厳寒のロシア2大都市短訪 ロシアの作曲家 リムスキー・コルサコフ2 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 掲載月日:2017年5月30日 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
ロシア短訪・総目次に戻る ロシアの作曲家、チャイコフスキー1 ロシアの作曲家、チャイコフスキー2 ロシアの作曲家、ボロディンー1 ロシアの作曲家、ボロティン-2 ロシアの作曲家、リムスキーコルサコフ-1 ロシアの作曲家、リムスキーコルサコフ-2 ロシアの作曲家、ムソルグスキー1 ロシアの作曲家、ムソルグスキー2 ◆ロシアの音楽家 ◆シェヘラザード 出典:Wikipedia ロシアの作曲家、リムスキーコルサコフ SourceWikimedia Commons By Valentin Serov - The Yorck Project (2002) 10.000 Meisterwerke der Malerei (DVD-ROM), distributed by DIRECTMEDIA Publishing GmbH. ISBN: 3936122202., Public Domain, Link 『シェヘラザード』作品35は、1888年夏に完成されたニコライ・アンドレイェヴィチ・リムスキー=コルサコフ作曲の交響組曲です。 千夜一夜物語の語り手、シェヘラザード(シャハラザード、シェエラザード)の物語をテーマとしています。シェヘラザードを象徴する独奏ヴァイオリンの主題が全楽章でみられます。 各楽章の表題は本来は付けられていません。作曲途中では付けられていたものの、最終的には『アンタール』のように《交響曲第4番》として聴いてもらうために除去したものといわれています。作者の死後の1910年にミハイル・フォーキンの振付によってバレエ『シェヘラザード』が制作されました。日本での演奏会、録音媒体などでは「シェエラザード」と表記されることが多くなっています。 作曲の経過と初演 『シェヘラザード』作曲の頃のリムスキー=コルサコフは、全生涯のうちで最も作曲意欲が湧き上がっていた時期にあり、この作品の前に『スペイン奇想曲』、後に『ロシアの復活祭』序曲といった代表作が作曲されています。 1888年8月7日に完成したとみられ、同年中にサンクトペテルブルクの交響楽演奏会にて初演されました。総譜は1889年に出版されています。 日本での初演は1925年4月26日に歌舞伎座における「日露交歓交響管弦楽演奏会」にて、山田耕筰指揮の日露混成オーケストラによるものが初演と見られています。戦前期の日本では難曲とみられており、第二次世界大戦末期の満州でこの曲を指揮したことがある朝比奈隆によれば、当時としては「マーラー級の大曲」だったといいます。 演奏時間 約45分 楽器編成 木管楽器 ピッコロ 2 フルート(2ndは第2ピッコロの持ち替えを含む) 2 オーボエ イングリッシュホルン(第2オーボエの持ち替え) 2 クラリネット 2 ファゴット 金管楽器 4 ホルン 2 トランペット 2 トロンボーン バストロンボーン チューバ 打楽器 ティンパニ タンバリン バスドラム スネアドラム シンバル トライアングル タムタム ハープ 弦五部 第1ヴァイオリン(Solo, 6Soli, 2Soli含む) 第2ヴァイオリン(6Soli含む) ヴィオラ チェロ(Solo含む) コントラバス(4Soli含む) 構成 第一楽章 (海とシンドバッドの船) 第二楽章 (カランダール王子の物語) 第三楽章 (若い王子と王女) 第四楽章 (バグダッドの祭り。海。青銅の騎士の立つ岩での難破。) リムスキー=コルサコフ 交響組曲 ≪シェエラザード≫ ストコフスキー Rimsky- Korsakov (Scheherazade) Symphonic Suite 出典:eno nori Youtube ロシアの作曲家、ムソルグスキー1へつづく |