、これから自分で料理して食べるとのことです。 La cupola e il campanile della Collegiata di Santa Maria Maddalena 聖マグダラのマリア教会の広場にて 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 そこでこちらからも、この際ということで、アマルフィから買ってきた魚を見せてもらいました。さらに一尾いくらか? とか、これを同僚資して食べるのかなど、根掘り葉掘り聞きました。 何でも、アマルフィまで行けば、様々な新鮮な魚介がメチャ安で買えるので、定年後の年金生活には、毎日、魚を食べるのが一番だそうです。まさに、そのとおりですね。アマルフィはマッサ・ルブレンセ、ソレント、チェターラなどとともに、指折りの地中海の秀逸な漁場です。 毎日新鮮な魚、それも昼頃に行けば、すでに市場は閉まっていて残った魚をタダ同然でもらえるんでしょうね。漁港や魚市場にネコが群がるのと同じです(笑い)。 私達も次回来るときは、魚介を市場から買ってきてリゾットやパスタ、スープをつくろうなんて考えました! この地でとりわけ美味しいのはカタクチイワシの魚醤を使ったパスタです。次回是非やってみましょう(笑い)。 地場の野菜もサンタガータ産などですね。トマト、ズッキーニなどなど、本場の野菜でやってみたいですね。 聖マグダラのマリア教会の広場であった叔父さんがもっていた魚 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 話は弾みます。下は池田を含めた三人の記念撮影です。それにしてもイタリア人は明るフランクで話していて楽しくていいですね。おそらく、毎日、毎日、こんな感じでひなたぼっこし、魚を一匹、二匹買ってきて昼食と夕食を自分でつくって食べる。ひとりは寂しいですが、アマルフィ海岸でのこのようなのんびりした生活は、私達日本人にとっては、おそらくものすごく贅沢なんでしょうね。 ここからはおそらく朝日も夕日も見えるはずです。たまにはピザとワインでも買ってきてティラニア海に沈む夕日を見ながら...なんて、本当にうらやましい限りです(笑い)。 La cupola e il campanile della Collegiata di Santa Maria Maddalena 聖マグダラのマリア教会の広場にて 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 La cupola e il campanile della Collegiata di Santa Maria Maddalena 聖マグダラのマリア教会の広場にて 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S10 つづく |