シルクロードの今を征く Now on the Silk Road ヴェネツィア( Venezia、イタリア) 海洋史博物館1 (Museo Storico Navale) 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 共編 掲載月日:2019年4月20日 独立系メディア E-wave Tokyo |
<ヴェネツィア総合メニュー> <博物館1> ヴェネツィア国立造船所1 ヴェネツィア国立造船所2 海洋史博物館1 海洋史博物館2 ヴェネツィア・ゲットー ヴェネツィア・ユダヤ博物館 市立自然史博物館 本稿の解説文は、現地調査に基づく開設に加え、Veneziaイタリア語版を中心にVenice英語版からの翻訳及び日本語版を使用しています。また写真は現地撮影分以外にWikimedlia Commons、さらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビューを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名をつけています。 ◆海洋史博物館1 以下は、海洋史博物館の位置です。造船所の隣にあります。 出典:グーグルマップ 出典:グーグルマップ Venezia - Museo Storico Navale Source:Wikimedia Commons Pubblico dominio, Collegamento Naval History Museum (トリップアドバイザー提供) ヴェネツィアにある海洋史博物館は、アーセナルにあるイタリア海軍が所有する博物館です。博物館には航海、特にイタリアの海事史とヴェネツィア海軍に関する歴史的な資料があります。 歴史 Vista laterale del modello del Bucintoro Source:Wikimedia Commons CC BY 3.0, Collegamento La prua del Bucintoro Source:Wikimedia Commons CC BY 3.0, Collegamento このヴェネツィアにあるイタリアの海洋史博物館は、1923年に海軍技術博物館とともに「イタリア海軍の精神性がいかに長期間にわたり発揮されてきたかを明らかにするために」(Gazzetta Ufficiale)創設されました。現在、この博物館はイタリア海軍によって管理されています。 1964年、海洋史博物館をアルセナーレから現在の建物に移すことが決定されました。現在の建物は、、かつてフリート近くのビスケット製造工場に主な材料を供給するヴェネツィア共和国の穀倉のひとつでした。 構造 博物館の本館には、合計5つのフロアに42の展示ホールがあり、イタリア海軍の歴史に関連する芸術的、歴史的な文物があります。 また博物館の一部には、古代の武器庫である "船のパビリオン"やヴェネツィアとオーストリアの海軍を崇拝する古代の場所、すなわちサン・ビアージョ(San Biagio)教会があります。 1階と2階 1961年以来、第1次世界大戦におけるオーストリア - ハンガリー戦艦の2つの錨(アンカー)が設置されていました。またここにはヴェネツィア海軍とイタリア海軍の貴重な資料とともに、装備品が展示されています。また2階には、ドゥカーロの古代式典であるブシントロ専用の部屋があります。 3階 3階にはヴェネツィアのラグーンを代表するボート、漁船がおかれており、、あらにPeggy Guggenheimが亡くなった後博物館に寄贈したゴンドラなど様々なゴンドラの模型があります。また東洋の船などが別の部屋に置かれています。 4階 4階は「スウェーデンの部屋」とも呼ばれ、ヴェネツィアとスウェーデンの間、イタリアとスウェーデンの海軍に関連するもので、スカンジナビア海軍と航空の形成に私たちの産業がもたらした援助を示しています。 また階段で上る小さな部屋には、Roberta di Camerinoから寄贈された豊富な貝殻のコレクションが置かれています。 シップパビリオン 特設として本格的なヴェネツィア船と軍用船、そしてElettraヨットのエンジンルームの一部がパビリオンに展示されています。 R・N・コロニアルエリトリアの鐘はそこに保存されています。 Ricostruzione di una galea sottile veneziana Source:Wikimedia Commons CC BY-SA 3.0, Collegamento サン・ビアジョ教会 サン・ビアージョ(San Biagio)教会は海軍に属しており、ヴェネツィアに駐留している船の乗組員は、ここでは海に出かける前に礼拝します。若い学生であったGuglielmo Teghetoffは1840年から1845年の間、日曜日にはサン・ビアージョ教会に行きました。 Angelo Emo提督の遺体と、船員の守護聖人であるサンタバーバラを描いた画家Giuseppe Frascaroliによるキャンバスの油彩画が展示されています。 Siluro a lenta corsa italiano esposto all'ingresso del museo Source:Wikimedia Commons CC BY 3.0, Collegamento 海洋史博物館2へつづく |