公私混同のきわみ、泥沼、底なしの 不正支出!? 今時、信じられない金銭感覚 小渕優子経産大臣 青山貞一 Teiichi Aoyama Octoberr 17, 2014 独立系メディア E-wave Tokyo Alternative Media E-wave Tokyo |
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, 以前、群馬県内の八ッ場ダム工事請負業者から受けた小渕優子大臣の政治献金について衆議院国土交通委員会における暴露動画を情報提供した。 ※ 八ッ場ダム工事受注業者から国会議員への政治献金に関する国会質疑 You Tube その小渕優子議員の後援会吾妻郡連合会の会長、池原透氏は、八ッ場ダム関連工事を多く受注している池原工業の前社長であり、池原工業は、現在問題となっている「違法スラグ」の使用にも関与しているという。「違法スラグ」問題については、一貫してこの問題を最初から調査し追及している市政を開く安中市民の会の以下のWebを参照いただきたい。 ※ 市政を開く安中市民の会:http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1417.html その八ツ場ダム工事も、ついに本体着工へゴーとなった!
<参考>
なお、私達の研究所の別荘がある北軽井沢は小渕議員の選挙区(群馬県第五区)に含まれ、その中心にくだんの巨大公共事業、八ッ場ダムの工事現場ある。すでに36回も現地に行き膨大な写真と動画を撮影しているが、その工事業者から小渕議員と講演会は資金を得ている。 ということで、金銭感覚のなさ、底なしの小渕議員をこともあろうか原発問題を含む経産大臣にさせた安倍総理の責任が大いに問われるだろう。 下の写真は9月中旬に撮影した八ッ場ダム工事が見える見晴台だ。ただし、夏なので木々が押し茂り、よく見えなかった。左が青山貞一、右が池田こみち。撮影は鷹取敦。 八ッ場ダム工事が見える見晴台 左が青山貞一、右が池田こみち。撮影は鷹取敦。 ■公私混同のきわみ、泥沼、底なしの不正支出!? 今時、信じられない金銭感覚 小渕優子経産大臣 小渕優子 まずは件(くだん)の小渕優子議員のプロフィールの紹介からはじめよう!
このように、地元群馬県の巨大ダム建設問題に関連し業者からの政治献金が大問題となっている小渕優子経済産業大臣だが、その後「週刊新潮」、「毎日新聞」などが本腰を入れ小渕大臣と資金管理団体の金銭問題を徹底的に調査し記事にしはじめた。10月16日からは国会の衆参委員会でも各野党からの厳しい質問で「火だるま」に成りかかっている。 以下の表は、小渕優子大臣と資金管理団体が支出しまくったまったく理解できない私物、肌着、アクセサリー、バッグ, 食材、子供玩具などなどへの支出実態である。 出典:2014年10月16日 毎日新聞 毎日新聞とは別に「週刊新潮」もがんばっている。
一方、姉夫婦が経営する南青山のブティックに3年間で何と330万円もの売り上げへの貢献も発覚している。パーティーで配る1万円のネクタイを姉夫婦の店で何度も購入していたそうだ。南青山のブティックでの購入については10月16日の国会における国会質疑で小渕優子当人が認めている。以下は、想定される姉夫婦が経営する南青山のブティックでの買い物ある。
※ 想定される実姉のブティック「コンセプション」? Conception <南青山、東京> ブティック Conception / Boutique / Minamiaoyama,Tokyo 出典:東京新聞 2014年10月16日 さらに、群馬県選出の小渕議員のお膝元である地元農家の「下仁田ネギ」4000本を60万円で購入している。それを何と交際費に計上している。選挙区外への贈答用にも政治資金から支出するのは疑問だが、地元へ利益をもたらすのは買収行為の一種ではないかと追求されている。 これほどデタラメの見本市というような小渕議員であるが、政治資金のなかには、政党交付金が含まれている。政党交付金の源泉は国民の税金である。経産大臣の職責よりまず果たすべきは、その経済感覚の矯正だろうと「週刊新潮」は書いている。 , 「週刊新潮」は小渕事務所へ直撃取材、関係者の証言、識者の見解などを「週刊新潮」10月23日号で詳細に書いているが、それにしても安倍総理やその側近はよくもまぁこんな議員をこともあろうか経済産業大臣という超要職につけたものだ。 なお、小渕大臣の政治団体が、後援会員らの観劇費用の一部を負担したのではないかとする疑惑が浮上し、16日、国会で取り上げられている。具体的には小渕議員は 「(観劇会の参加者)一人ひとりから実費をいただいていると承知している。 収入と支出の乖離(かいり)は、指摘を受けて初めてわかった」などと証言しているが、16日の参院経産委員会では、関係政治団体が主催する明治座(東京都中央区)での観劇会をめぐり、収支が合わないと野党の委員から指摘されると、今度は小渕氏は知らなかったと述べた。 関係政治団体が主催する明治座(東京都中央区)での観劇会の 天童よしみ特別公演の案内 出典:明治座公式Web 明治座、座席イメージ この会場だとすれば優に1000名は収容可能だ 出典:明治座公式Web 小渕氏の説明では、観劇会は「小渕優子後援会」と「自民党群馬県ふるさと振興支部」が企画し、2007年から毎年開催。会費は1人につき「1万円ちょっと」で、1千人が入れる会場を使っているという。 朝日新聞の調査では、05年から11年までの同後援会の政治資金収支報告書には、観劇会への参加費収入として、05〜07年は100万円台、10年と11年には300万円台の計約1199万円しか記載されていなかった。 一方、2団体や小渕氏が代表の「自民党群馬県第五選挙区支部」など4団体は、入場料や食事代などで計約6529万円を明治座に支出。収入が上回った年もあったが、差額は合計で約5330万円に上っている。 さらにテレビ朝日報道ステーションによる現地取材では、実際に参加した男性が25台ほどのバスで群馬から明治座に行っていることも判明している。また実際の参加者は「会費は12000円で新幹線を使って往復し、チケット代などを考えれば到底こんな費用じゃいかれないので、毎年楽しみに行っている。」 つまり、往復のバス代、弁当代、観劇代、浅草などの観光代、お土産代などすべて含まれているとすれば12000円は明らかに接待だろう。もちろん、そうなれば公職選挙法の (買収及び利害誘導罪)、(多数人買収及び多数人利害誘導罪)あるいは(公職の候補者及び当選人に対する買収及び利害誘導罪)に相当することになるはずだ。 ※ 小渕氏、疑惑の収支報告 観劇会巡り差額5330万円 朝日新聞 2014年10月16日
ZAkZAK10月16日号によれば、有権者に安価で観劇や食事を提供していた場合、買収を禁じた公職選挙法に抵触する可能性がある。後援会員からの収入を政治資金収支報告書に少なく記載した場合は政治資金規正法に触れる恐れがある。さらに、虚偽記載の可能性も大きい、と。 ※ 小渕経産相、辞任不可避か… 政治資金でベビー用品購入も ZAkZAK 以下は,今回の小渕大臣の一件で関係がありそうな法律である。 ※政治資金規正法 ※公職選挙法 ※虚偽公文書作成等罪 ※偽造公文書行使等罪 とりわけ厳しいのは公職選挙法である。 (買収及び利害誘導罪)では、第二百二十一条 次の各号に掲げる行為をした者は、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。 (多数人買収及び多数人利害誘導罪)、第二百二十二条 左の各号に掲げる行為をした者は、五年以下の懲役又は禁錮に処する。 (公職の候補者及び当選人に対する買収及び利害誘導罪)、第二百二十三条 次の各号に掲げる行為をした者は、四年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。 いずれも有罪が確定すれば国会議員を辞職するだけでなく、公民権が停止させられる。 ◆公民権停止 公民権とは一般的に選挙権・被選挙権の停止とされ,公職選挙法(1950年)で規定される。選挙権・被選挙権を有しない者とは,(1)禁治産者,(2)禁錮以上の刑を終わるまでの者,(3)禁錮以上の刑の執行を受けることがなくなるまでの者(執行猶予者を除く),(4)選挙違反により禁錮以上の刑を受けて執行猶予中の者(以上,11条)。 出典:FNN それにしても、安倍政権は多くの男性議員を抑え、敢えて無理矢理に女性議員を多数大臣、それも要職に就任させた。しかし、いずれもさまざまなスキャンダルで火だるまとなっている。 いずれにせよ、こんな金銭感覚の小渕優子議員をこともあろうか要職中の要職、経済産業大臣につけた安倍総理の責任が問われることは必至だ。まさに冗談じゃない!! |