シルクロードの今を征く Now on the Silk Road ヴェネツィア( Venezia、イタリア) サン・バルトロメオ教会 (Chiesa di San Bartolomeo di Rialto) 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 共編 掲載月日:2019年4月20日 独立系メディア E-wave Tokyo |
<ヴェネツィア総合メニュー> <教会3> サンザッカリーア教会 サン・モイゼ教会1 サン・モイゼ教会2 サン・バルトロメオ教会 本稿の解説文は、現地調査に基づく開設に加え、Veneziaイタリア語版を中心にVenice英語版からの翻訳及び日本語版を使用しています。また写真は現地撮影分以外にWikimedlia Commons、さらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビューを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名をつけています。 ◆サン・バルトロメオ教会(Chiesa di San Bartolomeo di Rialto) 下はグーグルマップで見たサン・バルトロメオ教会の位置です。 出典:グーグルマップ Source: Venezia Arti | 24 | 2014 La sacrestia della chiesa di San Bartolomeo di Rialto Mario Rosso, Archivio Storico Comune di Chioggia 下はサン・バルトロメオ教会の外観です。 サンバルトロメオ教会のサリサダピオX(Salizada Pio X)の入口と鐘楼。 Source:Wikimedia Commons CC BY-SA 4.0, Collegamento サン・バルトロメオ教会(Chiesa di San Bartolomeo di Rialto、略称San Bartolomeo教会)は、リアルト橋とサン・サルバドール(San Salvador)教会の間のサン・マルコ管区にあるヴェネツィアの聖なる教会です。 サン・バルトロメオ教会の鐘楼 Source:Wikimedia Commons CC BY-SA 3.0, Collegamento 歴史 伝説によると、840年、すでにテッサロニカに聖ディミトリウス殉教者の教会がありました。 1170年教会は3つの身廊(注参照)で再建されました。 注:身廊(しんろう) 身廊はロマネスク様式やゴシック様式のキリスト教建築の一部分の名称で、入口から主祭壇に向かう中央通路のうちの袖廊に至るまでの部分を指す。 以来、サン・バルトロメオ教会は教区の教会に「指定」され、使徒サン・バルトロメオに捧げられました。 リアルト橋の建設と周辺の建物の改修を経て、教会は現在の外観と大きさに達するまで、徐々に新しくなって行きました。 1723年、教会建物の拡張に続き、1755年にジョバンニ・スカルファロット(Giovanni Scalfarotto)により鐘楼が建てられ、1775年にはガエターノ・カリド(Gaetano Callido)によって本堂の再建が行われました。 そしてに19世紀初頭にトランセプトの交差点にある八角形のベースドームが建てられました。 鐘楼 サン・バルトロメオ教会は、四方を建物が囲んでいる位置にあります(参照・下の写真)、大きな鐘楼やリアルト橋から下って、その入口に気付かなければ、サン・バルトロメオ教会の存在は気付かないか知れません。 建物はこれとトランセプトの交差点にドームがある小さな教会です。 サン・バルトロメオ教会は上の写真にあるようにリアルト橋(左下)を 渡り直進した右にあります。 出典:グーグルマップ トランセプトの交差点 出典:グーグルマップ・ストリートビュー 出典:グーグルマップ・ストリートビュー 教会内には、エンリコ・メレンゴ(Enrico Merengo)による彫刻が2つあります。 内部には、サンテ・ペランダ(Sante Peranda)の「秋の天使」、パルマザヤンガー(Palma il Giovane)の「ヘビの罰」(Castigo dei serpenti)の絵画、またBernardino Maccaruzziによる18世紀の祭壇があります。 中庭と右側の礼拝堂にはミケランジェロ・モライターのフレスコ画があります。オルガンのドアはセバスティアーノ・デル・ピオンボ(Sebastiano del Piombo)による傑作です。 Porte aperte. Source:Wikimedia Commons Pubblico dominio, Collegamento Porte chiuse. Source:Wikimedia Commons Pubblico dominio, Collegamento <ヴェネツィア総合メニュー> |