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●日本三大奇勝の一つ、妙義山 妙義神社の背後には妙義山がある。 妙義山は切り立った岩ばかりの山であり、群馬県下仁田町・富岡市・安中市にまたがる標高1,104メートルの山である。 妙義山 この出典はWikipedia 妙義山は赤城山、榛名山と共に上毛三山の一つに数えられる。急勾配の斜面と尖った姿が特徴的で日本三大奇勝の一つである。また、国の名勝に指定され、日本百景に選定されている。 その妙義山は、白雲山・金洞山・金鶏山・相馬岳・御岳・丁須ノ頭などを合わせた総称で、南側の表妙義と北側の裏妙義に分かれている。 特に下仁田側から眺望できる金洞山(標高1104m)は別名中之嶽と呼ばれ、親しまれてきた。 妙義山全景 撮影:青山貞一 ◆妙義山登山 下の図は、妙義山登山図である。とりわけ上級者コースは、ロッククライミング技術が必要となるなど難度が高いコースである。 道の駅からまた妙技神社から妙義山中腹に大という字が見える。この大という字など妙義山の中腹をトレッキングするコースが一般コースである。 妙義山トレッキングコース 撮影:青山貞一 妙義山にはいたるところに奇岩が見られるが、なかでも中之嶽の景色は圧巻で、中腹を巡る第1石門から第4石門を始め、ロウソク岩・大砲岩・筆頭岩・ユルギ岩・虚無僧岩といったユニークな名前の岩石群は日本屈指の山岳美と讃えられている。 妙義山は安山岩の溶岩、凝灰岩、礫岩で出来ており、いまから700万年前の噴火で出現した火山が、その後の風化・浸食が火山内部まで達したことで現在のような荒々しい山容になったものと考えられる。 下は妙義山の登山ルート図である。 妙義山案内図 ◆妙義山への登山道 ところで、この妙義神社には、この妙義山への登山道入り口がある。下は登山者が登山カードを記入する登山道の入り口である。 撮影:鷹取敦 撮影:青山貞一 下は、登山道近くにある社殿までの参道。本来、社殿までは136段の階段で上るが、平行してこの小さな参道がある。 撮影:鷹取敦 参道のあちこちにブルーシートがかけられている。今年の台風で山の壁面が崩落したらしい。 撮影:青山貞一 撮影:青山貞一 つづく |