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伊能忠敬と日蓮の足跡を
たどる千葉の旅
 

江澤館1
(千葉県鴨川市太海)

青山貞一 Teiichi Aoyama・池田こみち Komichi Ikeda
Dec. 12-13, 2018 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁


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江澤館1  江澤館2  仁右衛門島1  仁右衛門島2

 ホームページを見ると外房線の太海駅から徒歩で13分という江澤館ですが、車で向かうと海沿いの漁港にそって海側に進むことになります。

 いったいどこまで進むのかと思っていると、ついに海に突き出た岬のさらに突端に出ました。


出典:グーグルマップ

 そこから少し陸側に戻ったところに12月12日に泊まる江澤館がありました。

 江澤館は歴史的建築物の3階の本館と細い路地を隔て鉄筋コンクリート3階建ての別館(海上ホテル)があり、何と本館と別館は地下道でつながっています。


出典:グーグルマップ


 この江澤館は、ホームページで見つけた旅館です。ちなみにグーグルストリートビューで見ると、以下の通りです。


出典:グーグルストリートビュー

 下の写真は、1877年(明治10年)から1958年まで約80年間続いた「遊郭」の面影を残す猪崎(京都府福知山市)ですが、まさに澤館につくりが似ています。


1877年(明治10年)から1958年まで約80年間続いた
遊郭の面影を残す猪崎(京都府福知山市)
出典:Wikipedia
 
 さて、現地で撮影した江澤館ですが、以下のように実物を見ると、このつくりはどう見ても「遊郭」のようです。この写真は別館の2階の窓から撮影したものです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900  2018-12-12


 今年の夏、佐渡の両津湊で宿泊した旅館(金沢屋)も、その昔は「遊郭」でしたが、今回の千葉外房旅行でもその昔は「遊郭」だった旅館であり、江戸から明治の情緒を存分に堪能することができました。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900  2018-12-12

 さらに翌日の朝食は本館の2階でいただきましたが、そこには多数の絵がかざってありましたが、そのなかに以下の絵がありました。この絵画は現在の江澤館を描いたものですが、まさに先の遊郭そっくりといえます。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900  2018-12-12

 江澤館は、ホームぺージで「画家ゆかりの宿」を強調しているだけあって、本館2階の食堂には膨大な数の絵が展示されています。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900  2018-12-13

 下は青山が額縁を別のものにしてみました。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900  2018-12-13


 下はその本館2階の絵画展示ギャラリーです。泊り客はここで朝食をいただくことになります。 


出典:www.booking.com

 下は別館の2階の窓から本館を見た写真です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900  2018-12-13 


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