|
今回は、片山町長らのはからいで、海外から来てニセコ町で働く若い職員と直接議論することができた。 ニセコ町にて、右が片山健也ニセコ町長、左が青山貞一 というのも、ニセコ町には毎年、海外10カ国以上の国から冬期に多くのスキー客が来て、長期滞在する。 最近では、冬期だけでなく夏場にも、渓流下りのラフティングなどでニセコに来るそうだ。 もとより、北海道のニセコ町はスキー場を中心とする観光を主要な産業としている。 近年は、オーストラリアからのスキー客が増加しており、同国からの投資も盛んになっているそうだ。 さらに、韓国を中心とする東アジア諸国からの観光客も増加している。ニセコ町の人口も70年代は減少傾向であったが近年は道内の町としては珍しく微増傾向にある。 これらはいずれも海外からの観光客、長期滞在客に関係するものである。 ニセコ町、羊蹄山が背景に見える 出典:ニセコ町 出典:ニセコ町公式Web
そんなこともあり、人口わずか5000人をちょっと切るニセコ町だが、国際色豊かである。 ニセコ町は以前から国際交流員制度などを活用し、海外から多くの交流員を向かい入れ、1−2年単位で観光などの部署に配属している。 今回お会いできたのは、ニュージーランド(クライストチャーチ)、カナダ(バンクーバー)、オーストリア(ウィーン)、韓国(ソウル)から来られ、企画環境課や観光課で毎日朝早くから町役場で働いている方々だ。 ニュージーランドから来ているポール・ハガートさんは、もともとニセコ町のホテルでフロントなどをしていた方で明るく闊達である。祖父は、スコットランド生まれということで、スコットランド論議に花が咲いた。ポールさんは観光戦略課の主査でニセコの観光政策でがんばっている。 オーストリアのウィーンから来ているエヴァ・ハスラウアーさんは、国際交流員として商工観光課で、ドイツ語から日本語、日本語からドイツ語の翻訳作業などでがんがっている。 カナダのバンクーバーから来ているジェニファー・ウォードさんは、企画環境課に勤務しており、ニセコ町役場一階入り口から入ってすぐ右側で仕事をしている。ジェニファーさんとは、私達がよくでかけたカナダ・ノバスコシア州のゼロウエイスト政策について議論した。 韓国のソウルから国際交流員としてニセコ町の商工観光課に来ているクォン・ジェ・ヒョンさんとは、ソウルのまちづくりや西大門刑務所や独立記念館など日本統治下時代の問題について話した。 お会いしたニセコ町の国際交流員のみなさんの名刺 つづく |