池田こみちさんから「地中海の猫」と「ニッポンの猫」という新潮文庫の文庫本をいただいた。岩合光昭氏の猫の写真集だ。
私たちは岩合さんのように猫を専門に撮影したわけではないが、知らず知らずのうちに結構、旅先で猫の写真を撮っている。
2007年3月でかけたクロアチアのドブロブニクとモンテネグロのヘルセグノビ、コトルで撮影した猫の写真をもとに、「アドリア海のネコ」と題する写真集をつくってみた。
写真のできばえはイマイチだ。しかし、地中海の諸都市同様、いやそれ以上に、ドブロブニク、ヘルセグノビ、コトルといったアドリア海の都市国家は猫の楽園のはずだ。なにしろ、アドリア海のネコは、どこでものんびりしている。
それは城壁で都市が囲われており、車もほとんど入れない。 他方、魚介などの食べ物が豊富だからだろう。自動車に惹かれることもなく、ひとにいじめられることもない。まさに我が世の春を謳歌していた。
■Cats in Dubrovnik, Croatia
クロアチアのドブロブニク。アドリア海の真珠と呼ばれているドブロブニク
は中世の町並みと景観、それに住民自治をそのまま残した秀逸なまちだ。
2007年3月14日やっとのことで待ちに待った快晴。
紺碧の空と海を背景にした池田こみちさん。まさに空から海がグラデーション
まさにアドリア海の真珠、そしてネコの楽園、ドブロブニク。
クロアチア・ドブロブニクのピレ門の前で。ドブロブニクの子供の表情
のあどけなさは格別だ。
クロアチア・ドブロブニクのピレ門の前で。このトラニャンは
いくらさわられてもまったく逃げない。ドブロブニクの守護神かも。
クロアチア・ドブロブニクのピレ門の前で
クロアチア・ドブロブニクのピレ門の前で。池田さんになでられ
ご満悦のトラニャン。
クロアチア・ドブロブニクのピレ門の前で。のどをなでられ
ゴロニャン状態のトラ
クロアチア・ドブロブニクのマリーナで
クロアチア・ドブロブニクの廃墟にて。左下の黒いのがネコ。
NATOの攻撃でまちが破壊された。今後修復されるが、ここ
にはなぜが多数のネコがいた。
■Cats in Herceg-Novi, Montenegro
モンテネグロのヘルセグノビ。日本ではほとんど知られていないが
なかなかすばらしい保養地。アドリア海からコトル湾に入り組んだ
海は穏やか。そこに落ち込む黒い山(=モンテネグロ)の地形と景観
は強烈な印象を与えてくれる。
モンテネグロのヘルセグノビ。この旧市街も猫の楽園。
名にしろのどかで、のんびりノビノビ。それがヘルセグノビ
モンテネグロ・ヘルセグノビの旧市街で。ここのネコたちも
至ってのびのび。
モンテネグロ・ヘルセグノビの旧市街で
モンテネグロ・ヘルセグノビの旧市街で
モンテネグロ・ヘルセグノビの旧市街で
■Cats in Kotor, Montenegro
モンテネグロのコトル。アドリア海からコトル湾までは車で1時間以上
かかる。どん詰まりにコトルがある。黒い山(=モンテネグロ)がコトル湾
に落ち込む直前に三角形のコトルがある。
モンテネグロ・コトル旧市街のカテドラルの前で。
カテドラルの背後は黒い山(=モンテネグロ)の急斜面
モンテネグロ・コトルの旧市街で
右手の台車の上がネコ鍋状態に
モンテネグロ・コトルの旧市街で。近寄っても逃げない
モンテネグロ・コトルの旧市街で
モンテネグロ・コトルの旧市街にて。中庭はネコの楽園
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