メアリー・ステュアートの足跡を追って スコットランド2200km走破 グレートホール 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 2017年12月10日公開予定 独立系メディア E-Wave Tokyo 無断転載禁 |
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概要 グレートホールは1511年にジェームズ4世のために建てられ、城の中心、すなわち女王広場に立っています。その壮大な木製の屋根は、英国で最も顕著なもののひとつとなっています。 その後、グレートホールは兵舎になり、その中世の素晴らしさは失われることになりました。オリバー・クロムウェルの軍隊は1650年に軍事改造を始め、軍隊がついに1886年にこのホール内を行進しました。 現在、グレートホールの壁には武器と鎧がたくさん置いてあります。 詳細 グレートホールの広さは、29×12.5メートル(95×41フィート)あります。時にスコットランド議会がこのグレートホールで議会を開いたという報告がありますが、その証拠はありませんでした。 グレートホールはジェームズ4世の治世に開発され、16世紀初期に完成したと考えられています。グレートホールの屋根は、スコットランドにおけるルネサンスのを表現しており、装飾的に彫刻された石柱は、1515年頃のフランスのブロワでの作品と比較されます。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 それはスコットランドにおける建築芸術がこの時期に比較的進んでいたことを示しています。 1650年、オリバー・クロムウェルがグレートホールを軍隊の兵舎に改築しました。そして1737年には、ホールは3つのフロアーに分割され、312人の兵士が収容されました。 1790年代の新しい兵舎の建設に続いて、1897年までグレートホールは軍の病院になりました。その後、グレートホールは中世建築の現代的思考に沿って修復されています。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 グレートホールは、儀式の場として使われることがあります。BBC(英国放送)スコットランドのホグマネライブ(Hogmanay Live)プログラムのための会場としても使用されています。 私たちがグレートホールに入ったとき、ホールではロッホ・ローモンドの合唱が行われていました。下はその写真です。これについては合唱の動画もあります。 グレートホール内でのロッホ・ローモンドの合唱風景 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 グレートホール内でのロッホ・ローモンドの合唱風景 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 グレートホール内でのロッホ・ローモンドの合唱風景 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 つづく スコットランド総目次へ |