グアム島総合調査 野生生物保護区4 青山貞一 Teiichi Aoyama・池田こみち Komichi Ikeda April 15, 2018 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
グアム島全体目次 野生生物保護区1 野生生物保護区2 野生生物保護区3 野生生物保護区4 私達はビジターセンターを後に、野生生物保護区のビーチ(Rididian Point)に向かいました。ただ、野生生物保護区のビーチは夕方には閉められ砂浜に入ることはできなくなります。 その時間が近づいていたのですが、とにかく野生生物保護区のビーチ(Rididian Point)に向かいました。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-4 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-4 下の写真はその野生生物保護区のビーチ(Rididian Point)に立つ青山貞一です。 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2018-4 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-4 下の写真のキャタピラ付きの移動車がビーチの管理者で、この車が来るとビーチからでなければならなくなります。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-4 そのとき池田が何か爬虫類がいるというので、足元を見たら、下の写真にいる大きなトカゲがじっとしていました。体長は80cm程度でしょうか、結構大きいトカゲです。 残念ながらビデオ撮影に手間取り、倉村の中に入ってしまいました。 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2018-4 この大きなトカゲは、地元では「ヒリタイ」と呼ばれるオオトカゲの一種のようです。 撮影:池田こみち iPhone 2018-4 野生生物保護局のパンフにあるオオトカゲ 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-4 なお、Wikipediaによれば、オオトカゲ科(Varanidae)は、爬虫綱有鱗目に含まれる科で最長種はハナブトオオトカゲ、また最大種はハナブトオオトカゲと全長が同じ場合、体重がより重いとされるコモドオオトカゲで最大全長313cm、体重166kg。最小種はV. brevicaudaで、最大でも全長20cmほどとのことです。オオトカゲの頭部は細長く、吻端が尖る種が多く眼は大型で、瞳孔はほぼ円形、舌は、途中から二股に分かれています。四肢は頑丈で、指趾は5本あります。 またブリタニカ国際大百科事典によればトカゲ目オオトカゲ科に属する動物の総称。1属 30種から成っています。現生のトカゲのなかでは体が最も大きくなり,最大種コモドオオトカゲでは全長 3mに達しますが,なかには 30cmに満たないものもあります。胴は大きく,尾は細長くなっています。四肢はよく発達し,強力な爪をそなえています。舌はふたまたに分れ,餌をまるのみにします。尾は再生しません。すべて肉食性で,小動物を捕食します。アフリカ,アラビア半島,アジア南部,オーストラリアなどに分布します。 なお、グアム政府観光局によると、グアムには以下の野生生物が生息しているとのことです。 野生動物 主要な大陸から遠く離れた環境にもかかわらず、グアムには面白い動物が数多く存在します。ジャングルには外来種のシカや野生のブタが、蒸し暑い日には家畜のカラバオ(水牛)がひんやりした小川でくつろぐ姿が見られます。 海辺の鳥にはアメリカムナグロやキアシシギ、メダイチドリなど、また希少な美しい鳥ベニビタイヒメアオバトやカワセミ、グアム・レイルなどの絶滅危惧種もいます。野生のニワトリは島じゅうの住宅地を住みかにしていて、早朝の「ときの声」は島民たちの目覚まし時計がわりになっています。 昆虫を探して民家や庭を徘徊しているのは、無害な小さいトカゲ類のゲッコーやブルーテイルド・スキンクス、そしてカメレオン。北部を中心に「ヒリタイ」と呼ばれるオオトカゲが道をすばやく横切る姿を見かけることも。絶滅危惧種のフルーツバット(オオコウモリ、現地名「ファニヒ」)は夕食の人気メニューですが、個体数を大幅に減らしながらもいまだに北端部の洞窟に生息しています。 夜にはヤシガニ(アユユ)が地面をのそのそ歩き、庭の小道には外来種のアフリカマイマイが残した銀色に光る筋が。万華鏡のような蝶たちはめずらしい花から花へ飛びまわっています。 驚くほどの多様性はグアムの動物界の誇りですが、第二次大戦後まもなく貨物船経由で持ちこまれたミナミオオガシラ(ブラウンツリースネイク)は毒性こそないものの、やっかいな捕食者であり害獣です。 生物学者によれば、ミナミオオガシラはパプアニューギニアとソロモン諸島の在来種で、多くの鳥類を事実上絶滅させてしまいました。行政当局は駆除対策に数百万ドルかけ、成果をあげつつあります。 グアムの鳥 ココバード 島の鳥とされているこの鳥は、果実を主食とする鳩で、飛ぶことはできません。緑がかった羽毛は、グアムで最も美しい鳥の一つとされています。現在は、絶滅危惧種に登録されています。 水牛 スペイン統治時代に、スペイン人が持ち込んだと言われています。 イルカ グアムでよく見ることができるイルカは、群れを成す習性があるハシナガイルカ。 英語ではスピナー・ドルフィンと呼ばれています。 ヤシガニ チャモロ語では「アジュジュ」と呼ばれています。 ヤシの実を主食とし、大きいものでは幅が3フィート(約90センチ)にもなります。 ゲッコー グアムに生息するヤモリたちは、この"ゲッコー"という呼び名で親しまれています。 キャラクター商品もあります。 フルーツバット チャモロ語で「ファニヒィ」と呼ばれるこうもりです。 ヨーロッパによる統治が始まる以前は、グアムで唯一の動物でした。 以前は食用とされていましたが、 現在は数が少なくなり保護動物に制定されています。 グアム島全体目次 |