青山貞一ブログはこちら!
私(青山)も地元住民や住民団体の依頼で何度か現地にでかけ、また中村敦夫参議院議員(当時)や佐藤謙一郎衆議院議員(当時)ら国会議員らと石川静岡県知事に抗議に静岡県庁に出向いたこともある静岡空港問題、そして静岡市吉津の高濃度ダイオキシンを含む焼却灰の野積を永年報知した問題に抗議し、静岡市の住民が県庁前で焼身自殺をはかった。
◆
清流ネット静岡のホームページ
◆青山貞一:
静岡市吉津の「放置17年、焼却灰の山」
◆青山貞一:
地方空港建設事業と財政・環境問題
必要性・妥当性・正当性、いずれも乏しい静岡空港の
完成予想図
出典:静岡県空港建設局パンフレットより
静岡市吉津地域の焼却灰不法投棄の現場
撮影:市村拓斗氏
焼身自殺をはかったのは、「清流ネット静岡」事務局長で「空港はいらない静岡県民の会」の事務局員の井上英作さんである。
こころから井上さんのご冥福をお祈りします!
以下はその第一報。
<焼身自殺>静岡県庁前で 空港建設に抗議か
毎日新聞
6日午前3時50分ごろ、静岡市の県庁別館北側の歩道で、「黒い煙と火柱が立っている」と通報があり、消火後、成人男性の焼死体が確認された。近くの原付きバイク前かごから静岡空港建設に反対する知事あての抗議文などが見つかった。死亡したのは静岡市葵区の自営業、井上英作さん(58)で焼身自殺とみて調べている。
|
一昨日、静岡市の市民団体から焼身自殺をされた井上英作さんの抗議文などが届いた。
その後、井上さんの知古に独立系メディア上での公表許可を得ていたが、許可が得られたので、以下に公表する。
■小嶋善吉に、抗議文
静岡市長、小嶋善吉へ、
私は静岡市民として、吉津地区に野積みし放置してある産業廃棄物や、その焼却灰が何ひとつ撤去される事無く、
静岡市民が汚染された水道水を飲む危険性にさらされている事、 飛散し直接吸い込む危険さえあるこれらの焼却灰を、住民の長年にわたり、たび重なる撤去要請にも関わらず、放置し、3箇所のうち一つは小学校のすぐそばという非常識であり、
あきれ返った住民が、静岡県公害審査会に訴えた事に対しても、審査の事実を公表してはならないと、圧力をかけてきたり、野積みされ、放置されている焼却灰を、保管しているなどと言い換えるに至っては、
頭がおかしいとしか言いようが無く、 産廃ヤクザとの繋がりさえ見えてきた市長に対して、
我が命をもって抗議する。
清流ネット静岡事務局長 井上英作
|
註:小嶋善吉氏は静岡市長(現職)。
■石川嘉延に、抗議文
石川嘉延に物申す
貴様は、静岡県民の意思に反して静岡空港建設を推し進め、 今は、農民から無理やり、権力を使って土地を取り上げ、又、反対する多くの支援者をも無視して、力ずくで排除し、何の必要も無い、永久に税金を無駄遣いする空港を、
嘘八百を並べ立てて、さも役に立つ空港であるかのように偽装し、県民を騙し、
犯罪者となんら変わらないゼネコンを使い、癒着し、県民に百年の禍根を残すその所業は赦しがたい。よって、我が命を捨ててその悪行を糾弾する。
静岡県民 井上英作
今、地球は危機的な状況にあり、このような環境破壊に金を使うべきではなく、
間近に迫っている温暖化への対策に金を使うべきなのだ。
地球市民 井上英作
終わり。 |
註;石川嘉延氏は静岡県知事(現職)。
ここまでが抗議文、以下が遺書部分と思われる。
気持ちを綴ったもの
しかし、自分がこんな人生の終わりを迎えるとは思っていなかった。 急転直下の出来事なのだ。そうなってしまった原因は、あまりにも皆の意識が低いからとしか言いようが無い。敵は巨悪なのに、日常的な意識で何とかなるはずが無い。それにしても、一般の人たちの意識の低さと来たら、、、、
生きることが楽になって、本当なら高い意識に目覚めそうなものなのに、逆に
低いレベルに留まってしまう。 要するに楽な方に流れてしまうのだ。
ということは、人々の意識を高めるには、苦しみを与えればいい、ということになる。温暖化による悲惨な世界の到来は、人類を高めるためのものなのかも知れない。
悲しい事ではあるけれど。空港反対の活動は、明らかに敗北なのだ。
なぜなら、このままでは出来てしまうからだ。これを敗北と言わずして何であ
ろう。
しかしいまだに敗北を認めない人々、そしてその原因を考えようとしない人々。
敗北の原因は、自分たちが正義だと思っていたからなのだ。
歴史を見れば、勝ったものが正義なのだ。
正義と信じた我々は、活動しさえすれば勝つと思い込んでいたのだ。
我々は、不正なやつらの、なりふりかまわぬ、力ずくの、金ずくの、嘘で塗り固めた、
恥知らずの権力行使に負けたのだ。
たとえ歴史がその不正を暴くとも、空港で甘い汁を吸ったやつらはとうに地下で安眠しているだろう。
それを許してはならない。まだ遅くない。人々が本気で抗議すれば、こんな間
違った空港が出来るはずが無い。
−−−−−
正気の詩
正気なのに、狂気の選択をするのは、つらいです。
毎日、自分を追い詰めています。
やるんだ!、やれるのはお前しかいないんだ。
お前がやらなけりゃ、誰がやるんだ。
寝ぼけているやつらに、警鐘を鳴らすんだ!
上海旅行は、美味しいものを食べ、美しいものを見て、新しいものを知り、友とふれあい、ふざけあい、張り詰めた心をゆるめてしまう、あまりありがたくないものでした。
昨日は、なばなさんの集会に顔を出して、懇親会にまで加わりました。
ああ、こんなにも真摯な人たちがいる、又、決意が鈍ります。
今日はガソリンを買ってきました。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~inosensu/private/pabu.htm
http://www5b.biglobe.ne.jp/~inosensu/private/massgu.htm
「本当に、やるの?」
「もちろんだ、お前がやらなくて、誰がやるんだ!」
「もう少し後の方がよくない?」
「今が一番いいのだ。これを逃したら、もう無い」
「まだ、書き残したことが有るんだけど」
「もう十分言い残した、後はみんなが伝えてくれる」
「死ぬって、どんなんだろう?」
「どうせ生きていても後20年ぐらいなものだ、誰だって必ず死ぬ、恐くはな
い」
「もう、あの空も見れなくなっちゃうんだ」
「前向きに考えろ! 愛華さんに会えるかもしれないぞ」
「もし、何もなかったらどうしよう?」
「そんときゃしょうがない、でも人間は必ず死ぬ、それを忘れるな」
「でも、やっぱり恐いな」
「やるんだ、やれるのはお前しかいないんだ!」
「なんで俺なんだよ? そんな立派な人間じゃないのに」
「だから〜、立派な人間になれよ! さんざん偉そうなこと言ってきたんだろ
う(`´ ) 」
「熱いだろうな〜、苦しいだろうな〜、、、」
「あー、やめちまえ、やめちまえ。 お前がやりたいって言うから励まして
やってんのに、この意気地なし! やめろ、やめろ。」
「やるけどさ〜、だれか背中を押してくれないかな〜、、、」
「だからぁ! 俺がいるだろ! 」
「、、、、、、、、、」
「お前はいつだって俺の言う事を聞かないんだから、『女』の時だって俺が
散々よせって言ったのに、あんな時だけは思い切りがいいのに、この根性な し!(怒)、(怒)」
「あれは言わないでくれ よ、、(--;) 」
「お前は18年前に一度死んでいるんだ、今日まで生きてこれた事だけでもありがたいと思え」
「だって、なんにもいい思いしてないモ〜ン、イテッ、何も殴らなくても」
「お前は幼稚園児か! いい歳して甘えてんじゃねえ」
「その言葉、すごく傷つくんだけど」
「勝手に傷つけ! この、この、この、、」
「痛い、痛い、痛い、やめて、やめて、、」
「男になれ!」
「前から男なんだけど、、あ、やめて」
「本物の男になれ、やれ、やるんだラッシー、、、!」
「ワン〜!!」 |
ここまでが遺書的な詩、以下は以前に書かれたもの。
2006年11月09日 inotarou
静岡市の水道の水源の一つでもある、藁科川流域に、 大量の産業廃棄物の焼却灰が不法投棄されています。ここからは高濃度のダイオキシンも検出されました。住民の長年にわたる、再三の要請にもかかわらず、
静岡市は放置し続けています。明日の子供たちの健康を守るためにも、 多くの人に、撤去の声を上げてくれるよう、お願いします。
清流ネット静岡ホームページ
http://www.geocities.jp/seiryunetshizuoka/index.html
海野とおるさん、支援へ、 2007年01月14日22:
日は、清流ネット静岡の事務局長として、海野とおるさんの「静岡一心会」の 立ち上げに参加しました。
冒頭、吉津ダイオキシン問題を報道した番組のDVDを上映していただき、恩 田代表が、静岡市の環境行政の無責任さを指摘し、小嶋市長の責任重大である
ことを訴え、海野候補への期待を熱く語りました。
命の水を守る会からは、落合さんが選挙の方針や、DVDによる市民への広報
を訴えてくれました。 私も事務局長として、水と環境の安全をマニフェストに加えていただくように 強くお願いいたしました。 |