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もうひとつのメッカ

バハウッディン・ナクシュバンド廟

The complex of Bahauddin Naqshbandi 3

青山貞一 Teiichi Aoyama
池田こみち Komichi Ikeda

掲載月日:2015年3月7日
独立系メディア E−wave Tokyo

無断転載禁
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バハウッディン‐ナクシュバンド廟1  バハウッディン‐ナクシュバンド廟2
バハウッディン‐ナクシュバンド廟3  バハウッディン‐ナクシュバンド廟4 


バハウッディン ナクシュバンド廟の詳細
 The complex of Bahauddin Naqshbandi
 Memorial complex of Naqshbandi, Bukhara, Uzbekistan
 14世紀のイスラム神秘主義の聖人を祀る霊廟
 中央アジアのイスラム教徒にとってメッカに次ぐ聖地とされる。

 コージャ バハウッディン ナクシュバンディ廟の遺跡群は、イスラム教モスクの中でも最も重要なものの一つです。信仰心の厚いイスラム教徒であれば誰でもが知っており、またこの名前を尊敬しています。

 14世紀の偉大な神学者であり、スフィ教徒修道院の祖である「ナクシュバンディ」は、ブハラから12km離れた彼の故郷であるカスリ・オリフォンに埋葬されました。現在のナクシュバンディ廟には数年前まで異教徒の寺がありました。

 ナクシュバンディはアミール・ティムールの霊的な師であり、メッカへの巡礼を32回も行っていました。彼は、人々に対して、質素であること、贅沢を求めないことを訴えていました。彼の哲学は「心は神とともに、手は仕事を」という信念に基づいたものでありました。

 建物群の中心的な建物は儀式を執り行う修道場(khanqah)です。

 モスクの全面にはミナレットと小さなマドラサ(神学校)があります。神殿の西の方角には、分離された中庭があり、広大な埋葬所が広がっています。そこにナクシュバンディが埋葬されています。彼の母親と師であるサイード・ミル・クロールの墓はそこから余り遠くない場所に設置設置されました。

 聖バハウディン・ハクシュバンディの大霊廟は、中央アジアのメッカと考えられています。その他のイスラム教国の信者も願いを叶えるため、また癒しのため、ここを訪れています。

 この霊廟には、また、博物館も設置されています。そこには、スフィ及びイスラム教の神秘主義についての真の情報が保管されており、また、スフィの衣装、図書、その他関連の品々が展示されています。


◆写真で見るバハウッディン‐ナクシュバンド廟 2

 モスクからさらに奥に入ると大きなハウズがある庭に出ます。

 その一角にミナレットがあります。下はそのミナレットです。小ぶりなミナレットですが,堂々としています。背部に写っているのは先に見ましたモスクの外側です。私達は右側の通路から入ってきました。


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400  2015-2-26

 ミナレットがです。近くで見ると、思いのほか、高く大きく見えます。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-26



撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400  2015-2-26


つづく