ちょっと立ち寄った浅間牧場だが、気になることに出くわす。 それは下の写真にあるように、前回ここに来た時にはおそらくなかったはずの、携帯電話用の高いアンテナタワーが見えたことだ。下の写真の右側にあるのが鉄塔である。 撮影:青山貞一、Nikon Cool Pix S10 2010.7.17 下の写真は浅間牧場側にのぼって撮影したものだが、はやり右手前の木のうしろに鉄塔が見える!! 撮影:青山貞一、Nikon Cool Pix S10 2010.7.17 下は浅間牧場から撮影したアンテナタワーである。手前の電信柱はせいぜい10m前後であるが、携帯電話用のタワーは50-60mあるので、上の2枚の写真にあるように間違いなく景観破壊となっている。 こんな景観破壊のアンテナタワーに許可を出しているのは、おそらく長野原町だろう。ウルトラ自然破壊で景観破壊の八ッ場ダム開発現場も、その長野原町にあるわけだが、この長野原町には、景観破壊という言葉も、自然破壊という言葉もないのだろう!これには驚いた。 撮影:青山貞一、Nikon Cool Pix S10 2010.7.17 この浅間牧場は浅間山系を一望できる浅間高原随一の景勝地であり、景観ポイントである。こともあろうか、その場所に景観破壊のアンテナタワーが建てられていたのである! これには皆びっくり。NTT系なのかKDD系なのかは分からなかったが、非常に無神経な環境破壊行為である。 ちなみに、タワー建設以前の景観を何枚かお見せしよう。いずれも以下のようにすばらしいものだ! アンテナタワーが建てられる前の景観 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 アンテナタワーが建てられる前の景観 浅間山(浅間牧場にて 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 アンテナタワーが建てられる前の景観 8月の浅間山(浅間牧場にて)。右手のピークが黒斑山、蛇骨岳。 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 下は残雪の浅間山を浅間牧場から見た2009年5月の写真。見てわかるように、まったくアンテナタワーは存在していない! アンテナタワーが建てられる前の景観 浅間牧場からみた浅間山 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S10 2009.5.2 下の写真も浅間牧場から浅間山を撮影したもの。下の写真にも携帯電話基地局のアンテナタワーはない。 アンテナタワーが建てられる前の景観 浅間牧場にて。青山、坂本博之さん(弁護士) 撮影:池田こみち Nikon CoolPix S10 2009.5.2 つづく